こんにちは。
今回は、不倫騒動で、一時芸能界から干されたと思われていた東出昌大さんが、再ブレイクを果たし、
第33回日本映画批評家大賞で、主演男優賞
を受賞するまでに至った道のりを見ていこうと思います。
再ブレイクできた鍵は、ワイルド・野蛮系の素の自分を、包み隠さずさらけ出して、山小屋で半農半X生活をしていることに関係しているようです。
詳しく見ていきます。
東出昌大さんについて
東出昌大さんは、16歳でまだ高校生の時に、
第19回メンズノンノ専属モデルオーディション
でグランプリを獲得しました。
2004年にデビューしてから、2011年までは、パリ・コレクションなどで、モデルとして活躍していました。
2012年に映画「桐島、部活やめるってよ」に出演して高い評価を得ました。
その成功をきっかけにモデルを辞めて、活動を俳優一本に絞りました。
長身、イケメンで、演技力も高いことから、数々のドラマや映画で大活躍していました。
そして、たくさんの賞も受賞しています。
プロフィール
生年月日 1988年2月1日
出身地 埼玉県
身長 189 cm
職業 俳優
活動期間 2004年 –
受賞
配偶者 杏(2015年 – 2020年)長女と次女(双子、2016年誕生)、長男(2017年誕生)
事務所 フリーランス
東出昌大さんの不倫・離婚騒動
引用元: eiga.com
2020年に、東出昌大さんは、2018年に公開された映画『寝ても覚めても』で共演した唐田えりかさんと不倫をスクープされました。
唐田えりかさんについてはこちらをどうぞ⇩
東出さんと杏さんとの間には、小さなお子さんが3人もいたため、世間から大きな非難を浴びて、CMやドラマから降板する事態に発展しました。
東出さんはそれ以来、芸能界からほぼ干された状態でした。
まさに、転落人生。
杏さんは、その不倫騒動真っ只中の2020年に離婚を決意しました。
3人のお子さんの親権は杏さんの元に。
東出は芸能界から干されることになった。
杏さんのプロフィールはこちらをどうぞ⇩
東出昌大の再ブレイク
引用元: oricon.jp
東出さんは、不倫スキャンダルで、テレビ界から干され、CMも全て降板させられました。
でも、実は、映画界からのオファーは、大量ではありませんが、来ていました。
2022年4月に所属事務所との専属契約が解消されてしまい、フリーになった東出さん。
そのため、自分でギャラを低く設定できたので、オファーもかけやすかったのでしょう。
その一つが、「Winny」(松本優作監督)という映画です。
この映画で、東出昌大さんは、
第33回日本映画批評家大賞で、主演男優賞
を2024年5月22日に東京国際フォーラムで受賞しました。
今回の受賞によって、東出昌大さんは、「再ブレイク」をはっきりとした形で示すことができました。
東出昌大はなぜ再ブレイクした?
ワイルド野蛮系へキャラ変
住みなれた東京を離れて、山小屋にこもって、狩猟生活を続ける東出昌大さん。
離婚騒動後、ワイルド・野蛮系にすっかりキャラ変しました。
なぜ、そのキャラ変が仕事のオファーが増える原因になったかを、ひろゆきさんが
abema.tvの『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』の第2弾、エクアドル・プラタ島でのローカルバスでの移動中
に、東出さんに聞いています。
東出さんの答えは
ABEMAで『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』に出演して、見られ方が変わってオファーしやすくなったみたいな声はあるんですよ
引用元: news.goo.ne.jp
つまり、東出昌大さんは、ワイルド・野蛮系の生活スタイルで、包み隠さず素の自分で生きていくことに決めて、abema.tvに、そのままのワイルド系で出演しています。
世間からは、完全にキャラ変したと思われました。
「こいつ、どうしちゃったの?」
と注目され、それが、結果的には、仕事のオファー増加につながったようです。
ひろゆきさんが
そもそも、東出さんは、すでに29歳の時に有害鳥獣駆除の免許を取得しています。
20代の時に、滞在した地方のビジネスホテルの書棚で
『僕は猟師になった』
という題名の猟師・千松信也さんの著書に、出会って、感銘を受けたからだそうです。
でも、狩猟をすることを公にするのは、事務所の方針で、NGでした。
例えば、東出さんの狩猟ドキュメンタリー映画『WILL』の撮影は、東出さんが狩猟をやっていると公表することに対して所属事務所がNGを出したので、一旦は、中止になりました。
そんな矢先、新たな女性スキャンダルで事務所から契約解除されてしまった東出さんは、フリーランスになりました。
その、おかげと言ってはなんですが、フリーになってからは、東出さんは、
NGがほぼ無し
のスタンスで働けてます。
狩猟をやっていることも隠さなくて良くなり、ドキュメンタリー映画『WILL』の撮影の続行が可能になったのでした。
半農半X生活で悟りを開いた
東出さんは、「半農半X生活」で、山籠り生活によって、悟りを開きました。
「半農半X生活」とは
農作業と狩猟により、ほぼ自給自足。
仕事のオファーがあったら撮影の時は山を降りる
という生活です。
「半農半X生活」をしていれば、自然と「金」というものへの執着心がなくなっていきます。
狩猟と畑の作物で食べていけるので、そんなに、あくせく俳優業をし続ける必要もないわけです。
マイペースで、本当に自分が演じたい役だけに集中できます。
だから、この「半農半X生活」は、いい役者として仕事をために、大きなプラスになっているわけです。
前述の通り、東出さんは、不倫で芸能界を干されたから猟師になったわけではありません。
「20代前半の時、自分で肉を獲るってどういうことなんだろうと思ったのが、猟師になりたいと思ったきっかけでした。
僕の師匠の方がフリーで、1人で山を駆け回る人だったので、猟場だけ紹介してもらって、1人で通っていたんです」
引用元: sponichi.co.jp
と語っています。
もちろん、地域の人たちともコミュニケーションを取るようになって、いろんなことをサポートしてもらうこともできます。
でも、基本的に、なんでも一人でできるそうで、
「仕留めた獲物はその場でさばく。さばかないと山から下ろせないので。重いから」
引用元: sponichi.co.jp
と、山には、いつも銃、ナイフ、地図、コンパス、痛み止めなどを持っていくのだそうです。
そんな山の中の孤独な生活の中で、悟りがひらけて、いろんなことが吹っ切れて、素の自分で生きていくと決めたのでした。
今の東出さんは、「素の東出昌大」を押し出しています。
多分、
端正なルックスのイケメン俳優
杏さんとおしどり夫婦で杏さんの夫として優等生的イメージ
まじめなイクメンパパ
を演じていた時は、東出さんにとっては実はキツかったのかもしれませんね。
今では、自分の本当の気持ちを隠して守らないといけないものがなくなったので、大自然の中で、正直に生きることができています。
とにかく、前述の通り、東出さんは、フリーランスで活動しているので、
ギャラが低くても脚本が面白ければ出演する
と自分で言っています。
だから、最近は、社会派映画に出演することも多く、評価が爆上がりなのです。
とにかく、ワイルド・野蛮系のキャラに好感を持つ人が増えました。
ギャラを高く設定しがちな芸能事務所を通さなくていいので、仕事のオファーもしやすく、オファーは殺到しているのです。
「半農半X生活」で、世間からシャットアウトされた生活なので、感覚が研ぎ澄まされて、演技力はブレイクしていたときよりも格段に上がっていると言われているそうです。
一つ一つの役のために地味な準備を怠らなかった
でも、なんと言っても再ブレイクの鍵となったのが
地味な準備
だそうです。
授賞式に
とにかくセリフを覚えるとか、金子さんという人を『Winny』で演じるのであれば、裁判記録を読むとか、体形を変えるとか。
人に見られないところでの準備が現場に行った時に生きる唯一のよすが
引用元: nikkansports.com
と語っていたのが、印象的でした。
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おわりに
「いつか、山小屋に自分の子供達が遊びに来る」という夢が実現する時のために、自分を磨いていこうと思っているところも、好感持てます。
3人のお子さんとは、全然会えなくてかわいそうですが、本当に、いつか訪ねてきてくれるといいですね。