こんにちは。
日曜劇場「下剋上球児」(2023年、TBS)の撮影にあたり、約半年にわたって、大々的に高校球児キャストのオーディションが行われました。
その、野球の実技と演技力の両方が問われるオーディションの結果、12人のメイン球児役が発表されました。
驚いたことに、多くの有力とみられていた候補者が、残念ながら落選してしまいました。
ここでは、メインキャストの「12人の球児役」に残念ながら選ばれなかった、とっても個性豊かな候補者たちを、一挙にご紹介します。
落選した有力候補者のうち少なくとも13人は、後日、ドラマ「下剋上球児」のメインキャストである「12人の球児役」以外の役に抜擢され、ドラマに敗者復活出演する事ができました。
日曜劇場『下剋上球児』について
日曜劇場『下剋上球児』についてはこちらをどうぞ⇓
個性強すぎて「12人の球児キャスト」に選ばれなかった6人の候補者総まとめ
1 新浜(にいはま)レオン
引用元: instagram.com
本名 高城勇貴
生年月日 1996年5月11日
出身地 千葉県白井市
学歴 千葉英和高等学校卒業 大東文化大学国際関係学部卒業
ジャンル 演歌、歌謡曲
活動期間 2019年 – 現在
事務所 ビーイング
中高と野球に打ち込んで、キャッチャーとしてプロを目指していたのですが、甲子園に行くことができず、プロはあきらめ、演歌歌手になろうと思ったのだそうです。
実技のピッチャー審査の時も、自分の審査ではないにも関わらず、キャッチャーとして
「ナイスボール」
「あと2球ー!」
など積極的に声を出していて、スタッフからも
「いい声出てましたねー」
と評価も高かったです。
「めちゃくちゃ燃えてくるんですよねー。
マジ高校時代を思い出すなー。
野球最高。
野球楽しかった。
20キロ落として歌手の世界に入ったので、筋肉が衰えていて、
グッと力が入らない。
体をこの機会に作り直したい。」
と、新浜レオンさんの野球への情熱が伝わってきます。
その「下剋上セレクション」(U-Next)のVTRを見ていた番組MCの武井壮さんも
「レオン、良かった。あの明るさと、華のあるルックスで、声かけてく姿。うちのチームに欲しいね。」
と言い出すほど。同じくMCの松村沙友理さんが
「草野球のチームに?」
と半信半疑で聞き返すと
「最悪、あのオーディション落ちたら、連絡ください。」
と、本気でスカウトしていた武井壮さんでした。
まあ、はっきり言って、新浜レオンさん、オーディションに受かることしか考えてなかったと思いますが。
基本的な野球のスキルは持っているし、元気もいいし、スタッフからも高評価だった新浜レオンさん。
その個性の強さ、圧倒的な存在感から、12人の田舎臭い球児たちのイメージじゃないなと、球児役には選ばれなかったのですね。
候補者の中でも年配の新浜レオンさん、オーディションに不合格と聞いた時も、とても謙虚で、
俳優で活躍されている人も多かったので、(演技)すごいなと思ってました。いやでも次に向かって燃えてきますね。
と、またまた元気で、前向きで、好感度アップしまくりです!
新浜レオンさんは、越山高校の野球部員が通うバッティングセンターの店員役でドラマ出演を果たして、いい味出していました。
2 羽谷(はたに)勝太
引用元: instagram.com
生年月日 1996年7月23日
出身地 大阪府
学歴 神戸弘陵学園高校 愛知工業大学卒業 硬式野球部
ジャンル 俳優、モデル、ユーチューバー
活動期間 2020年 – 現在
事務所 GROVE株式会社
次に目立っていたのは、登録者数170万人を超える大人気ユーチューバー「アメンボプラス」のメンバーで、球速144キロの豪速球を投げてスタッフを驚かせていた羽谷勝太さんです。
野球に関しては、本気でプロ野球選手を目指していた実力派で、話題のインフルエンサーとしてのスター的なオーラもあり、俳優として活躍しているため、演技もできるし、イケメン。
と、すでに27歳ということ以外は、非の打ち所がないほどの唯一無二の華麗なるプロフィールが、逆に、あまりにも華麗すぎて、「12人の下剋上球児」の泥臭さに合わなかったのでしょう。
落選のニュースには相当落ち込んでいた感じでした。
でも、最終的には、ライバルである星葉高校のエース児玉拓海役でのオファーがあり、かっこいいピッチャー役を演じていました。
3 清谷春瑠(きよたにはるる)
引用元: instagram.com
生年月日 2003年4月26日
出身地 大阪府
学歴 龍谷大平安高校卒業
ジャンル 俳優、モデル、ユーチューバー
事務所 ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー
清谷春瑠さんは、野球の強豪校、龍谷大学付属 平安高等学校の野球部出身野球部出身です。
守備審査の際に、外野からホームに直球を返していて、コーチ陣から一目置かれていました。
そして、バッティング審査でも、ホームランを放ち注目を浴びました。
ところが、演技審査の時には、あがってしまい、セリフが全部飛んでしまってあまりうまくいきませんでした。
詳しくはこちらをどうぞ⇓
主要キャストの12人の球児には選ばれませんでしたが、ライバルである星葉高校のスラッガー役でドラマ出演を果たしました。
4 柳谷参助(やなぎやさんすけ)
引用元: instagram.com
生年月日 1997年4月16日
出身地 群馬県桐生市
身長 172 cm
学歴 桐生第一高校卒業、2020年 札幌大学卒業
ジャンル 俳優、モデル、ユーチューバー
活動期間 2020年 – 現在
事務所 ゴールデンミュージックプロモーション
群馬県の強豪校、桐生第一高校出身の柳谷参助さん。
なんと、一年生からレギュラーとして活躍していて、2年の時、春の甲子園大会に3番ライトで出場しています。
2回戦で、1対0で負けていたのですが、8回表に、2アウト1、3塁で、柳谷参助さんが同点タイムリーを打って、1対1に追いついきました。
そのまま再試合に持ち込んで、再試合は勝ち、見事ベスト8に進むことができたのでした。
でも、何と、柳谷さんは、まさか、その時が自身の甲子園の最後の戦いになるとは思っていなかったので、甲子園の土を持って帰らなかったのです。
甲子園に起き忘れてしまったものを取りに行きたい。
と柳谷参助さんは役者として再び甲子園を目指すことにしたのだそうです。
この人もすごく自信に満ち溢れていて
「こんなこと言うのもあれなんですけど、僕しかいないんじゃないかなと、思ってます」
と言って笑っていました。
実は、野球指導のGXA鈴木コーチの気になる選手は、柳谷参助さんでした。
そして、スペシャルゲストとして指導に駆けつけてくれた、WBCでも活躍した川崎則宗さんから
「ボールの内側を見ろ!」
とアドバイスを受け、バッティングで川崎則宗さんを驚かせていました。
5 中山翔貴
引用元: instagram.com
生年月日 1999年3月18日
出身地 東京都
身長 180 cm
学歴 青山学院大学
ジャンル 俳優
活動期間 2022年ー
事務所 ワタナベエンターテインメント
著名な家族 中山秀征(父)白城あやか(母)
中山翔貴さんは、青山学院大学出身で、青山学院大学野球部を1部昇格に導いたピッチャーで、タレントの中山秀征さんと、元宝塚歌劇団星組トップ娘白城あやかさんの息子です。
「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(テレビ朝日)
ドラフトキング 第2話・第5話・第6話(WOWOW)
闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん(MBS/TBS系列)
など
6 青山俊雄
引用元: instagram.com
生年月日 2001年9月1日
出身地 神奈川県
身長 172cm
ジャンル 俳優
事務所 浅井企画
映画
「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル」
「沈黙のパレード」など
ドラマ
大河ドラマ「どうする家康」
「この恋あたためますか」「この初恋はフィクションです」(TBS系)
「First Love 初恋」Netflix
「冤罪犯」フジテレビ系 など
青山俊雄さんは、練習中でも、一番大きな声を出し、周りを盛り立てていたムードメーカーでした。
野球の腕も確かで、高速球をキャッチする実力を見せていました。
表情豊かな演技も評価されていました。
台本をもらった時の感想は、
「おもしろ。関西弁だ!」
でした。
まず最初に敗者復活した6人の個性豊かな候補者
これまでご紹介した、上記の6人、
引用元: instagram.com
は、有力候補と思われていながらも、12人の「下剋上球児」キャストに選ばれなかったので、「下剋上球児」セレクション(U-Next)のMCの二人も、驚きを隠せませんでした。
でも、多くのファンの期待通りに、この落選した6人は、「下剋上」を果たすことができたのでした。
落選して落ち込む候補者の6人でしたが、なんと、後日、違う役での同じドラマへの出演オファーが舞い込んできました。
最終審査で落選したけどちょっと遅れて敗者復活した候補者4人
敗者復活で、番組への出演を決めた上の6人の他にも、演技審査まで進みながらも、番組への出演は決められなかった候補者がたくさんいたわけです。
その中には野球の実力を十分持ち合わせている候補者や、興味深い経歴の候補者が何人もいました。
上の6人の候補者よりも後から発表されたのですが、実は、下の候補者たちも、ちゃんとドラマ出演のオファーをゲットしたのでした。
長島祥吾
引用元: instagram.com
桐蔭学園で春の選抜に出場した、左の本格派ピッチャー、長島祥吾さん。
なんと、最終話の第10話で、県大会決勝戦の相手高校、伊賀商業高校のピッチャー、脇坂役で、番組へ出演しました。
藤本由伸
引用元: instagram.com
元警察官で、警察を退官後、ライブ配信者をしながら、役者にも挑戦している藤本由伸さんも、一度は落選したのですが、
引用元: instagram.com
最終話の第10話で、伊賀商業高校の背番号6番来田役で出演を果たしました。
スカリオン十座
引用元: instagram.com
中学野球で全国ベスト8、高校進学時にも、強豪校からスカウトが来ていた実力派投手で、ピッチャー審査でも注目を集めていたスカリオン十座さん。
引用元: instagram.com
惜しくも、メインキャストには選考されませんでしたが、越山高校野球部の進入部員の一年生、北林琥太郎役で第7話からの出演を果たしました。
階晴紀
引用元: instagram.com
東京の野球強豪校都立の名門、小山台高校卒業のピッチャー志望だった、階晴紀さん。
引用元: instagram.com
同じく、メインキャストとしての出演は逃しましたが、2016年の三重大会一回戦で越山高校と対戦する多気高校のエースピッチャー観月役としてのオファーが舞い込んできて、このドラマの第4話への出演を果たしました。
たくさんいたんだね!
すでに3次審査(野球実技)で落選したけど最終的にドラマには出演できた有力候補者
3次オーディションは、野球の実技審査でしたが、圧倒的な運動神経の持ち主や、野球経験者でありながら、実技審査でなぜか不合格だった候補者もいました。
瀬名陽斗
引用元: instagram.com
野球歴は小学2年生から4年生で、国内のトップアスリートを養成するアカデミー出身で、圧倒的な運動神経を武器にオーディションに挑んだ瀬名陽斗さん。
「もう自分は自信を持って生きてきてるので、このオーディションに対しての、自信しかないです。」
と、自信に満ち溢れたコメントをしていて、実技審査でも、持ち前の瞬発力を活かし、すぐに上達し、難しいノックをバッチリキャッチしていたのですが…
残念ながら落選でした。
この人が実技で落ちたのは
ほんと不思議!
でも、ちゃんと最後にはオファーが来て、越山高校新入部員の一年生、瀬名陽斗役で、第6話からのドラマ出演を果たしました。
三浦陽明
引用元: instagram.com
おなじく、野球の強豪校、青森山田高校野球部出身のセンターで、実力十分の三浦陽明さんが、なぜか、野球の実技を審査する第3次オーディションで、落選していました。
でも、やっぱり全くの出演無しではもったいないと、制作側が思ったのか、瀬名陽斗さんと同じく、第6話から越山高校一年生の三宅晶役で出演できました。
成瀬充稀
引用元: instagram.com
野球の名門、日本航空高等学校石川野球部出身、大学生と役者の二刀流である成瀬充稀さんなども、華々しい経歴の持ち主たちなのですが、不思議なことに、第3次オーディションの野球審査で不合格でした。
ところが、後から越山高校の2017年度入学の2年生、成澤光明役としてのオファーが舞い込んできて、ドラマへの敗者復活を果たしています。
成瀬さん、とってもイケメンで、スター性に溢れているので、今後の飛躍が楽しみですね!
12人の球児役の1人、越山高校エースピッチャー役に選ばれたのは中沢元紀さんでした。
詳しくはこちらをどうぞ⇓
おわりに
野球の実力があっても、光るものを持っていても、たまたま探している役柄にちょっとぴったりこないという理由で、不合格になってしまった候補者の人たち、他にもたくさんいましたが、落ち込まないで、これからも頑張ってください!
確かに、このドラマは、注目されていますが、これから、もっといろんな素晴らしいドラマや映画が、次々と生まれてくるので、次のチャンスをモノにできるといいですね!