こんにちは。
2023年にR-1グランプリに優勝したピン芸人の田津原理音さんが、2022年のR-1グランプリ優勝者のお見送り芸人しんいちと、芸風や性格が対照的だと言われていますが、実は意外な共通点もあったのです。
田津原理音さんについて
田津原理音さんのプロフィールはこちらをどうぞ⇓
お見送り芸人しんいちさんについて
お見送り芸人しんいちさんのプロフィール
本名 上野 晋一
生年月日
1985年4月21日
出身 大阪府大東市
家族
両親(一般人、服飾関係の自営業)
身長 176cm
最終学歴
大阪経済法科大学法学部法律学科卒業
出身
松竹芸能タレントスクール
芸風 歌ネタ
事務所
グレープカンパニー
活動時期
2009年10月 – 2011年4月、
2013年10月 –
2人はココが真逆!
生活費の稼ぎ方
田津原理音さん
田津原理音さんは、月に3、4回のライブだけでは食べて行けないので、R-1グランプリに優勝するまでは、ミシンの点検のバイトを、週に3〜4回して生活の足しにしていたそうです。
お見送り芸人しんいちさん
お見送り芸人しんいちさんは、自称「グズ人間」なのだそうで、コンビニやラーメン屋などのアルバイトをしても続かなかったそうです。
そこで親からは、月々の生活費を仕送りしてもらっていたのですが、月に一回の割合で二千円の夜行バスで実家に帰って、お金をせびって、月々の仕送りとは別に3万円もらっていたそうです。
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芸を磨く姿勢
田津原理音さん
田津原理音さんは、高校を卒業後、すぐにNSC吉本総合芸能学院に入って、デビュー以来、ひたすら芸の道一本で10年間、努力し続けた芸人さんです。
月数回のお笑いライブのために、フリップ芸のための、フリップをコツコツと書き溜め、家には7000~8000枚ほどのストックがあるという努力家です。
また、2023年のR-1グランプリでは、緻密な手作りの「バトリオンモンスターズ」と「ぷりんす!コレクション」のトレーディングカードを披露しています。
ここまで準備するには、何十時間にわたる根気強さが必要です。芸だけではなく、わかる人にはわかる、グッズや道具へのこだわりが、最高のパフォーマンスにつながっているのだと思います。
田津原理音さんのネタ、何が凄いってパック・カードは田津原さんの手作りだし、バトリオンモンスターズ・ぷりんす!コレクションの公式(?)服を着て開封動画撮ってるし、ぷり!コレ全てコンプするなら最低8795枚集めないとならないという細部まで行き渡った設定に対するこだわり
引用元: twitter
お見送り芸人しんいちさん
お見送り芸人しんいちさんは、大阪の大学を卒業後、地元では『俺に次ぐ面白いやつ』だったという、けんぢさんという友人とともに、お笑いになりたくて、23歳の時に松竹芸能タレントスクールに入ります。
そして2009年10月にお笑いコンビ「しんいちけんぢ」でデビューしました。
ボイスパーカッションなどの芸をやって大阪の劇場レベルではそこそこ人気コンビになったそうです。
ところが、デビューしてから一年半ほど経った2011年4月に
「大阪にいても俺の良さは伝わらない!東京なら俺を認めてくれるはず」
と思ったお見送り芸人しんいちさんは、事務所を辞めて単身で上京したのでした。
なんの実績もないけれど、自分にはお笑いの才能がある。
売れるのにネタを作る必要なんてない!なぜなら俺にはMCの才能があるから
と思っていて、若い時代はネタを作る努力を全くしていなかったのだそうです。
そして、ろくにネタも作らずに、2年ほど、先輩芸人とコンパに行くか、ゲームに明け暮れる生活を送っていましたそうです。
ある日、同居していた芸人が突然事務所を決めてきたため、焦り、自分もちゃんとやらなければと、現在の事務所に先輩芸人の紹介で入ったのだそうです。
しかし2年間まともにネタを作ってなかったので、事務所ライブのネタバトルでは、10ヶ月連続で最下位でした。
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芸風
田津原理音さん
田津原理音さんのカード開封ネタは、明るい笑いを起こし、みんなをハッピーにします。
お見送り芸人しんいちさん
ギター1本でディスった歌詞の歌ネタを披露するのが、お見送り芸人しんいちさんの芸風です。確かに面白いのですが、ディスられる本人は、決して楽しくはない、というのが欠点です。
2人に共通する点
500万円の賞金の使い道
田津原理音さん
田津原理音さんがR-1グランプリ2023に優勝した時に、賞金の使い道について聞かれたのですが、こう答えています。
電子レンジだけ買いたいです。
5回に1回しか温まらないんです引用元: R-1 第20回グランプリ2023年
今までの10年越しの苦労が実ったら、旅行にでもいくか「楽しいことに使いたい」って思いそうなものなのに、「電子レンジ」には驚きました。
お見送り芸人しんいちさん
また、お見送り芸人しんいちさんも、R-1グランプリ2023に優勝して賞金の使い道について聞かれた時に、こう答えています。
親に預けたいです。
芸人を始めた頃仕送りしてもらってて、合計で400-500万円は援助してもらっていたので。引用元: R-1 第21回グランプリ2022年
つまり二人ともとても堅実で、一気に500万円入ってきたからといって、それを無駄使いする気は、サラサラないのですね。
R-1グランプリ挑戦・11回目と10回目での優勝
田津原理音さんとお見送り芸人しんいちさんの、意外な共通点は、もう一つあります。
お二人ともR-1グランプリには、2013年から毎年欠かさず挑戦していて、とても努力家だということです。
田津原理音さんは、2023年の11回目が最後のチャンスでした。
また、お見送り芸人しんいちさんも最後のチャンスである、2022年の10回目で念願の優勝が叶いました。
まとめ
田津原理音さんは、見るからに誠実でまじめな感じがしますが、お見送り芸人しんいちさんは、先輩芸人とチャラチャラ合コンしていた過去や、他人をディスる芸風がマイナスとなって、ネットでも「性格悪い」、「嫌い」などとディスられています。
ですが実は、お見送り芸人しんいちさんも、10年間1度も休まずR-1グランプリに挑戦し続けた根性の持ち主で、チャラさや性格の悪さを装ってはいますが、実は先輩に忠実で、優しい人なのです。
お見送り芸人しんいちさんは、田津原理音さんにもこんな温かいメッセージを送っています。
おはよう御座います! 僕の想いを少し、、、
改めて、田津原理音くん、優勝おめでとうございます 面白過ぎました
一年間、トロフィー持ち歩いて下さい!!!
というのはジョークでw
田津原理音くんなりのR-1グランプリの盛り上げ方して下さい
偉そうにごめんね 夢与えましょう引用元: twitter.com
めっちゃいい人ですよね!
これからは、お二人に末長く活躍していただきたいですね!