こんにちは。
ドラマ「日曜の夜ぐらいは」は、清野菜名さん主演の感動友情物語(2023年、テレビ朝日系)でした。
清野菜名さん、生見愛瑠さん、岸井ゆきのさんの3人の見事な演技だけではなく、ヨシフクホノカさんの「エモい」系イラストとMrs. GREEN APPLEの主題歌とのコラボが、感動を3倍にしていると話題になっています。
ドラマ「日曜の夜ぐらいは」
引用元: twitter.com
ドラマ「日曜の夜ぐらいは」のシナリオはオリジナルで、一応、清野菜名さん扮するヤングケアラーの岸田サチが主人公です。
清野菜名さんのプロフィールはこちらをどうぞ⇓
岸田サチと、岸井ゆきのさん演じる元ヤンキーのタクシードライバー野田翔子と、生見愛瑠さんが演じる樋口若葉の3人の友情物語です。
岸井ゆきのさんのプロフィールはこちらをどうぞ⇓
樋口若葉は、自由奔放な母の私生児として生まれたことから、田舎で肩身の狭い思いをしながら大きくなり、祖母と貧しい借家暮らしをしながらちくわぶ工場で働いています。
3人は、とあるラジオ番組「エレキコミックのラジオ君」が企画したバスツアーに参加したことで、知り合いますが、サチ(清野菜名)はずっと自分に「楽しい時間は私には無縁」と言い聞かせて、期待しない人生を歩んできたので
「連絡先の交換はしない」
と、バスツアーでせっかく意気投合して楽しい時を三人で過ごせたのに、今後の付き合いを断ってしまいます。
でも、宝くじに当たったことがきっかけで、自分の心を開けるようになって、3人で「カフェ」を開くことに決めて、助け合って、励まし合いながら前に進んでいくお話です。
すごくありがちな、若い女性たちの心の葛藤が素直に絵ががれていて、
「毎回泣ける」
と人気がじわじわ上がっています。
感動が3倍になるのはなぜ?
三人の演技派女優集結
引用元: twitter.com
清野菜名さんは、2022年に第46回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞、2023年にブルーリボン賞で助演女優賞を受賞しています。
岸井ゆきのさんは、2022年に日本アカデミー賞最優秀主演女優賞と第36回高崎映画祭で最優秀主演俳優賞を受賞しています。
三人の中では1番の若手女優である生見愛瑠さんも、第46回日本アカデミー賞にて新人俳優賞を受賞しています。
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このドラマは、3人の日本アカデミー賞受賞者の実質上「トリプル主演」と言っていいでしょう。
ヨシフクホノカのイラスト
引用元: prtimes.jp
このドラマの「アートワーク」を担当したのが、イラストレーターでアートディレクターのヨシフクホノカさんです。
「エモい」カルチャー系のヨシフクホノカさんのイラストが、ドラマのところどころに、ふんだんに散りばめられていて、ドラマの感動を倍増しています。
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Mrs. GREEN APPLEのテーマソング
引用元: twitter.com
Mrs. GREEN APPLEは、今回が初のドラマ主題歌書き下ろしへのチャレンジでした。
この書き下ろしドラマ主題歌「ケセラセラ」が、ドラマの随所に散りばめられていて、主人公たちの感情が歌からも伝わってくるイメージで、泣けるったらありません。
それもそのはず、Mrs. GREEN APPLEのメンバーが、事前に台本を読んで、ドラマのストーリーからインスピレーションを得て作ったのが、この主題歌「ケセラセラ」だったのです。
Mrs. GREEN APPLEのボーカルの大森元貴さんが、次のようにコメントしています。
「ケセラセラ」、スペインの言葉で「なるようになる」という意味です。
生きている中でどうしてもグッと堪えなければいけない局面、肩を落とす瞬間、たくさんあると思いますが、なるようになる。
良いとか悪いとかではなく、なるようになる。そう信じて楽曲を書きました。 1曲の中で様々な感情の情緒が感じられる楽曲だと思います。
今を頑張って生きる全ての人へのファンファーレの気持ちを込めました。
第一話の脚本を読ませていただき、頭3ページの時点で涙が出てしまいました。心がガッツリと掴まれてしまい、僕が個人的に大切にしている琴線に触れました。引用元: yahoo.co.jp
すごいですよね、ちゃんと台本を読んでたんですね。
涙が出るほど、このストーリーに共感したMrs. GREEN APPLEだったからこそ、あんなに感動的な、このストーリーにぴったりの主題歌を作ることができたのですね。
ということは、3人も演技もさながら、実は、脚本自体も相当レベルの高いものだったのですね。
ちなみに、このドラマの脚本は、「この世界の片隅に」、「セミオトコ」などを手掛けている、ベテラン人気脚本家、岡田惠和さんが書いています。
ついでに番組にも出演
引用元: twitter.com
そして、このドラマにMrs. GREEN APPLEが出演することで、俳優陣とミュージシャン、アーティストが一体になってこのドラマを作っていることが、さらに浮き彫りになっています。
引用元: twitter.com
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おわりに
この世の中、一応ちゃんと毎日仕事をして、まじめに生きてるけど、もうそれが惰性になっちゃって、それ以上の幸せを求めることも、期待することもなくなってしまった人って、普通にたくさんいると思います。
このドラマを見て、勇気をもらって、ちょっとした人との触れ合いを大事にできるように、なれればいいし、
「私だってまだできるかも」
って、やる気をもらって、また月曜日から頑張れたり、
「もうちょっと変わってみようかな!」
とそっと背中を押してくれるようなドラマになってて、とにかく3人とも幸せになってほしいなーと思いました。