オクセンハウゼン州立音楽アカデミーの全貌!なぜ人口の3倍が講習会に?
ドイツの静かな町に
毎年3万人もの音楽家が
吸い寄せられる場所があります。
それが、
オクセンハウゼン州立アカデミー。
通年で、さまざまな
マスタークラスが開催されています。
なぜ人口9,300人の町に
これほど人が集まるのか?
その秘密を解き明かします。
目次
人口の3倍が吸い寄せられる3つの理由

引用元: landesakademie-ochsenhausen.de
人口9,300人の小さな町に
年間3万人もの音楽家が集まる。
その不思議な現象の裏には
この場所だけの特別な
理由がありました。
巨大な「修道院」というインフラがあったから

引用元: landesakademie-ochsenhausen.de
講習会場となるのは
1093年創立の旧ベネディクト会修道院。
上の画像の、お城みたいな中世修道院が
そのまま講習会場になってるんですね。
「Himmelreich des Barock」
(バロックの天国)と
呼ばれるほどの
豪華絢爛な建物!
天井画に囲まれた図書室ホールや
響き豊かな礼拝堂など
歴史の重みを感じる特別な空間は
きっと、インスピレーションの宝庫ですね。
この1000年近い歴史を誇る元修道院
19世紀の世俗化によって
機能を失っていったのだそうです。
州立だからこそ実現する超一流の講師陣

引用元: landesakademie-ochsenhausen.de
ここは、
ただの一地方の音楽施設ではなくて
バーデン=ヴュルテンベルク州が
直々に運営している、州全体の
音楽教育を支える「音楽の総本山」
みたいなイメージです。
1960年代から
巨額の予算を投じて
修道院を修復したことからも
バーデン=ヴュルテンベルク州の
本気の熱量が伝わってきますね。
州の強力なバックアップがあるからこそ
質の高いマスタークラスが
年間を通じて開催されているんですね。
全寮制で24時間音楽に浸れる贅沢さ

引用元: miz.org
修道院の内部には、何百人もが
寝食を共にできる居住スペース
があります。
上の画像が食事の風景で
下の画像がベットルーム。

引用元: landesakademie-ochsenhausen.de
都会の喧騒から切り離された
静寂な環境の中で 練習、レッスン、
そして仲間との対話。
24時間すべてが音楽のためにある
音楽家にとっての「理想郷」なのでは?
オクセンハウゼン州立音楽アカデミーの全貌!
ここで開催されるのはマスタークラスだけじゃない!
とにかくこの
オクセンハウゼン州立音楽アカデミーは
バーデン=ヴュルテンベルク州運営の
「音楽の総本山」みたいな立ち位置。
だから、
マスタークラス以外にも
通年でさまざまな講習会や
コンサートが開催されています。
例えば
マルチメディアコース
音楽教員向けの研修
保育士向けの音楽教育研修
アクティブ・ミュージック・エクスペリエンス
など
どんなマスタークラスがあるの?
2026年夏以降のマスタークラスをご紹介します。
来年の目安のために、すでに終了したマスタークラスも載せています。
第5回 国際室内楽アカデミー (7月8日〜7月17日)
室内楽、ソロ演奏の集中的なマスタークラス。
世界中から若き才能が集まる
特別な10日間。
「国際室内楽アカデミー」は
単なる講習会ではなく
音楽の祭典(フェスティバル)です。
弦・管・ピアノを網羅し
バロックから現代音楽まで
あらゆるスタイルを深く学びます。
講師陣は世界的な巨匠たち。
ソロの指導はもちろん
教授と学生が「同じアンサンブル」で
肩を並べて演奏するから楽しい!
そんな、この場所でしかできない
貴重な体験が待っています。
詳細
開始:2026年7月8日(水)18時
終了:2026年7月17日(金)9時
満席 / キャンセル待ち
対象:大学生、上級レベルの生徒
受講料: 735.00ユーロ(アクティブ参加料金、2人部屋宿泊、一日三食込み)
チェロとコントラバスは、100.00ユーロのレンタル料で現地で借りることができます。自分の弓は持参してください。
講師
イーダ・ビーラー教授(ヴァイオリン)
メロス弦楽四重奏団の元メンバーで、デュッセルドルフ音大教授。
世界的な室内楽の大家です。
ヨネ・カリウナイテ=ファスベンダー教授(ヴィオラ)
リトアニア出身の名手。
ドイツ国内の主要オーケストラや音楽祭で活躍する指導者です。
ヒレル・ゾリ教授(チェロ)
イスラエル出身。
ジュリアード音楽院で学び、現在はテルアビブ大学の教授を務める実力派です。
ポール・シャープ教授(コントラバス)
アメリカのノースカロライナ芸術大学教授。
独奏とオーケストラ演奏の両面で高い評価を得ています。
シュテファン・シリング教授(クラリネット)
バイエルン放送交響楽団の首席奏者。
最高峰のオーケストラで培った経験を直接伝授します。
サクストン・C・ローズ教授(ファゴット)
現代音楽にも造詣が深く、国際的に活躍するソリスト兼ノースカロライナ芸術大学教授です。
マリア・サーキン博士(ホルン)
名門大学で教鞭を執り、オーケストラ教育とソロ演奏の両軸で活躍するスペシャリストです。
イ=ティン・チェン(ヴァイオリン)
優れた技術と音楽性を持ち、国際的なコンクールでの受賞歴も豊富な気鋭の演奏家です。
トマシュ・ザヤツ(ピアノ)
ショパンの伝統を継ぐポーランドのピアニスト。室内楽の伴奏者としても非常に信頼が厚いです。
コンラート・エルザー教授(ピアノ)
リューベック音大教授。数多くの国際コンクール入賞者を輩出している、ドイツピアノ界の名指導者。
レヴォン・アヴァギャン(ピアノ)
マリア・カナルス国際コンクール優勝者。圧倒的なテクニックと繊細な解釈で注目される若手実力派。
ヴァイオリン・コース (7月17日〜7月17日)
このコースでは、若いヴァイオリニストがコンサート、試験、コンクールなどの状況に向けて、楽器演奏面および解釈面での準備を整えます。
バッハから現代音楽まで、クラシックのソロレパートリー。
詳細
開始:2026年7月17日(金)11時
終了:2026年7月24日(金)9時
満席 / キャンセル待ち
対象:音大生、6歳以上の上級レベルの生徒、室内楽アンサンブル
受講料:
成人 785,00 ユーロ(アクティブ参加料金、1人部屋宿泊、一日三食込み)
未成年 590,00 ユーロ(アクティブ参加料金、2人部屋宿泊、一日三食込み)
講師
イーダ・ビーラー教授
メロス弦楽四重奏団の元メンバーで、デュッセルドルフ音大教授。
世界的な室内楽の大家として知られる名教師です。
スンヒ・キム=ヌスベック
ドイツを中心に活躍するヴァイオリニスト。
長年アカデミーで指導にあたり、若手の育成に定評があります。
イ=ティン・チェン
国際コンクールで多数の受賞歴を持つ気鋭の奏者。
ソロと室内楽の両面で世界的に活動の幅を広げています。
第21回 ISAM 国際夏季音楽アカデミー (7月24日〜8月7日)
世界中のピアニスト、
作曲家、オルガニストが集う
ハイレベルなマスタークラスです。
経験豊富な講師陣が、
国際コンクールを勝ち抜くための
実践的な指導を行います。
期間中には、
ピアノ、オルガン、作曲の
3つの国際コンクールも開催。
数多くのコンサートも行われ、
研鑽の成果を披露する
最高の舞台が整っています。
詳細
開始:2026年7月24日(金)18時
終了:2026年8月7日(金)9時
満席 / キャンセル待ち
対象:ピアノ、オルガン、作曲専攻の音大生(大学院)
受講料:
成人 785,00 ユーロ(アクティブ参加料金、1人部屋宿泊、一日三食込み)
未成年 590,00 ユーロ(アクティブ参加料金、2人部屋宿泊、一日三食込み)
講師
オーフェル・ベン=アモツ教授(作曲)
イスラエル出身の作曲家。
ユダヤ文化と現代音楽を融合させた作風で世界的に高く評価されています。
ヤン・イラーセク教授(作曲)
チェコを代表する作曲家。
映画音楽で「チェコ・ライオン賞」を2度受賞するなど、幅広い分野で活躍中です。
リリー・ドルフマン教授(ピアノ)
数多くの国際コンクールで審査員を務める名教師。
若手ピアニストの育成において絶大な信頼を得ています。
ヤロン・ローゼンタール教授(ピアノ)
イスラエル・エルサレム音楽院教授。
ソロと室内楽の両面で国際的に活動する実力派ピアニストです。
ユルゲン・エスル教授(オルガン)
シュトゥットガルト音大教授。
即興演奏の大家であり、ヨーロッパで最も重要なオルガニストの一人です。
ジェレミー・ジョセフ教授(オルガン)
ウィーン国立音大教授。
ウィーン王宮礼拝堂のオルガニストも務める、古楽と即興のスペシャリストです。
マリエ・エスロヴァー(ヴァイオリン)
プラハの音楽一家に育ち、ソリストや室内楽奏者として国際的な舞台で活躍する気鋭の演奏家です。
エフゲニー・ブラフマン(ピアノ)
リヒテル国際ピアノコンクール入賞者。
ロシア・ピアニズムの伝統を受け継ぐ、情熱的な演奏で知られています。
リート・マスタークラス (8月29日〜9月4日)
ドイツが世界に誇る、歌曲(リート)解釈の最高峰といえる教授たちが集結。
詳細
最大参加人数:20名
申込締切:2026年7月31日
開始:2026年8月29日(土)18時
終了:2026年9月4日(金)13時
対象:声楽およびピアノ専攻の学生、歌手、ピアニスト、音大進学希望の上級生
歌手とピアノ伴奏者によるデュオでの申し込みを推奨します。
個人での申し込みの場合は、届いた申込状況に基づき、事務局でデュオ形成のサポートを試みます。
受講料:
デュオ(歌手+ピアノ伴奏) 840.00ユーロ
個人参加(2人部屋宿泊) 510.00ユーロ
講師
ルート・ツィーザク教授(声楽)
ザルツブルク音楽祭などで活躍した世界的なソプラノ歌手。
現在は教授として、瑞々しい感性と技術を伝えています。
ウルリヒ・アイゼンロール教授(ピアノ伴奏)
ドイツ歌曲の伴奏において世界屈指の権威。
膨大な録音プロジェクトも手がける、リート解釈の第一人者です。
ヨハンナ・グッツヴィラー教授(アレクサンダー・テクニーク)
音楽家のための身体技法のスペシャリスト。
声と身体の自然なつながりを引き出し、表現力を高める指導に定評があります。
トランペット&トロンボーン・マスタークラス (9月7日〜9月11日)
トランペット&トロンボーンのマスタークラスです。
基礎固めからオーディション対策まで、
一流の講師陣から直接学べる絶好の機会。
ソロ曲の解釈はもちろん、
オーケストラ・スタディ(オケ中)の指導も充実。
個人レッスンのほか、グループワークや
アンサンブルも取り入れた実践的な内容です。
詳細
日程:2026年9月7日(月)〜11日(金)
対象:音大生、上級レベルの学生、意欲的なアマチュア
定員:22名(先着順)
申込締切:2026年8月7日
受講料(宿泊・食事込み)
- 成人(1人部屋):470.00ユーロ
- 未成年(2人部屋):395.00ユーロ
講師
ヴォルフガング・バウアー教授(トランペット)
ヘニング・ヴィーグレーベ教授(トロンボーン)
ピアノデュオ・マスタークラス / シュテンツル兄弟 (9月13日〜9月18日)
ハンス=ペーター&フォルカー・シュテンツル教授による
ピアノ、ピアノデュオ、室内楽のマスタークラスです。
ピアノデュオの世界ではまさに
「生きる伝説」ともいえ
双子のピアノデュオ奏者です。
ソロだけでなくデュオの指導にも定評があり
個人レッスンのほかに「ピアノ・スペシャル」という
奏法や技術について掘り下げるミーティングが毎日行われます。
詳細
※現在、定員に達したためキャンセル待ちの受付となっています。
開催概要
日程:2026年9月13日(日)〜18日(金)
対象:音大生、上級レベルの学生、プロのピアニスト
受講料(宿泊・食事込み)
デュオ(2人部屋):790.00ユーロ
個人(2人部屋):450.00ユーロ
講師
ハンス=ペーター・シュテンツル教授(ロストック)
フォルカー・シュテンツル教授(ロストック)
ファゴット&コントラファゴット・マスタークラス (9月21日〜9月25日)
ファゴットとコントラファゴットの
マスタークラスです。
個人レッスンでの楽曲指導はもちろん、
呼吸法やリード製作など、
専門的な基礎もしっかり学べます。
さらに、本番やオーディションに向けた
実践的なトレーニングも充実。
会場にはリード製作機やヘッケル社製の
コントラファゴットも完備されており、
最終日には修了コンサートも開催されます。
詳細
日程:2026年9月21日(月)〜25日(金)
対象:音大生、上級レベルの学生 定員:12名(残り9名)
申込締切:2026年8月21日
受講料(宿泊・食事込み)
成人(1人部屋):475.00ユーロ
未成年(2人部屋):395.00ユーロ
講師
ウルリヒ・ヘルマン教授
マインツ音楽大学教授を務め、シュトゥットガルト放送交響楽団(現SWR響)の首席奏者として長年活躍したファゴット教育の大家です。
オスカー・ミュンヒゲサング
バイエルン国立歌劇場の管弦楽団などで活躍し、現在はシュトゥットガルト音楽演劇大学等で後進の指導にあたっている名手です。
公式サイト
オクセンハウゼン州立アカデミーの公式サイト(英語)はこちら
Meisterkurse der Landesmusikakademie in Ochsenhausen, Baden-Württemberg
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