こんにちは。
2023年3月4日に行われたピン芸人日本一を決める「R―1グランプリ2023」の決勝で、田津原理音さんが11度目の挑戦で、ついに優勝トロフィーを獲得しました。
手作りのオリジナル・トレーディングカードの開封ネタの終わりで、カードが大きすぎてファイルに入らないというハプニングも、起きましたが、見事にカモフラージュして、優勝を手に入れました。
詳しく見ていきましょう。
田津原理音さんについて
2023年3月4日に行われたピン芸人日本一を決める「R―1グランプリ2023」の決勝で、田津原理音さんが優勝し、優勝賞金500万円を獲得しました。
総応募者数は、なんと3537人もいました。
田津原理音さんのプロフィール
本名
田津原理音(たずはらりおん)
生年月日
1993年05月25日
出身地
奈良県橿原市曽我町
身長 175cm
家族
両親、姉
学歴
奈良県立桜井高等学校卒業
出身
NSC大阪校35期
事務所 吉本興業
活動時期 2013年 –
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R-1グランプリとは
『R-1グランプリ』は、吉本興業が主催するピン芸人の日本一を決める賞レースです。
2023年3月4日に行われたファイナルでは、8人が各々の芸を披露しました。
敗者復活枠が一つだけ設けられていて、今回、復活ステージ投票結果で最も多く「おもしろイイね!」を獲得し8人目のファイナル進出を果たしたのは「こたけ正義感」さんでした。
2020年までは芸歴の長い芸人も参加できましたが、2021年からは出場資格が変更されたため、プロは芸歴10年以内、アマチュアは10回目以内でなければ大会に参加できなくなりました。
また、一部から問題視されているのは、ピン芸人の日本一を決めるコンクールでありながら、普段はコンビで活動している人も、ピンで参加することです。
そのため、ピン芸人がなかなか勝ち残れないという現実があります。
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田津原理音さん13度目の挑戦
田津原理音さんは、2013年にピン芸人としての活動を始められてから、毎年、『R-1グランプリ』にトライしています。
一回の休むことなく、13年間、コツコツと努力を積み重ねてきたのですね。
芸歴10年を超えるともう参加できないため、今回が最後の挑戦だったわけです。
2014年(第12回)1回戦敗退
2015年(第13回)2回戦進出
2016年(第14回)3回戦進出
2017年(第15回)3回戦進出
2018年(第16回)準々決勝進出
2019年(第17回)準決勝進出
2020年(第18回)準々決勝進出
2021年(第19回)準決勝進出
2022年(第20回)準決勝進出
2023年(第21回)優勝
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今回の開封ネタ
田津原理音さんは、もともとはフリップ芸をずっとやってこられて、ご自宅にはなんと、7000〜8000のフリップがストックされているそうです。
2022年のR-1準決勝敗退後からは、ライブでもフリップの大きさのトレーディングカードの開封ネタだけをやって、芸に磨きをかけてきたそうです。
ところが、ある日お笑いコンビ・ビスケットブラザーズの原田泰雅から、本当のカードを作った方がいいのではないかという、アドバイスをもらtたため、試行錯誤を重ねた上、本当に自分でカードを作ったのだそうです。
それ以来、フリップ芸は、スクリーンをうまく駆使したカード開封ネタへと進化したのだそうです。
田津原理音さんは、本物のカードでコントをやるのですが、そのカードがスクリーンには拡大して映し出されるため、本物のカードのリアル感が味わえるにも関わらず、カードの中身もスクリーンで見ることができるわけです。
まさに、次世代の芸風ですね。
ハプニング
あとがき
一心不乱に、マイペースで、やるべきことをやっていれば、いつか栄光を掴むことができるのですね。
賞金で
「電子レンジだけ買いたいです。5回に1回しか温まらないんです」
とコメントしていて、なんて節約家なんだろうと思いました。
というか、今まで、電子レンジが壊れていても、買い換えるお金の余裕がなかったということでしょうか。
どんなに貧しくても、10年間諦めずに芸を磨き続けたのですね。素晴らしい忍耐強さです。
今まで、ライブの合間に、週に3〜4回は、ミシンの点検のバイトをしていたそうなのですが、これで、やっとそのバイトも辞めて、芸に専念することができるようになりますね。