【代行の罠】ドイツ・オーストリア音楽留学の自立術|丸投げは危険?

憧れのドイツやオーストリアへの音楽留学!

夢を叶えるための第一歩ですが

「手続きが複雑そう」

「言葉が通じないから不安」

そんな悩み、ありますよね。

そんな時、目に飛び込んでくるのが

「手取り足取りサポートします!」

という留学代行サービスの広告。

でも、ちょっと待ってください。

その

「楽をしたい」

という気持ちが

現地に着いた後のあなたを

最大のパニックに陥れるかもしれません。

今日は、現地在住30年の音楽家として、 たくさんの日本人留学生を見てきた私から、代行サービスの裏側に隠された

「本当のリスク」

をお話しさせていただきます。

代行セットプランの裏側|失うのは「お金」だけではない

「全部お任せプラン」

という言葉はとても魅力的に聞こえますよね。

願書の提出から

教授へのアポ取り

現地の住民登録や

銀行口座の開設まで。

確かに、これらをプロに頼めば

日本にいながらにして準備は進みます。

でも、その代償は高額な費用だけではありません。

あなたが一番に失ってしまうもの。

それは、

「現地で生き抜くための筋肉」

です。

留学準備というプロセスは

実は現地生活のシミュレーションそのもの。

分からない単語を調べ

不愛想な役所のサイトと格闘し

自分の言葉で教授に熱意を伝える。

この

「もがき」

の過程であなたのドイツ語力や

精神的なタフさは

たぶん驚くほど鍛えられていくのです。

わたしのウィーン留学時代は、

まさにその連続でした。

まあ、私の場合は、

そもそも留学エージェントに大金を支払うことが

金銭的に不可能だったからですが。

全てお金で解決してしまったら

あなたは、一番大切な

「成長の機会」

を他人に売ってしまったことに

なりかねないかもしれません。

現地で見てきた「サポート依存」の末路|突然訪れる、孤独とパニック

ベルリン大聖堂の上からの景色

私がベルリンやウィーンで数多くの

留学生を見てきて、一番

「危ないな」

と感じるのがこのサポート依存に

陥った学生たちです。

空港に迎えが来て

スマホの契約も、アパートの契約も

全部スタッフが横でやってくれた。

それは、一見すると「幸運」に見えます。

でも、留学生活というのは

いつか必ず「サポートが切れる日」が来ます。

契約期間が終わった時

あるいはスタッフがいない夜中に

突然のトラブルに見舞われた時……。

「水漏れが起きたけど、大家に電話できない」

「スーパーでカードが使えないけど、理由が聞けない」

そんな些細なことでパニックになり

どんどんドイツが嫌いになります。

何年もドイツに住んでいるのに

日本人とばかり一緒にいて

現地の友達が一人もいない。

そんな日本人留学生たくさん見てきました。

それは、自分の足で歩く練習をしないまま

補助輪をつけた状態で

留学というプロのレースに

参加してしまったからなのです。

せっかく音楽を学びにきたのに

生活の不安に押しつぶされて

練習に身が入らない。

これこそが、最大の「代行の罠」です。

「ドイツ、キライ!」

実際、昨年までドイツで留学生活をされていた

ある学生さんの言葉です。

ドイツのとある音大で院を卒業されました。

現地の日本人以外のお友達は誰も作りませんでした。

ドイツ語は大学に入学できるレベルにはがんばったので、

合格したらもう努力したくないということでした。

先生は英語もできるので、そこは不自由しませんでした。

彼は、ドイツ人の図々しいところとか

無愛想なところとか

大学のトイレがめっちゃ汚いところとか

ドイツにコンビニがないところとか

ドイツの店が日曜日空いてないところとかが

嫌でした。

嫌なことだらけで過ごした

2年間だったようです。

だから早く日本に帰りたくて

「ドイツ、キライ」

と言って日本にさっさと

完全帰国しました。

その人の人生なので

何も言いませんでしたが

「じゃ、なんでわざわざ留学したの?」

とはちょっと思いました。

なぜ「自分でトライ」することが最大の才能開花に繋がるのか

ヨーロッパで音楽家として成功するために

最も必要な資質は何だと思いますか?

音楽性?

テクニック?

知識?

もちろんそれも大事ですが

ヨーロッパで高く評価されるのは

「自分の意志で道を切り拓く力」

です。

現地の教授たちは

「何でも言うことを聞く、お行儀のいい子」

にはあまり興味を示しません。

自分で考え、自分で行動し

時には失敗して恥をかきながらも

「私はこうしたいんだ!」

と主張する。

その人間としての厚みが

音色や表現力にダイレクトに現れるからです。

教授につたないドイツ語で

自力でメールを送って

返信を待つ時の

あのドキドキした気持ち。

やっとの思いでアポが取れた時の

あの最高の喜び。

そんな、一見音楽に関係なさそうな経験こそが

あなたの音楽を豊かにするエッセンスになると

私は思います。

困難を自分の力でクリアしていく経験は

「自分はここで生きていける」

という 絶対的な自信に変わります。

その自信を持って舞台に立つ学生は

やはり、輝きが違うし

なんせ、聴いてて楽しい。

困った時のための「本当の味方」の選び方

もちろん、全てを一人でやる必要はありません。

異国の地で、本当に困った時に

助けを求めるのは恥ずかしいことではないのです。

大切なのは、

「丸投げ」

するのではなく

「伴走者」

を見つけることです。

私が運営するサポートでは

あなたの代わりに全てをやることはしません。

その代わり、あなたが自分で解決できるように

「解決のためのノウハウ」を

惜しみなく伝授します。

いわば、魚を与えるのではなく

「魚の釣り方」を

一緒に練習するスタイルです。

  • 住居探しの細かいノウハウの伝授
  • 教授へのメールの文面や初対面の会話を一緒に考える
  • どうしても解決できない時の最終手段として控える

こうした「自立を促すサポート」こそが

あなたの留学を本当の意味で

成功に導くものだと確信しています。

「楽な道」を選ぶのは簡単です。

でも、その先に待っているのは

「誰かの力を借りないと何もできない自分」

かもしれません。

少しだけ勇気を持って

自分の力でドイツ・オーストリアの扉を

叩いてみませんか?

そのワクワク、ドキドキの先に

あなたが夢見た

「本場の音楽人生」

が 待っているはずです。

もし、具体的な音大選びや準備について知りたい方は、いつでも相談してくださいね。

ご相談はこちら⇩

http://music-abroad.com

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