こんにちは。
連続ドラマ「この素晴らしき世界」(2023年、フジテレビ)で鈴木京香さんの代役として若村麻由美さんが主演を演じて高評価を得ました。
このドラマの若村麻由美さんのように、代役が「はまり役」になって再ブレイクした俳優さんはけっこう何人もいます。
その中からここに7人紹介します。
若村麻由美がドラマ「この素晴らしき世界」で主演代役
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若村麻由美さんについて
引用元: x.com
若村麻由美さんについてはこちらをどうぞ⇓
若村麻由美みたいに代役が「はまり役」となりブレイクした俳優7選!
緒形直人の代役だったカンチ”役の織田裕二
引用元: nhk.or.jp
織田裕二さんといえば、今となってはドラマで主役を張る大物俳優ですが、そんな彼は、1991年のドラマ「東京ラブストーリー」(フジテレビ系)の永尾完治(カンチ)役で大ブレイクして、「月9」という言葉もこの作品から生まれたのだそうです。
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ですが、実は、最初に完治(カンチ)役のオファーをかけられたのは、織田さんではなくて、緒形直人さんでした。
緒形直人さんは、スケジュールがキツキツで断ることになり、代役として織田裕二さんが選ばれたのだそうです。
上野樹里の代役でブレイクした井上真央
引用元: yahoo.co.jp
井上真央さんは子役として小さい頃から芸能活動をしていました。
ですが、彼女がブレイクしたのは、なんといっても「花より男子」(TBS系、2005年)でした。
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その「花より男子」のドラマ化は、一度お蔵入りになった「のだめカンタービレ」のドラマ化の代わりで、当初は、上野樹里さんが主役をすることになっていました。
ですが、「花より男子」の主人公の牧野つくしは、ド貧乏という設定なので、上野樹里さんではどうもイメージが違うということで、井上真央さんが上野樹里さんの代わりとして大抜擢されたのでした。
それからのブレイクはすごいものでしたね。
天海祐希の代役で高評価を得た宮沢りえ
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宮沢りえさんも、2013年の「おのれナポレオン」という舞台で、心筋梗塞で降板を強いられた天海祐希さんの代役を見事に演じ、女優としての評価を爆上げさせました。
引用元: zakzak.co.jp
舞台上での、膨大なセリフを全て覚え、フラメンコを踊ったり、ピアノをひいたりしなければならない役でしたが、全て約2日間で仕上げて、舞台を成功させたのだそうです。
この女優魂は、さすがとしか言いようがないですね。
「代役」として引き受けたこの舞台でしたが、宮沢りえさんの素晴らしい演技を一眼見ようと、当日券の売り場には長い列ができたのだそうです。
そして満員の客は、スタンディングオベーションで、大盛況だったそうです。
高畑裕太の代役を務めたNEWSの小山慶一郎
引用元: nikkansports.com
2016年に強姦致傷容疑で高畑裕太さんが逮捕されたため、「24時間テレビ39 」(日本テレビ系)内のスペシャルドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」で、NEWSの小山慶一郎さんが、高畑裕太さんの代役を務めました。
引用元: yahoo.co.jp
NEWSの小山さんは、代役のオファーを受けてから放送まで2日しかなかったのですが、物語は、まったく代役とは思えない違和感のない演技だったのだそうです。
番組スタッフも放送前日ギリギリまで編集作業に追われたものの、高山さんが代役を引き受けたおかげで、ドラマの放送が、実現して、関係者の達成感はハンパなかったそうです。
スタッフのNEWSの小山さんへの感謝も、ハンパなかったことでしょう。
沢尻エリカの大河代役は川口春奈
引用元: prtimes.jp
2019年に沢尻エリカさんが合成麻薬MDMA所持容疑で逮捕されたため、NHKは来年の大河ドラマ「麒麟がくる」で帰蝶(濃姫)役の代役を探さなければなりませんでした。
だいたい、大物女優には、大物女優のプライドがあるため
「格下の沢尻エリカの代役なんてやりたくない」
と思うのももっともで、宮崎あおいさん、北川景子さん、満島ひかりさんとうに、諸事情で断られたらしく、回り回って、川口春奈さんに白羽の矢が立ちました。
引用元: yahoo.co.jp
ですが川口春奈さんは、時代劇が未経験なので、和服の着こなしや立ち居振る舞いを心配する声も上がっていました。
ところが、川口春奈さんは強くしたたかな女「帰蝶」を時代劇初経験とは思えないほど見事に熱演し、彼女の女優としての格は、急上昇しました。
おかげで、「低視聴率女優」などと揶揄されて、人気もイマイチだった川口春奈さんは、徐々に連ドラ主演に返り咲き、2022年の大ヒットドラマ「Silent」で人気を不動のものとしました。
深田恭子よりハマり役?『推しの王子様』代役の比嘉愛未
引用元: yahoo.co.jp
2021年に深田恭子さんが適応障害による活動休止を発表したため、比嘉愛未さんがドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)の主演の代役を務めました。
引用元: yahoo.co.jp
比嘉愛未さんにとっては、ラブコメディー初挑戦、フジの連ドラ初主演でした。
結果、
比嘉愛未の方が社長の姿が似合う
とか
いい男に育てようとする姿がサマになる
とか
ツッコミをさせるなら比嘉愛未
とか
前向きな姿は比嘉愛未がいい
引用元: yahoo.co.jp
など、比嘉愛未さんの方が「はまり役」だったと思った視聴者も多かったのでした。
香川照之降板の日曜劇場「代役と思えないはまり役」オダギリジョー
引用元: smart-flash.jp
2022年の日曜劇場『アトムの童(こ)』(TBS系)では、オダギリジョーさんが「代役と思えないはまり役」で、香川照之降板の日曜劇場を救いました。
香川照之さんの銀座の高級クラブでの、ホステス女性へのセクハラを『デイリー新潮』が報じたため、香川さんは、急きょ、日曜劇場の「敵役」を降板せざるを得ませんでした。
引用元: smart-flash.jp
ところが、オダギリジョーさんの演技が香川照之さんより全然ハマっていて、得体の知れない存在感だと、大好評でした。
もしここで予定通りこの枠の常連俳優・香川照之さんがそのまま出演していたら、ありきたりでどこかで見たような印象になっていたでしょう。
オダギリさんが演じたことで、王道の展開でありながらも、現代的で新しい空気感を生み出し、いい化学反応を起こしていたように感じました。
引用元: joshi-spa.jp
と、小政りょうさんのコメントでも、絶賛です。
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おわりに
クラッシック音楽の世界でも、よく耳にするのは、指揮者が、大物指揮者の代役を務めてから、有名になる話です。
けっこう定番です。
だから、どの業界でも、常に努力し続けていると、いつかチャンスはやってくるのでしょうねー!
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