こんにちは。
お笑い芸人の「とにかく明るい安村」さんが、2023年4月22日夜20時に放送された「ブリテンズ・ゴット・タレント」で、日本ではおなじみの裸芸を披露して、なんと、審査員四人全員から「YES」を獲得するという快挙を成し遂げ、準決勝進出を決めました。
そのオーディションの様子をヨーロッパから速報します。
果たして、今年こそ、日本人初の優勝者が「ブリテンズ・ゴット・タレント」から出るのでしょか?
*速報!6月2日夜8時にセミファイナルが行われました。「とにかく明るい安村」さんは、トップ3入りは果たしたものの、決勝進出は逃しました。
「とにかく明るい安村」さんについて
引用元: youtube.com
プロフィール
本名
安村昇剛(やすむら しょうごう)
ニックネーム
ヤス、トニー
生年月日
1982年3月15日
出身地
北海道旭川市
身長 177cm
最終学歴
旭川実業高等学校
出身
NSC東京校6期
芸風 裸芸
事務所 吉本興業
活動時期 2000年 –
ブリテンズ・ゴット・タレント
「ブリテンズ・ゴット・タレント」はイギリスのテレビ局ITVで放送されている公開オーディション番組です。
この放送は、2005年にイギリスで始まった「ポール・オグラディズ・ゴット・タレント」が前身で、2007年から「ブリテンズ・ゴット・タレント」として、スタートしました。
「アメリカズ・ゴット・タレント」の前身も2005年からイギリスで放送されていた「ポール・オグラディズ・ゴット・タレント」です。
「アメリカズ・ゴット・タレント」は、今でも「ブリテンズ・ゴット・タレント」の審査員を務めているプロデューサーのサイモン・コーウェルさんが中心に始まったのだそうです。
今では、世界72カ国でそれぞれその国の「ゴット・タレント」が開催されていて、2023年には日本版の「ジャパンズ・ゴット・タレント」も開催されました。
今回、4月22日放送の「ブリテンズ・ゴット・タレント」オーディションの審査員は、A&R社役員兼プロデューサーの、サイモン・コーウェルさん、
引用元: wikipedia
女優のアマンダ・ホールデンさん、
引用元: wikipedia
歌手のアリーシャ・ディクソンさんと、
引用元: wikipedia
イタリア人振付師のブルーノ・トニオリさんの4人でした。
引用元: wikipedia
の四人でした。
パフォーマンスの終了後に4人の審査員から過半数の「YES(合格)」を獲得することができなければ、次のラウンドに進めません。
一つだけ、例外があって、審査員が、あるパフォーマーを
「すごい!どうしても次に進めさせたい!」
と思ったら、テーブルの中央に1つだけ置かれた金色のボタン「ゴールデン・ブザー」を推すことができます。でも、その「ゴールデン・ブザー」を、各審査員は、各シーズンに一度だけしか押すことが許されていないので、「ゴールデン・ブザー」が鳴ることは珍しいです。
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過去には、2022年の5月に、マジシャンの岩崎圭一さんが、「ブリテンズ・ゴット・タレント」の場で日本人で初めて「ゴールデンブザー」を獲得しました。
あと、審査員の気を損ねないことも大事で、4人の審査員は、それそれ赤いブザーを持っていて、押すとXライト(バツマーク)が赤く点灯します。審査員全員のライトが点灯してしまうと、パフォーマーは強制退場させられ失格になります。
「とにかく明るい安村」の裸芸が大ウケ
引用元: yahoo.co.jp
4月22日ロンドン時間の20時放送のオーディションでは、「とにかく明るい安村」さんは、黒いバスローブを着てステージに登場しました。
そして、観客に自己紹介をして、審査員のアリーシャ・ディクソンさんと「お茶が大好き」などとスモールトークもして、まず、「ロイヤルファミリーの前でパフォーマンスするという夢を追いかけて、地球の反対側へやってきた」ことを明かします。
そのあと、「とにかく明るい安村」さんが、裸芸に入るために、黒いローブをさっと外して、パンツ姿になると、みんな意表をつかれてます。審査員のアマンダ・ホールデンさんは、
「Ohhhh! Hello!!」
と叫び、隣に座っていたアリーシャ・ディクソンさんは、驚きのあまり立ち上がります。
そのあと、「とにかく明るい安村」さんは、ゆっくり、はっきりと、英語で
「I’m wearing Pants(僕はパンツを履いています)」
と言うと、もちろんみんな
「それは、誰にも見えてるから、いちいち言う必要ないじゃん」
と思うので、客席から小さな笑い声が聞こえてきます。
審査員のアマンダ・ホールデンさんも、「みんなわかってるよ」と言う意味を込めて、
「Yes!」
と力強く返事します。そこで、「とにかく明るい安村」さんが続けて、
「but I can pose naked(でも、僕、裸でポーズをとることができるのです)」
と言います。
それを聞いて、「とにかく明るい安村」さんがどんな裸芸をするのか知らない審査員は、ちょっと意表をつかれ、もしや全裸になるのでは、と勘違いして、お互いの顔を見合わせます。
審査員のブルーノ・トニオリはすかさず、
「ノー、サンキュー」
と言い、アリーシャさんも
「ノー、ノー」
と言って嫌な顔をします。
でも、「とにかく明るい安村」さんはすごーく落ち着いていて、そんな「ノー」の声を全く気にせず、音楽に合わせて、最初の「裸のサッカー選手のポーズ」をパフォーマンスしました。
引用元: twitter.com
本田圭佑さんもマネしてます。詳しくはこちらをどうぞ⇓
音楽が止まって、「とにかく明るい安村」さんがポーズをとると、客席から見ると、実際に全裸でそこに立っているかのように見えるので、突然、ドッと大きな笑い声が起こりました。
この芸は、イギリス人にとっては、明らかに新鮮だったのでしょう!
(日本人にはお馴染みの裸芸ですが…)
その爆笑の中で「とにかく明るい安村」さんが、すかさず
「Don’t worry! I’m wearing..(心配しないで、僕、履いてるから…)」
と、すごーく落ち着いた声でゆっくりと言って、自分のパンツを指さすと、若く美しい審査員のアマンダ・ホールデンさんが、ノリッノリで
「Pants!」(パーンツ!)
と叫び、場内は沸き返りました。
2番目の「競馬の騎手」の裸のポーズの後も、「とにかく明るい安村」さんの
「Don’t worry! I’m wearing..」
に、またまたアマンダ・ホールデンさんが、じつに息の合ったツッコミを入れて
「Pants!」
と叫び、観客は大喜び!
3番目の裸のポーズは「ジェームズ・ボンド」これは、もっとウケました。「とにかく明るい安村」さんがまた、
「Don’t worry! I’m wearing..」
と言うと、今度は、なんと二人の美人審査員が声を合わせて
引用元: youtube.com
「Pants!!」
と叫びました!もうアマンダ・ホールデンさんは、立っています。アリーシャ・ディクソンさんも両手の人差し指を前に突き出していて、すごい盛り上がりようです!
最後に「とにかく明るい安村」さんが、「スパイス・ガールズ」の「Wannabe」のポーズで締めくくると観客に伝えると、
一番最初の方は、全裸になるのかと勘違いして
「ノー、ノー!!!」
とのり気ではなかったアリーシャ・ディクソンさんもノリッノリで
「Come On!!! 」
と全力で叫んでいます。
「スパイス・ガールズ」の「Wannabe」のポーズが終わると、観客と審査員は大盛り上がりで、スタンディング・オベーションが巻き起こり、「とにかく明るい安村」さんのオーディションは大成功でした。
もちろん、ベテランの落ち着きを終始持ち続け、究極の集中力で挑んだオーディションの最後に、言い忘れてはいけない一文があります!
「とにかく明るい安村」さんが、またゆっくり落ち着いて、
「Don’t worry! I’m wearing..」
と言うと、今度は、
引用元: youtube.com
アリーシャ・ディクソンさんも、もうじっとしてはいられず、二人とも両手を広げて、スタンディング・オベーションで、
「Pants!!(パーーーーーンツ!)」
と絶叫しました。
結果は審査員全員が「Yes」
引用元: yahoo.co.jp
結果は、審査員全員が「Yes」で、次のラウンドへの進出が決まりました。
それがどんなにすごいかというと!
2022年に、日本人で初めて、世界の最大で最難関のゴット・タレントの本拠地「ブリテンズ・ゴットタレント」で、審査員全員のYesとゴールデンブザーを貰った岩崎圭一さんに、匹敵する凄さです。
「とにかく明るい安村」さんの勝因についてはこちらをどうぞ⇓
昨年、岩崎圭一さんは、審査員全員の「Yes」とゴールデンブザーを貰ったにもかかわらず、残念ながら、コメディアンのAxel Blakeさんに敗れ、優勝することはできませんでした。
ちなみに、Axel Blakeさんは、サイモン・コーウェルさんからのゴールデンブザーの獲得者でした。
「とにかく明るい安村」さんが、このまま勝ち進めば、「ブリテンズ・ゴット・タレント」の場で、日本人で初めての優勝者が出るかもしれませんでした。
6月2日夜8時のセミファイナルでは、とにかく明るい安村さんは、トップ3には残ったのですが、2位までしか決勝に進めないので、惜しくも決勝進出を逃しました。
セミファイナルの様子はこちらをどうぞ⇓
まとめ
「ブリテンズ・ゴット・タレント」での盛り上がり様は、裸芸に慣れている日本人からすると、予想以上で、びっくりです。
でも、イギリスのテレビを見てると、全裸の人(本当に何も履いていないし隠してない)が出没することが時々あるので、そういう意味では、イギリス人は裸になれているのかもしれません。
今年も、「ブリテンズ・ゴット・タレント」から日本人初の優勝者は出ませんでしたが、来年にかけましょう!
6月11日ワイドナショー出演の様子はこちらをどうぞ⇓