ウィーン国立音大の学位をチロルで!州立音楽院が「実質大学化」の衝撃

今日は ドイツ語圏への留学をお考えの方に、 ビッグニュースをシェアします。

オーストリアへ音楽留学するなら

ウィーンか

ザルツブルクの2択!

とおっしゃる方は多いです。

そんな方々に質問です。

もし「ウィーン国立音大(mdw)」

の卒業資格が 取れるなら

あなたは他の都市で学ぶことに

抵抗ないですか?

例えば

「チロル州立音楽院」で

なんと実質的に

「ウィーン国立音大(mdw)」

の卒業資格を取ることが

可能になったんです!

えっ

「音楽院(Konservatorium)」なのに?

と思いますよね。

インスブルックのチロル音楽院でウィーン国立音大の卒業資格が取れるの!?

引用元: orf.at チロル音楽院

これまでも

IGP(専攻科目講師養成科)などは

モーツァルテウム音大と

提携していましたが……

今回はついに

「演奏科(Konzertfach)」

がウィーン国立音大(mdw)と

タッグを組みました。

つまり

インスブルックにいながら

ウィーンの学位を取ることが

可能になったのです。

最強のハイブリッド校。

「ウィーン国立音大インスブルック・キャンパス」

と言っても、大袈裟ではないかも。

これ、実は学校の戦略としても注目です。

例えば クラーゲンフルトのマーラー私立音大や

リンツのブルックナー私立音大のように

「音楽院自体を大学に格上げ」

する方法もありますよね。

そうするには、莫大な予算や法律の壁があるので、けっこう面倒くさい。

そこを ひょいっと飛び越えて

「中身だけ最高峰にしちゃおう!」

という道を選んだわけですね。

チロル音楽院でウィーン国立音大の卒業資格を取得する方法

では、実際に詳しくみていきましょう。

下のリンクは、ドイツ語のサイトですが詳細が確認できます。

詳細(ドイツ語)はこちら

ウィーン国立音大の学位を取るための2つのルート

今回の提携では、専攻や目指すゴールに合わせて「A」と「B」の2つのパターンが用意されています。

【ルートA】4年目からウィーンの学生になる!

こちらは、最初から学士(Bachelor)の取得を目指す王道ルートです。

  1. 第1〜6ゼメスター(1〜3年生): チロル州立音楽院でじっくり実力を蓄えます。
  2. 第6ゼメスター: ここでウィーン国立音大(mdw)の入学試験を受けます。
  3. 第7〜8ゼメスター(4年生): ここが面白いところ!チロルとウィーン、両方の学生として籍を置きます。
  4. 卒業時: チロルでのディプロム試験と、ウィーンでのバチェラー(学士)試験を同時にクリア。 晴れて両校の卒業資格をゲットです!

【ルートB】まずはチロルを卒業してからウィーンの修士へ!

「まずはインスブルックで卒業まで集中したい」という方はこちら。

  1. 第1〜8ゼメスター: チロル州立音楽院で4年間学び、まずはここのディプロムを取得します。
  2. 卒業後: ウィーン国立音大の「修士課程(Master)」の入学試験に挑戦!
  3. 合格後: ウィーンで修士を学びながら、追加でバチェラー論文などの補足試験(20単位分)を並行して行います。 これで、最終的にウィーンの修士号へと繋げることができるんです。

あなたの専攻はどっち?対象楽器をチェック!

この提携、実はほとんどの主要楽器が対象になっています。

【ルートA・Bどちらも選べる専攻】

ピアノ
バイオリン
ビオラ
チェロ
コントラバス
フルート
オーボエ
クラリネット
ファゴット
サックス
ホルン
トランペット
トロンボーン
チューバ 打楽器
ハープ
ギター
リコーダー
チェンバロ
オルガン

【ルートB(修士接続)のみ選べる専攻】

声楽
ピアノ伴奏(Liedgestaltung)

※残念ながら、
指揮
作曲
アコーディオン
チター

などは今回の提携対象外ですが、

今後の展開に期待ですね!

「インスブルックで学び、ウィーンで終わる」

この仕組みの最大のメリットは、

生活費を抑えられ、

かつ親身な指導が受けられる

インスブルックで基盤を作り、

最後の仕上げと「学位」を

ウィーンで手に入れられることです。

「ウィーンの試験はハードルが高い……」

と足踏みしていた人も、

このステップアップ形式なら、

「ウィーン国立音大卒」

という資格の取得が

現実味を帯びてきます。

まさに、私たちにとって

「めっちゃ賢いオーストリア留学」

の形が完成したと言えるでしょう。

チロル音楽院でウィーン国立音大の卒業資格を取得するメリット

入試の難易度

インスブルック 引用元: 4travel.jp

さて チロル州立音楽院の

「実質・大学化」で

「入試の難易度」

は高くなるでしょうか?

学位が ウィーン国立音大(mdw)と

同じになるということは

試験の基準も

ウィーンと同じになる ということでしょうか?

「地方の音楽院だから」

という甘えは もう通用しないのでしょうか?

多分、そんなことはありません。

いくら最終的に

ウィーンの卒業資格がもらえる

チャンスがあっても

それは、自分の努力次第ですので

誰もが自動的に

ウィーン国立音大卒の資格を

もらえるわけではないからです。

でも、入試は簡単なのに、

「頑張れば4年生からウィーン国立音楽大学で学べて、卒業できる」

ということの意義は、

人によってはとても大きいと思います。

特にこれから伸び代の大きい人にとって!

mdw(ウィーン国立音大)のブランド力

さて、一番のポイントは

チロル音楽院の入試の難度は高くないのに、

音楽院で3年間、頑張れば

「mdw(ウィーン国立音大)」の

学位がもらえるチャンスが訪れる

ということです。

音楽の世界では 残念ながら

「どこの大学を卒業したか」

が最初の名刺代わりになります。

ウィーン国立音大は

世界大学ランキングの

音楽部門で

常にトップ3に入る超名門。

この「mdw卒業」という肩書きは 将来、

オーケストラのオーディションや

教職のポストを狙う際

とてつもない威力を発揮します。

審査員が履歴書を見たとき

「お、ウィーン国立を出ているのか」

というだけで 一定の技術力と音楽性が

保証されていると見なされるからです。

また 日本に帰国して活動する場合も

「ウィーン国立音大卒」

の看板は 生徒さんを集めたり

演奏会の依頼を受けたりする上で

最強の武器になりますね、きっと。

練習環境は「音楽院」ならではの強み

チロル州立音楽院の 大きなメリットは その「練習環境」にあります。

ウィーンのようなマンモス校だと 「練習室の争奪戦」が 日常茶飯事。

朝早くから学校に行って 予約システムと格闘…… なんてことも多いですよね。

その点 インスブルックは 学生数が適正に保たれているので 練習室の確保が 比較的スムーズです。

さらに チロル州立音楽院の建物は モダンで設備も新しく 響きが良い部屋が多いのも 練習のモチベーションを 上げてくれます。

大自然に囲まれ空気が綺麗で街が美しいチロル

インスブルックの魅力

Mariahilf 引用元: www.innsbruckinfo

ここで少し

チロル州の州都

インスブルックの紹介を。

「アルプスの都」 と呼ばれるこの街は

とにかく景色が圧巻です。

街中のどこからでも

雪を頂いた山々が見えて

空気も本当に美味しい。

冬はスキー客

夏は登山客で賑わう

オーストリアでも

1、2を争う観光地。

ウィーンのような大都会も

刺激的で素敵ですが

インスブルックは

街全体がコンパクトで

治安も良く

学生が勉強するには

最高の環境です。

冬はスキー

夏はハイキングと

自然に囲まれながら

音楽に没頭できる……

そんな贅沢な環境で

世界最高峰の学位が狙える。

自然の中で

のんびり留学生活を

満喫したい人にとっては

これ以上の「穴場」は

他にないくらいです。

音楽の街のシンボル「チロル州立劇場」

インスブルックの中心には

チロル州立劇場(Tiroler Landestheater)

があります。

ここではオペラ、オペレッタ、

ミュージカル そしてバレエまで、

本格的な舞台が毎晩のように上演されています。

州立音楽院のすぐ目の前が劇場という

最高のロケーション。

学校帰りにそのままオペラを観に行く、

なんて生活が当たり前になります。


一流のオーケストラがすぐそばに

インスブルックを本拠地とする

チロル交響楽団(TSOI)は、

オーストリア屈指の実力を誇る

オーケストラです。

州立劇場のピットに入るだけでなく

定期演奏会では世界的なソリストとの共演も。

さらに 「古楽の聖地」としても有名で

夏にはインスブルック古楽音楽祭が開催され

世界中からバロック音楽のスターが集結します。


「Haus der Musik」がもたらす化学反応

そして、忘れてはいけないのが あなたの学び舎となる 「Haus der Musik(音楽の家)」

ここは単なる学校ではなく 劇場、オーケストラ、そして大学が 一つ屋根の下に集まった 巨大な音楽ハブなんです。

隣の部屋ではプロがリハーサルをし すぐ上の階では大学の講義が行われている。

この刺激的な環境こそが インスブルック留学の 一番の「隠し味」かもしれません。


週末は少し足を伸ばして「エール」へ

さらにチロル州には エール(Erl)という村に 驚くほどモダンな「エール・チロル音楽祭」 専用の劇場があります。

特にワーグナー上演では 世界中からファンが押し寄せるほど!

こんなワールドクラスの体験が 電車ですぐの場所にあるんです。

インスブルックに住むということは ただ大学に通うということではありません。

アルプスの絶景に囲まれながら 毎日を「音楽のシャワー」の中で過ごす。

そんな贅沢な時間が、あなたの感性を 一気に引き上げてくれるはずですよ!

なぜ「インスブルック」が今、買いなのか?

「それならウィーンの本校に 行けばいいじゃない?」

と思うかもしれません。

でも、考えてみてください。

ウィーン本校の倍率は それこそ天文学的数字です。

一方で このインスブルック・キャンパスは 始まったばかりの「新ルート」。

まだ世間に 十分に知れ渡っていない今が 最大のチャンスなんです。

ウィーンと同じレベルの 教育と学位を インスブルックという 最高の環境で手に入れる。

これこそが 賢い留学生が選ぶ 「最短ルート」と言えます。

みんながウィーン本校に

殺到している今こそ

この「別ルート」を狙うのが

合格への近道であることは

確かでしょうが。

あなたの夢が、アルプスの美しい街インスブルックで叶うかもしれません。

「どのコースを選べばいいの?」

「私の専攻だと、どこの学位になるの?」

など、複雑なシステムについては、私の方で詳しくアドバイスできます。

不安なことや 具体的な出願の相談は いつでもメッセージください。

あなたの夢を 全力でバックアップします!

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