トロッシンゲン音大の1月入試で春入学!人口2万でも教授数は他校並み
こんにちは。
ちょっと前に、
バーデン=ヴュルテンベルク州に
5つも国立音楽大学が存在する話を
したことがありますが。
その5つの国立音楽大学の中で
日本人が一番耳にしない音楽大学は
たぶんダントツで
トロッシンゲン音楽大学
(Staatliche Hochschule für Musik Trossingen)だと思います。
そこで今回は
春入学も可能なので
今からでも1月の入試に
申し込むことができる
この音楽大学に焦点を
当てていきます。
目次
州内に5校!まずはBW州の音大の立ち位置をチェック
ドイツ南西部に位置するバーデン=ヴュルテンベルク州。
州内に5つも国立音楽大学があるという
音楽留学を志す人にとっては
天国のような地域ですね。
詳しくはこちらもどうぞ⇩
まずは、それぞれの大学が
どのくらいの大きさの街にあって
音大自体は
どのくらいの規模感なのかを
比べてみましょう。
都市の人口、全学生数、教授の数でまとめてみました。
| 大学名 | 都市の人口 | 全学生数(概数) | 全教授数(概数) |
| シュトゥットガルト音楽演劇大学 | 約630,000人 | 約770人 | 約90名 |
| フライブルク音楽大学 | 約230,000人 | 約500人 | 約55名 |
| カールスルーエ音楽大学 | 約300,000人 | 約650人 | 約70名 |
| マンハイム音楽演劇大学 | 約310,000人 | 約650人 | 約60名 |
| トロッシンゲン音楽大学 | 約17,000人 | 約420人 | 約60名 |
数字を見ていただくと一目瞭然ですよね。
シュトゥットガルトや
マンハイムといった
大都市にある音大に並んで
トロッシンゲンが
ポツンと佇んでいます。
人口2万人弱の小さな町なのに教授数は大都市と同じ!

トロッシンゲンの人口は、なんと約17,000人。
2万人にも満たない、
緑豊かなとっても小さな町です。
シュトゥットガルトの
人口が約63万人ですから
都市の規模としては30分の1以下
ということになります。
でも、上の表の右端をもう一度見てみてください。
教授の数に注目です。
学生数は州内で一番少なくて
こじんまりとしているのに
教授の数はマンハイムやフライブルクと
ほぼ同じ約60名もいるんです。
これ、何を意味しているかわかりますか。
そう、「教授1人あたりの学生数が
圧倒的に少ない」ということです。
マンモス校のように
「教授が忙しすぎて
なかなかレッスン時間を
しっかり確保してもらえない」
なんていう心配が一切ありません。
大都市の喧騒から離れて
じっくりと自分の音楽と向き合い
先生から手厚い指導を受けられる
環境が整っていってことですね。
ということは
たまたま自分と相性の良い
良い先生がこの音大に
席を置いているのなら
迷わずここを受けて
その先生の門下になるべき
ということになりますね。
古楽や打楽器にスター続出!知る人ぞ知るトロッシンゲンの凄さ
「小さな町の音大だし
派手なコンクール歴のある人が
集まる場所じゃないんでしょ。」
なんて思ったらそうでもありません。
小さな町の音大トロッシンゲンでも
特定の専門分野では
世界最高峰のカリキュラムを
誇っていて優れた音楽家たちを
世に送り出しています。
たとえば、オペラ界で
現代最高のワーグナー歌いとして
メトロポリタン歌劇場などで
大活躍しているバリオトン歌手の
ミヒャエル・フォレ(Michael Volle)。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で
打楽器奏者として活躍する
ラファエル・ヘガー(Raphael Haeger)も
ここトロッシンゲンの出身です。
そして最近特に注目されているのが
ハリウッドで『ミッション:インポッシブル』
や『トップガン マーヴェリック』などの
劇伴制作に携わっている
映画音楽作曲家の
シュテファン・トゥム(Steffen Thum)。
彼はトロッシンゲン音大の
名物コースでもある
「Musikdesign(音楽デザイン)」科で
学んでいた卒業生です。
伝統的な声楽や器楽はもちろん
先端の音楽デザインまで
尖った強みを持つ素晴らしい教授が
いたりしますので
ぜひ、レッスンを聴講に行ったり
vorspielを頼んだりして
ご自身の目と耳で自分に合いそうな教授を
探し出してみてください。
大学が公認する「トロッシンゲンを選ぶ理由」とは?
公式ホームページでも、
トロッシンゲン音楽大学は
自らの強みをシンプルに
まとめて発信しています。
- 世界的な名声を誇る教授陣と手厚いレッスン
- 練習室の確保に困らない快適な環境
- オーケストラ・合唱・室内楽が揃った総合音楽大学
- 伝統の継承と、先進的なデジタル・音楽デザインの融合
- 生活圏がコンパクトで移動時間が短く、練習時間を最大化できる
- 学生の財布に優しいリーズナブルな家賃
- アットホームで一体感のあるキャンパスライフ
大都市の音大では
「家賃が高すぎて広い部屋に住めない」
「練習室の争奪戦が激しい」
「通学だけで往復1〜2時間かかる」
といった問題に直面しがちです。
それに対してトロッシンゲンは、
安くて広い家賃環境と
コンパクトな生活動線が整っており
無駄なストレスなく
「音楽に没頭できる時間」を
しっかり確保できるのが
大きなメリットですね。
まだ間に合う!1月入試&春入学でドイツ留学のチャンスを掴む
そして、そもそも今回
このトロッシンゲン音楽大学を
紹介しようと思ったのは
この音楽大学でも
春入学が可能だからです。
ドイツの音大の多くは
「冬学期(10月入学)」のみ
受け付けていて
入試は5月〜6月に行われるのが一般的です。
でも、トロッシンゲン音楽大学は
「夏学期(4月入学)」の募集も行っている
数少ない音楽大学の一つなのです。
他の春入学できる音大についてはこちら⇩
そうです、1月に行われる入試に向けての
募集はまさに今始まります。
今から準備を進めれば、
来年の春からすぐに
ドイツでの音大生活を
スタートさせることができます。
「今年の秋からの留学には間に合わなかった…」
「来年の10月まであと1年も待つのは時間がもったいない!」
と考えている方にとってこの
「1月入試・春入学」は
千載一遇のチャンスですね!
大都市の有名な音大ばかりに
目が行きがちですが
教授陣の手厚さ
じっくり学べる環境
そして春入学の選択肢がある
トロッシンゲン音楽大学。
ドイツ音楽留学の選択肢として
ぜひ候補に入れてみてくださいね。
まとめ:自分だけの「集中できる環境」を求めるならトロッシンゲン音大!
「ドイツ留学=大都市の有名音大」と
思いがちですが
トロッシンゲン音楽大学には
小規模都市だからこその魅力が
詰まっています。
- 手厚いレッスン: 人口はシュトゥットガルトの30分の1以下なのに、教授の数は同等レベル。先生から手厚い指導をじっくり受けられる。
- 音楽に没頭できる生活: 家賃が安く、通学や移動に時間を取られないため、練習や勉強に自分の時間をフル活用できる。
- 1月入試&春入学チャンス: 秋からの留学を逃した人でも、来年4月からすぐにドイツでの留学生活をスタートできる。
オペラやプロのオーケストラを
聴きたくなったら、
Deutschlandticketを使って近郊都市や
シュトゥットガルトへサッと出かければOK。
「大都市の喧騒から離れて、
手厚いレッスンと充実した環境で
自分の音楽を磨きたい」
という方にとって
トロッシンゲン音楽大学は間違いなく
穴場と言える立派な選択肢です。
1月入試に向けて、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてくださいね!
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