こんにちは。
「新しい学校のリーダーズ」の「オトナブルー」がブレイクして「TikTok上半期トレンド大賞2023」にも輝きました。
「オトナブルー」はノスタルジックな昭和感にあふれる曲ですが、実はその曲を作曲したyonkeyは「ジャンルの壁」のない、自由な作風のZ世代「トラックメイカー&音楽プロヂューサー」です。
今回は、「オトナブルー」を生み出したyonkeyの「ここが違う!」を、ちょっと深掘りしてみました。
yonkeyについて
引用元: instagram.com
yonkeyのプロフィール
本名 非公開
生年月日
1997年5月4日
出身地 非公開
出身学校
音楽の専門学校(名前は非公開)
職業
トラックメイカー
バンドのフロントマン&シンガー
プロデューサー
所属事務所 アソビシステム
レーベル
2020年 – 2021年 ASOBIMUSIC
2021年 – ユニバーサルシグマ
活動期間
2014年- バンド「Klang Ruler」を結成し
本格的に音楽制作を始める
受賞
2018年「ASOBISYSTEM THE AUDITION 2018」LINE MUSIC賞
yonkeyの4つのルーツ!
ピアノ
引用元: pro.omobic.com
映画
yonkeyさんは映画好きで、子供に「E.T.」とか
引用元: realsound.jp
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
引用元: amazon.co.jp
などのちょっと古いけど、思いっきり楽しいSF洋画をよく見せてくれていたのだそうです。
そんな影響から、yonkeyさんも映画大好き少年になって、中学生の時は「レオン」という映画にハマって、
引用元: elle.com
クラスの背の高いカッコいい男子に殺し屋の役をやらせて、エア・ガンと単3電池の弾で、スマホで映画撮影したのだそうです。
すごく貴重!
ブレイク・ダンス
あと高校生の時には、アメリカ、ロサンゼルス出身の作曲家&トラックメイカー、スクリレックスや、
引用元: billboard-japancom
ロシア生まれドイツ育ちの音楽プロデューサー、トラックメイカーのゼッド(ZEDD)
引用元: wikipedia.com
からの影響を多大に受けて、「ダブステップ」にハマって、音楽だけじゃなく踊りも良いなと思うようになったのだそうです。
ダンス部に入部して、一時期ブレイク・ダンスばかりやって、くるくる回っていたそうです。
ボイス・パーカッション
同じく高校生の頃、ブレイクダンスと同じくらいハマっていたのが、ボイスパーカッションです。
授業中にDJなどでよく見る、レコードを手でこすって出す音「スクラッチ」の練習をしていたら、授業中だということを忘れるほど没頭してしまい、声が大きくなっていって、みんなに「ガン見」されたこともあったとか。
わかります。一つのことに夢中になると、周りが見えなくなるタイプ、音楽家や、芸術家には多いですよね。
ミュージシャンになった経緯
引用元: instagram.com
高校時代、ダンス部の練習で聴いてハマっていた「Skrillex」の、機械的だけど複雑にいろんなものが入り乱れている音楽に猛烈に惹かれて、DTMを始めます。
DTMは、Desk Top Musicの略で、単にパソコンを使用して音楽を作成したり編集したりすることです。つまり、生演奏ではないわけです。
その分、全部、自分で作り上げることができるという、大きな魅力がありますし、最近は音の鮮度も非常に高くなってきていて、聴いただけでは、ライブ録音か、DTMの音か、聞き分けられない場合もあります。
だから、1人で没頭しやすいし、1人で作り上げることのできる達成感って、ハンパないと思います。
とにかく、yonkeyさんもその魅力の虜になって、高校時代に、大学受験勉強をやめると決めて、あとは、ひたすら、プロのミュージシャンになるために、家で音楽作っていたのでした。
「オトナブルー」のブレイク
引用元: twitter.com
「オトナブルー」についてはこちらをどうぞ!
コロナ禍の真っ只中、2020年から2021年にかけて、yonkeyさんは、「新しい学校のリーダーズ」のために、
オトナブルー(2020年5月1日リリース)
ケセラセラ(2020年5月15日リリース)
NAINAINAI(2021年1月20日リリース)
を作曲しました。
「新しい学校のリーダーズ」のプロフィールはこちらをどうぞ⇓
その中で、「オトナブルー」だけが2023年になって大ブレイクしたのでした。
そのうち、他の曲も大ブレイクするかもしれませんね!
無ジャンルZ世代コンポーザー
引用元: twitter.com
「Billboard Japan」とのインタビューで、yonkeyさんは、すごくyonkeyさんの音楽の核心に触れることを言っています。
僕ら世代はジャンルの壁を本当に気にしないと思っていて。
周りのミュージシャンも〈ヒップホップやってるけど、海外のポップスも好きだし、歌謡曲も好き〉みたいな感じが多い。
お互いにジャンルを気にしなくなっている世代だと思います。
〈界隈(シーン)〉というものに固執しないで、良いものは良いという。
引用元: billboard-japan.com
つまり、yonkeyさんの音楽は、「ジャンル」という壁のない、「新しい音」への探究なのです。
エレクトロとライブ録音のサンプルの両方を惜しみなく駆使するスタイルで、
ヒップホップ、普通のポップス、ブルース的要素に加えて、時には、演歌や昭和の歌謡曲のテイストも惜しみなく取り入れるという、「ジャンル」という壁へのこだわりのない、yonkeyさんの新しい作風は、これからが、とても楽しみですね!
おわりに
「この世代で新たなシーンを作りたい」と明言しているyonkeyさん!
無ジャンルZ世代のパワーを感じます。