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犬関係無い【シッコウ!犬と私と執行官】ストーリーに違和感!犬係は必要?

犬関係無い【シッコウ!犬と私と執行官】ストーリーに違和感!犬係は必要?

こんにちは、karasuです。

ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」(テレビ朝日系火曜夜9時)は、タイトルの通り、金品、不動産などを差し押さえたり、没収したりする「執行官」のお話です。

伊藤沙莉さんは、ひょんなことから、執行官の「犬係」に抜擢された犬が大好きな主人公、吉野ひかりを演じています。

ところが、3話くらいから「犬」がストーリーに全く関係無くなってきていて、ネットでは、「犬係の伊藤沙莉は早くも用無し? 」とか「イヌイヌ詐欺と言われても仕方ない」と、違和感を感じる声が多数上がっています。

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ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」について

ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」は、伊藤沙莉さん主演のテレビ朝日系連続ドラマ(火曜夜9時)です。

「シッコウ!!~犬と私と執行官~」の原作は、小川潤平さんの小説「執行官物語」です。

元執行官だった小川潤平さんが、実際に体験した「執行官」の事案を記録したもので、執行官の仕事の表や裏が綴られています。

その小説が原案となる、大森美香さんの脚本では、織田裕二さんが、小原樹という、犬が苦手の執行官役を演じます。

ある日、執行官として差し押さえを執行中の現場で、偶然伊藤沙莉さん演じる吉野ひかりに出会います。

吉野ひかりは、犬がとっても大好きで、ペット関係の仕事をするほどで、犬も吉野ひかりが駆け寄ると全く吠えずいい子にしています。

おかげで執行官の仕事がはかどったので、小原樹(織田裕二)は大喜びで、吉野ひかり(伊藤沙莉)に 「執行補助者」という仕事(実際には「イヌ係」)をやってくれないかと頼みます。

あなたに執行補助者としてお願いしたいのは、私、執行官小原の護衛です。
ボディーガード的な!

と頼み、なんだかんだあって、ちょうど職を失ったばかりのひかりは執行官と一緒に、イヌ係として犬を飼っている債務者のところへ出向くようになります。

伊藤沙莉さんについて

伊藤沙莉さんについてはこちらをどうぞ⇓

伊藤沙莉でプチ炎上『オズワルド伊藤の妹』いらない!兄妹受賞数比較!

第3話のストーリーは、もはや『犬』が関係無い

このドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」で、伊藤沙莉さんは、ひょんなことから、執行官の「犬係」に抜擢された犬が大好きな主人公、吉野ひかりを演じています。

このドラマのタイトル「シッコウ!!~犬と私と執行官~」からして、主人公の吉野ひかり(伊藤沙莉)が、紆余曲折を経て、執行官の犬係として成長していく話なのかと普通は思います。

ところが、3話から「犬」がストーリーに全く関係無くなってきています。

第3話の一つ目の執行先は、「ブルドック」という名のパチンコ店でした。

「店名からして怖い犬がいるのでは」

と心配していた犬嫌いの執行官、小原樹(織田裕二)は再度、吉野ひかり(伊藤沙莉)に、「執行補助者・犬係」として、執行について行くように頼まれます。

でも、実際には、その店には一匹の犬もいなかったので、吉野ひかり(伊藤沙莉)は「執行補助者・犬係」として、役に立っていません。

後半の2件目では、債務者の家に別に犬がいたから一緒に行ったわけではなく、小原樹(織田裕二)が債務者のアパートにバルコニーからの侵入を試みるために、たまたまその場にいた吉野ひかり(伊藤沙莉)が、一緒についていくことを頼まれます。

もはや、犬係でもなんでもありません。

そこには、たまたまおとなしい猫が三匹いただけでした。ちなみにその3匹の猫たちはのちに保護されました。

というわけで、第3話では、よーく考えると、

もともと「犬係」として雇われた吉野ひかり(伊藤沙莉)は、執行の現場についていく必要なかったじゃん!」

と、多くの視聴者が思ったようです。

ネットの反応

ネットでは、タイトルに「もはや「犬」は関係無くないのでは、と、違和感を感じる声が多数上がっています。

「これまでは見せ方は成功していると思う。しかしこれからもひかりを絡めるには無理があるような気がする。イヌイヌ詐欺と言われても仕方ない笑」

「タイトル間違ったかもですね。
1話完結だから観やすいけど、ワンコ苦手設定ありきで伊藤沙莉が必要なのは、ちょっと演出に無理が有りすぎる!」

「なんのドラマ?
犬係の伊藤沙莉は早くも用無し?」

「1話のイヌはズカズカ上がりこんでも鳴き声一つあげず、
2話のイヌは体こそ大きいものの、まったく吠えたり唸ったり襲ってきたりしなかった。
いくら織田裕二が犬恐怖症なのだとしても、同行者全員の手に負えないことなど(ないのでは?)
なんとしてでも伊藤紗莉を執行に絡めたいという強引さに、ストレスの溜まる題材。
2話のYouTuberの話など、視聴者感情を逆なでしているようにしか思えなかった。
それでも今回、3話も観たのは、イヌと人との心温まる話を期待したからだ。
しかし、またしてもタイトルに「犬」が付いてるだけのイヌイヌ詐欺。
今日にいたってはネコの回(まあ、ネコも好きだが)、
イヌが出て来るのはラストの1場面チラリとだけ。」

引用元: yahoo.co.jp

強制執行に「犬係」は必要?

また

「ペット業界で働きたい女子と債務執行官
このかけ離れた業種を一緒にするのはやっぱり無理があるなあ、と」

「犬嫌いな執行官の補助なんてそうそうないし
執行官に共感できないヒカリの気持ちもわかる
無理クリくっつけたのはやっぱり間違い?」

「なぜ必要か「イヌ係」?無理ある? ・本当に必要」

という声もありましたが、それについてちょっと。

karasuは、ドイツ生活が長いので、ドイツの事情しか詳しくはわかりませんが、数年前に、友人が本当に「執行補助者・犬係」のお世話になったことがありました。

だから、

「差し押さえに『犬係』なんて本当に必要?」

という疑問につては、はっきり

イエス!

と言えます。

でも、「犬係」が実際に執行現場に同行するまでには、何段階もあり、何年もの月日が経過しました。

これは、その友人の例です。債権者の友人はシングルマザーで、養育費を何年も滞納している元夫が債務者でした。

執行官にも色々な人がいて、やり方も執行官によって少しずつ違います。だから、その友人は、まず執行官選びから始めました。

第1段階: 執行官選び

最初は、債務者の近くに住んでいる執行官に依頼しましたが、何年経っても忙しいことを理由に(ベルリンは万年執行官不足らしいです)全く何も話が進行しませんでした。

結局、離婚弁護士から紹介されたベルリン市外の町に住む女性の敏腕執行官に依頼することになりました。その人も、忙しいですが、「でも、引き受けた仕事は確実に実行してくれる」とのことでした。

第2段階: 執行官から書面で通達

執行官から債務者に支払いを命じる書面が届きます。数ヶ月後に2回目、3回目の書面も届きます。

でも、債務者は無反応でした。もう「支払わない」と決めた人は執行官も何も怖くない感じです。

第3段階: 執行官の訪問

執行官が債務者の家を訪れて支払いの意思の有無を確認し、差し押さえを実行します。

でも、債務者は不在か、居留守を使うので、債務者に会えないことがほとんどです。

この友人の場合も、数ヶ月後に、2回目、3回目が実施されましたが、やはり不在か、居留守を使われました。

第4段階: 鍵業者の依頼

強制執行に「鍵業者」を依頼することになり、債権者が約3万円を執行官に支払います。(もちろん債権者が一時的に負担する執行の費用は債務者の借金に、その都度加算されます)

その友人の場合は、犬が家の中から吠えていたので、噛みつかれたりする被害を防ぐために、せっかく「鍵業者」を連れて行ったのに、そに日の強制執行は断念されました。

第5段階: 「鍵業者」と「ドッグ・トレーナー」の依頼

というわけで、仕方なく、今度は、強制執行に「鍵業者」と「ドッグ・トレーナー」を連れていくこととなりました。今度は、それぞれに約3万円を支払ったそうです。

その日は、たまたま、庭に元夫の所有する乗用車が駐車されていたので、鍵業者が門の扉を開錠して、執行官が敷地に入り、その乗用車を運び出すことで「よし」として、犬が吠えている家の中に侵入する必要は無くなり、「ドッグ・トレーナー」は活躍しませんでした。

でも、もちろん支払った費用は戻ってきません。

というわけで、その後、その元夫は、自分の乗用車を返してもらう代わりに、借金を全て返済したので、4、5年経って、やっと一件落着でした。

「犬係」に一般人がなれるの?

ドイツでは、その友人のお世話になった執行官の証言によりますと、ドラマのように、「ドック・トレーナー」の資格もない一般人が、

「動物が好き」

とか

「たまたま偶然知り合った」

くらいのことで、「犬係」に任命されることはありません。

もし「ドッグ・トレーナー」が強制執行についてくることになっても、無防備な私服でくるわけではなく、乱暴な犬に怪我を負わされないように、防護服を着用して現場に現れます。

ドラマのように、普通の私服で、なんの訓練も受けてないし、資格も持ってない犬好きの一般人が、執行官の「犬係」としてついていくということは、ドイツでは、あり得ません。

ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」は、元執行官だった人の体験談を元にしているので、このドラマが現実的なストーリーであるのであれば、日本では「ドッグ・トレーナー」の資格がなくても、差し押さえの現場に一般人の「犬係」がついてくることができる、ということになります。

もし、その「犬係」の一般人の若い女性が、その現場で凶暴な犬に怪我を負わされた場合の保証などについては、ちゃんと事前に話がついているのでしょうか?

その辺のところが、興味深いですが、このドラマでそんな深いところまで扱われることはないでしょう。

おわりに

このドラマは、「強制執行」という、実はドロドロした恨みつらみが絡む難しいテーマを、コメディータッチに描くという、ものすごく新しい挑戦をしていて、そういう意味では面白いです。

ただちょっと、現実からかけ離れた描かれ方が気になるシーンもあります。まあ、その辺は、「ドラマなんだから」と、さらっと流して見ればいいですね!

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