デトモルド音楽大学を選ぶ3つのメリット!ケルンやデュッセルドルフと徹底比較
ドイツの音楽留学先を選ぶ際、
たぶん多くの方が
ケルンやデュッセルドルフといった
大都市圏の音楽大学(NRW州)に
目を向けがちです。
ですが
ノルトライン=ヴェストファーレン州(NRW州)には
大都市の音大にはない
独自の魅力を持った
「デトモルド音楽大学」
(Hochschule für Musik Detmold)
が存在します。
今回は、なぜあえてデトモルド音楽大学を
選ぶ人がいるのか、そのメリットを
大都市の音大と比較しながら
わかりやすく徹底解説します!
目次
デトモルド音楽大学はどこにある?

デトモルド音楽大学がある
デトモルド(Detmold)は
ドイツ西部の
ノルトライン=ヴェストファーレン州東部
トイトブルクの森の近くに位置する
人口約7.4万人の美しい小都市です。
ケルンやデュッセルドルフといった
大都市からは電車で2時間半〜3時間ほど
離れた場所にあり
「ザ、ドイツ!」という感じの
歴史的な木造建築、
ファッハヴェルクハウス⇩

が立ち並ぶ、落ち着いた雰囲気が特徴です。
「大都市の音大」と「デトモルド」の
全体像を比べると、次のような違いがあります。
| 項目 | ケルン / デュッセルドルフなど | デトモルド音楽大学 |
| 都市の規模 | 人口50万〜100万人超の大都市 | 人口約7.4万人のコンパクトな街 |
| キャンパス環境 | 街中のビル型・分散型校舎 | 旧宮殿公園(Palaisgarten)内の広大なキャンパス |
| 練習室・設備 | 学生数が多く競争率が高い | 練習室が確保しやすく設備も最新鋭 |
| 生活環境 | 家賃が高く部屋探しが難航しやすい | 住宅難が比較的落ち着いており生活費も抑えやすい |
大都市の刺激的な環境も魅力的ですが
デトモルドには音楽だけに
じっくり向き合える
ロケーションが整っているとも言えますね。
デトモルド音楽大学を選ぶメリット1・敷地全体が広大な公園のようなキャンパス環境
デトモルド音楽大学の
最大の魅力のひとつが
その素晴らしいロケーションと
キャンパス環境です。
ケルン音楽舞踊大学や
ロベルト・シューマン音楽大学
(デュッセルドルフ)など
多くの音大は大都市の街中に校舎があり
ビル型の建物だったり
都市部に校舎が点在していたり
することが一般的です。
でもデトモルド音大は
かつての領主の庭園であった
「旧宮殿公園(Palaisgarten)」の
広大な緑の中に校舎が立ち並んでいます。
- 樹齢を重ねた大きな木々や美しい緑に囲まれた自然豊かな環境
- 歴史ある旧宮殿の建物と、モダンで機能的な新校舎が調和した空間
- レッスンの合間に公園のベンチでリフレッシュできる心地よさ
自然の静けさの中で音に耳を澄ませて
集中して練習に没頭できるロケーションは
大都市のビル型校舎では味わえない
デトモルドならではの大きなメリットですね。
デトモルド音楽大学を選ぶメリット2・コンパクトな街ならではのアットホームさと集中環境
大都市での留学生活は刺激が多いけど
「家賃が高すぎる」
「物件がまったく見つからない」
「練習室の争奪戦が激しい」
といったストレスに直面しがちです。
ま、ベルリンが、その最悪な例の一つですが。
その点
コンパクトな街である
デトモルドには
ストレスなく演奏に集中できる
理想的な生活環境が揃っています。
練習室の確保がしやすい
学生数が約600〜650名程度と
少人数に抑えられているため
大都市のマンモス校に比べて
練習室の争奪戦が緩やかです。
家賃や生活費を抑えられる
デュッセルドルフや
ケルンに比べて
部屋探しがしやすく
家賃の相場も手頃なため
限られた予算で留学する学生にとって
大きな助けになります。
教授や仲間との距離が近い
アットホームな校風で
教授陣やクラスの仲間
違う科の学生とも
自然な交流が生まれやすい環境です。
誘惑が少なく落ち着いた街だからこ
留学の本来の目的である「練習」と
「自己研鑽」に時間を贅沢に使うことができますよね。😉
デトモルド音楽大学を選ぶメリット3・独自の音響特性を持つ「Konzerthaus(コンツェルトハウス)」
3つ目の大きな強みは
大学敷地内にある
本格的なホール
「Konzerthaus(コンツェルトハウス)」
そして、そこに結びつく
世界トップクラスの音響環境です。
デトモルド音大には
音響工学・トーンマイスター
(Tonmeister)養成の最高峰として
世界的に知られる
「Erich-Thienhaus-Institut(ETI)」が
併設されています。
音響特性をコントロールできる本格ホール
キャンパス内のコンツェルトハウスは
壁面や天井の可動パネルによって
残響時間などの音響特性を
変化させられる高度な
設備を備えています。
日常的に高品質な録音ができる環境
トーンマイスター科の学生たちが
日々の演奏会や実習で録音を担当するので
演奏の音源とっても高いクオリティで
収録・フィードバックしてもらえる
機会に恵まれています。
自前のホールで実践経験を積める
学生オーケストラの定期演奏会や
ソロの試験・演奏会が
この優れたホールで行われるため
ステージ上での響きを身体で覚えながら
実践力を磨くことができます。
ただ練習室で弾くだけでなく
「自分がどんな音でホールを満たしているか」
を常に意識できる環境は
演奏家としてきっと
大きなアドバンテージになることでしょう!
春入学できる学科は?
ドイツの音楽大学は秋(10月スタートの冬学期)入学が基本ですが、デトモルド音楽大学では春(4月スタートの夏学期)に入学できるコースも用意されています。
主に以下の専攻・コースで夏学期の募集が行われることがあります。
- 器楽専攻(Bachelor / Master) ピアノ、弦楽器、管楽器などの主要器楽専攻(専攻や募集枠の空き状況により夏学期試験が実施されます)
- 声楽・歌劇系(Master等)
- 作曲(Bachelor / Master)
- 音楽教育(Instrumental- und Gesangspädagogik)
- 国家演奏家資格(Konzertexamen)
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夏学期に出願する際の注意点
夏学期の出願締め切りは、
前年の11月1日頃に
設定されていることが一般的です
(冬学期出願は3月15日頃)。
ただし
教員の空き状況や年によって
「夏学期は募集なし」
となる専攻もあるため
受験を検討する際は
必ず事前にデトモルド音大の
公式サイトで
最新の募集要項を
確認しておきましょう。
まとめ
デトモルド音楽大学は、
ケルンやデュッセルドルフの
ような大都市の音大と比べると
街の規模や学生数はコンパクトです。
でも
「広大な公園の中にある緑豊かなキャンパス」
「集中して練習に取り組める住環境と少人数体制」
「トーンマイスターの拠点ならではの最先端ホールと音響環境」
という、独自の大きなメリットを持っています。
都市の賑やかさよりも、
静かな環境で集中して
自分の音楽と向き合いたい方
上質な音響環境で
響きを学びたい方にとって
デトモルド音楽大学は非常に
魅力的な選択肢となるはずです。
留学先を選ぶ際は
都市の有名度だけでなく
「自分がどんな環境で毎日練習したいか」を、ぜひイメージしてみてくださいね!
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