こんにちは。
連続ドラマ「この素晴らしき世界」(2023年、フジテレビ)で病気のため降板した鈴木京香さんの代役として、主演を務めた若村麻由美さん。
「鈴木京香さんより”はまり役”」と言われるほど称賛され高評価でした。
芸能界では、昔から「代役は大成への近道」と言われています。代役を引き受けることの4つのメリットをご紹介します。
若村麻由美さんについて
引用元: x.com
プロフィール
生年月日 1967年1月3日
出身地 東京都練馬区
学歴 淑徳高等学校卒業
身長 162 cm
職業 女優
ジャンル
映画・テレビドラマ・舞台
活動期間 1987年 –
配偶者
2003年 – 2007年 小野兼弘(1953 – 2007年没 / 宗教団体「釈尊会」の代表)
事務所
トライストーン・エンタテイメント
若村麻由美さんは「無名塾」という仲代達矢さん主宰の俳優養成所の9期生です。
日本舞踊も得意としていて、坂東流の名取です。
過去に、エランドール賞やギャラクシー賞個人賞を受賞していう、実力派女優です。
ドラマ「この素晴らしき世界」で鈴木京香が降板
ドラマ「この素晴らしき世界」についてはこちらをどうぞ⇓
若村麻由美が代役に
引用元: x.com
ドラマ「この素晴らしき世界」で鈴木京香さんの降板が発表された当初、急な代役探しがとても難しくて
「ドラマの撮影を延期した方がいいんじゃないの?」
と鈴木京香さんが回復するまで撮影を延期して、代役を立てないことを望むファンの声も多く上がっていました。
若村麻由美さんが鈴木京香さんの代役に決まった後も、このドラマの脚本は鈴木京香さんのために書き下ろされた、いわゆる「あて書き」だったため、若村麻由美さんに期待を膨らませる声はあまり多くありませんでした。
ところが、いざ放送が開始されると、主演の若村麻由美さんに称賛の声しか上がっていません。
中には、下のコメントのように、「鈴木京香さんより、若村麻由美さんの方がはまり役」とまで書くファンもいるほどです。
鈴木京香さんより、若村麻由美さんの方がはまり役だと思います。普通の主婦に見えるし、何よりも可愛すぎます
引用元: news.livedoor.com
代役のメリット
引用元: x.com
芸能界では、昔から「代役は大成への近道」と言われていますが、本当でしょうか?
一見、誰かの代役なんて、俳優として、
「たまたま主演に抜擢されていた本命の俳優さんがが出れなくなったための代用品」
と見られているようで、プライドがガタガタに傷付くし、一体、メリットなんてあるのでしょうか。
代役のメリット: その1 その作品自体に注目が集まる
引用元: x.com
まず、
「本命の俳優さんが何かの理由で降板する」
というニュースで、その作品は注目を集めます。
その次に
「その本命の俳優の代役に○○が決まった!」
ということで、2回目のニュースになります。
ですから、普通にやっていたら、もしやそこまで注目されることもなかったかもしれない作品の注目度が、「主役降板」、「代役決定」という2つの追加のニュースで特別に注目されることになるわけです。
代役のメリット: その2 視聴者や観客の評価は応援モードで甘め
引用元: x.com
代役が決まらなかったために、延期や、お蔵入りになってしまうケースだってあります。
ですから、テレビの視聴者や、舞台や映画の観客にとっては、誰かが代役を引き受けてくれたことによって、その作品を観ることができるため、とにかく応援モードになります。
代打を務めただけで賞賛が多く意外にリスクは低い
とにかく、短い準備期間や、忙しいスケジュールの中、やってくれるだけでも嬉しいため、同じことを普通の状況でやるよりも、自然と、評価は応援モードで甘めになります。
代役のメリット: その3 俳優自身のスキルアップ
引用元: x.com
代役を引き受ける俳優さんは、誰でもわかることですが、短時間で台本をマスターして、共演者やスタッフとの打ち合わせも頭に叩き込まなければなりません。
ということは、普段よりもずっと、負担は大きいですし、重圧も掛かるります。
その「短時間で代役を全うする」というミッションをやり遂げるためには、アドレナリン値が上がって、普段以上の集中力と演じる能力が内面から湧き上がり、普段以上の熱演を遂げることができます。
結局、「代役」という大役を成し遂げた後には、自然に大きな俳優としてのステップアップを成し遂げているのです。
代役のメリット: その4 放送局や舞台関係者、スタッフ全員に感謝され、恩を売ることができる
引用元: x.com
まず、「突然代役を引き受ける」ということがどれだけ、その俳優さんにとって大変か、誰でもわかると思います。
だから、そんな大変で、面倒くさい「代役」を引き受けると、ドラマであれば放送局、舞台であれば舞台関係者、映画であれば映画スタッフ全員に感謝され、みんなに大きな恩を売ることができます。
関係者一同に感謝される
つまり、
大きな恩を売っておく事
で、これからのビジネスをとてもスムーズに展開することができるのです。
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おわりに
もし、代役の話が来たとしても
「自分よりも格下の俳優の代役なんて絶対やらない」
というプライドを持っている俳優さんも多いと思います。
でも、若村麻由美さんは、そういう変なプライドをお持ちで無い女優さんなんだそうです。
ですから、他のドラマの撮影で忙しくても、「鈴木京香さんのためなら」と快く代役を引き受けたわけです。
もちろん、鈴木京香さんがそのかかやっていても、間違いなく面白いドラマになっていたとは思います。
でも、視聴者は、若村麻由美さんが全く違う感じで、でも、熱演することによって、
「もともとこういう主役を望んでたんじゃ無いの?」
という錯覚に陥ってしまうんだと思います。
だから「鈴木京香より若村麻由美の方がはまり役」
なんていうファンも出てくるわけです。
でも、それって、いい錯覚ですよね!
とにかく、若村麻由美さんは、平凡な主婦と大物女優の1人2役を見事に演じきっていて、すごいです。
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