ヨーゼフ・ハイドン私立音楽大学|ウィーンから50分!留学の穴場スポット

以前の記事で オーストリアの音楽院が次々と

「音大(Privathochschule)」

へと進化しているという
最新事情をお話ししましたよね。

今日はその中でも
私が特に「今すぐ注目してほしい!」
と 強く感じている学校をご紹介します。

その名も

「ヨーゼフ・ハイドン私立音楽大学」 (JHP:Joseph Haydn Privathochschule)

です!

ウィーンからたった50分の「朗報」

オーストリア全土

場所は、あの巨匠ハイドンが

長年活躍したことで知られる
アイゼンシュタット。

なんとウィーンから
電車や車でたったの50分なんです!

これ、実は日本の皆さんや
これからの留学生にとって
とてつもない「朗報」なんですよ。

「50分」と聞くと
少し遠く感じるかもしれませんが、
日本での感覚に当てはめると……

例えば、
「東京駅から鎌倉へ行く」
「大阪(梅田)から京都(河原町)へ行く」

くらいの、ちょうど良い
プチ旅行気分で着いてしまう
距離なんです!

例えば東京と鎌倉くらいの距離を
毎日往復する学生や会社員の方々
たくさんいらっしゃいますよね。

つまり、ウィーンに住んでいても
通える距離だということ。

車窓から見えるオーストリアの
美しい田園風景を眺めていれば、
あっという間に到着します。

こんな美しい景色を
毎日見ることができるなら、
毎日通うのだって
それほど苦にはなりませんよね。

なぜこれが「朗報」なのか……。

いま、ウィーンの国立音大や
市立音大(MUK)は
世界中から才能が殺到していて

もはや「超・超・狭き門」

なんて言葉では足りないくらいの
激戦区になっています。

でも、このハイドン音大が
2023年に「大学」に格上げされたことで

ウィーンのすぐ近くに
国際的に認められる学位(学士・修士)が取れる場所が
「もう一つ」増えたということなんです!

「最高の滑り止め」であり「賢い選択肢」

ウィーンの喧騒を少しだけ離れて
落ち着いてハイドンの足跡を感じながら
しっかり学位を目指せる。

ここは、まさに
「最高の滑り止め?!」であり

「戦略的に賢い選択肢」と言えます。

しかも、アイゼンシュタットなら
ウィーンから十分に通える距離。

もしあなたが

「せっかくオーストリアに留学したんだから、
どうしてもウィーン・オペラ座や
ムジークフェラインに毎晩のように通いたい!」

というのであれば、
ウィーンに住居を構えて
アイゼンシュタットの音楽大学に毎日通う

というライフスタイルも
十分に可能なんです。

ハイドンが愛した街アイゼンシュタットの魅力

アイゼンシュタットは
音楽家にとってこれ以上ない
贅沢な環境が整っています。

街のシンボルといえば
なんといっても
「エステルハージ宮殿」です。

ハイドンが長年仕え、
数々の名曲を初演した
あのきらびやかな宮殿が

通学路のすぐそばにある……
これって音楽家にとって
最高のインスピレーションかもしれません。

街自体はとてもコンパクトで
治安も非常に良く
落ち着いて音楽に没頭できます。

ウィーンのような大都市だと
ついつい遊びの誘惑も多いですが(笑)

ここは「勉強する環境」としては
最高におすすめなのかもしれません。

ハイドンが暮らした家
「ハイドンハウス」⇩も保存されていて

https://haydnhaus.at/

当時の音楽家の生活を 肌で感じることができます。

休日に宮殿の庭園を散歩しながら スコアを読む……

そんな、映画のような音楽留学が ここでは現実のものになります。

「私立大学」だからこその手厚いサポート

「私立」というと

「学費が高いのでは?」と

心配される方も多いかもしれません。

でも、ハイドン音大のような
州立から格上げされた私立音大は
留学生にとって大きなメリットがあります。

まず、事務局(セクレタリアト)の
対応が非常にスムーズなことが多いです!

国立音大のような巨大組織だと

「問い合わせの返事が来ない……」

なんて日常茶飯事ですが

私立は学生一人ひとりへの
ケアが手厚い傾向にあります。

また、格上げされたばかりの大学は

「これからもっと国際的な学生を増やそう!」

という意欲に満ちあふれています。

そのため、願書の出し方や
ビザの相談などにも
親身に乗ってくれることが多いんです。

「国立音大の事務局に門前払いされた」

という苦い経験を持つ人にとっても
ここは温かく迎えてくれる
「救世主」のような存在かもしれません。

設備も新しく整えられているので
練習室の確保なども
ウィーンの激戦区に比べれば
ずっと快適に過ごせるはずですよ。

教授陣が「ウィーン国立音大」クラスの衝撃

「私立音大だから、レベルはどうなの?」

と思われるかもしれませんが……

その心配は、教授陣のリストを見た瞬間に
吹き飛んでしまうはずです。

むしろ

「えっ、あの有名教授がここで教えてるの!?」

という驚くかも。

ここで、素晴らしい先生方を
少しご紹介していきますね。

●ピアノ科:スタニスラフ・ティホノフ教授

(Prof. Stanislaw Tichonow)

モスクワ出身の超絶技巧ピアニスト!

ウィーンを拠点に世界中で活動されている 名プレイヤーです。

素晴らしいテクニックはもちろんですが、
音楽学の博士号も持っている 知性派の教授。

テクニックと理論の両面から

深く濃いレッスンが受けられます。

●ピアノ・歌曲伴奏科:ラルフ・ハイバー教授

(Prof. Ralf Heiber)

ベルリンの外交官家庭に生まれ、
ブラジルやトロント、バルセロナで育った
国際感覚豊かなピアニスト。

ウィーン国立音大を「最優秀」で卒業し、
シューベルト国際歌曲コンクールで
優勝した実力派です。

実はこの先生、ウィーンの市立音大「MUK」の教授でありながら、 ここハイドン私立音大でも長年クラスを受け持っています。

つまり、ウィーンのトップクラスと 「全く同じクオリティの指導」が ここで受けられるということ!

教え子たちが世界的なコンクールで 優勝・入賞を勝ち取っているのも 納得の指導力です。

日本(東京・大阪・鹿児島など)でも 定期的にマスタークラスを行っているので、 日本人の気質をよく理解してくれているのも 私たちには心強いですよね。

●ヴァイオリン科:アンナ・カンディンスカヤ先生

(Doz. Anna Kandinskaja)

巨匠ユーディ・メニューインに師事した まさに「本物」のヴァイオリニストです!

世界中の名門ホールでソロを弾き、 ギドン・クレーメルなど 超一流奏者との共演も多数。

ウィーン国立音大での指導経験も豊富で、 世界レベルの技術を このアイゼンシュタットで 直伝してもらえます。

●コントラバス科:ベルンハルト・ツィーグラー先生

(Doz. Bernhard Ziegler)

ウィーン放送交響楽団(RSO)で 副首席奏者を務める現役バリバリのプロ!

伝説の奏者ルートヴィヒ・シュトライヒャーの直系で 「教えること」への情熱が ものすごく高い先生です。

教材の出版も手がけているので、 「どうすれば上達するか」を 論理的に、かつ愛情深く教えてくれます。

●フルート科:ギゼラ・マシャエキ=ベア教授

(Prof. Mag. Gisela Mashayekhi-Beer)

ウィーン国立音大の名教授 ヴォルフガング・シュルツ氏の助手を務めた ウィーン・フルート界の重鎮!

現役のウィーン国立音大講師でもあるので、 本場の「音」をダイレクトに学べます。

日本でのワークショップ経験も豊富で、 とても教育熱心な先生として有名ですよ。

●クラリネット科:トマス・ルクシャンダー先生

(Doz. Thomas Lukschander)

ウィーン・フォルクスオーパーや 舞踏会で有名なオペルバル管弦楽団など、 ウィーンの「現場」を知り尽したプロ!

本場のオーケストラスタディを学ぶなら これ以上ない環境です。

●クラリネット科:ヘルムート・ヘードル先生

(Doz. Helmut Hödl)

ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団の 現役首席奏者です!

ウィーン・フィルやベルリン・フィルでも 演奏してきた「世界のトップ」を知る先生。

演奏家としてだけでなく作曲もされるので、 「クリエイティブに音楽を楽しみたい!」 という学生には最高の刺激になります。

●打楽器科:ウルリケ・シュタッドラー教授

(Prof. Ulrike Stadler)

グラーツ国立音大の教授も兼任する、 オーストリア打楽器界の「顔」!

古楽から現代音楽まで、 ウィーンの名だたる楽団で演奏してきた 圧倒的なキャリアの持ち主です。

彼女のマスタークラスには あのスター、マーティン・グルービンガー氏なども 集結するほど。

打楽器を志す人なら、 彼女の門を叩く価値は計り知れません。

●作曲科:ヴァソス・ニコラウ教授

(Prof. Vassos Nicolaou)

2025年2月に就任したばかり! 現代作曲界のエリートです。

ピエール・ブーレーズが審査員長を務めた賞を 受賞したこともある実力者。

東京での滞在制作経験もあり 日本との縁も深い先生です。

●作曲・理論科:ティボール・ネーメト教授

(Prof. Dr. Tibor Nemeth)

ハイドン音大の「元学長」であり、 音楽理論と作曲部門のトップです!

博士号を持つ理論のスペシャリストで 「演奏に活きる理論」を トータルで教えてくれる頼もしい先生。

ピアノやトロンボーンの学位も持っているので、 演奏家の気持ちがわかる理論家なんです。

視野を広げれば、留学の成功率はグッと上がる

私がウィーンに留学していた◯十年前。

グラーツ音大に留学していた知り合いが、 「グラーツは何もないからつまんない」と言って 無理やりウィーンに住んでいました。

でも、ウィーンからグラーツまで 2時間かけて通うのは、 見ていて本当に大変そうだったんです。

当時は、ウィーンの近くに 他に選択肢がなかったんですよね。

でも今は、通学にたった50分しかかからない

「ヨーゼフ・ハイドン私立音楽大学」

という立派な選択肢があります。

これ、本当に大きなメリットです。

「ウィーンじゃなきゃダメ!」 と凝り固まらずに、 少し視野を広げるだけで

留学の成功率も、 出会える先生の質も、 グッと上がります。

ハイドンが愛したこの街で、 あなたの音楽人生の 新しい扉を開いてみませんか?

まあ、どうしてもという方は、ウィーンから 通ってもいいですしね(笑)

これからも、こうした「賢い留学のヒント」を どんどん発信していきますので どうぞお楽しみに!

音楽留学のヒントを詰め込んだ 資料をこちらに用意しました。
ドイツとオーストリアの最新音大リストも入っています。
気が向いたときに のぞいてみてください。

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