こんにちは。
大坂なおみさんというと、セリーナ・ウィリアムズの後継者になりうる逸材として世界中が期待していましたが、今回は、大坂なおみさんがネクストセリーナになれなかった5つの理由をお伝えしていきます。
大坂なおみさん7月に長女シャイちゃん出産
大坂なおみさんは、1月16日から開催される今年の全豪オープンにエントリーしていたのですが、オーストラリアに入国しておらず、一時消息不明との報道も出ていました。
一応、自身のSNSは更新していることから、生存確認は取れているけど、どうしちゃったんだろう?
と、ファンは心配していました。
その数日後に全豪オープンに欠場することが発表されましたが、その理由は不明でした。
そして1月12日、ついにその原因が明かされました。
引用元: yahoo.com
大坂なおみさんは妊娠していたのでした。
長年のパートナーであるラッパーのコーデーさんとのお子さんだということも、その後コーデーさんの所属事務所が認めました。
引用元: billboard.com
2023年7型ウニは無事可愛い女の子を出産して、2024年1月には復帰戦に出場しています。
詳しくはこちらをどうぞ↓
ネクストセリーナ候補
大坂なおみさんは既に2018年の全米オープンで、女子テニス界の長年の女王セリーナ・ウィリアムズ選手を破り、男女を通して、日本人初のグランドスラムシングルス優勝、そしてアジア初の世界ランキング1位を果たしています。
引用元: faz.net
その後セリーナ・ウィリアムズ選手に、2019年のカナディアンオープンでは惜しくも敗れましたが、2021年2月の全豪オープンの準決勝ではまたもやセリーナ・ウィリアムズ選手にストレート勝ちし、実力を見せつけた形になりました。
ですが、単にセリーナ・ウィリアムズ選手を何度となく倒しているからだけではなく、大坂選手はセリーナの後継者になりうる強烈なパワーと決断力を持ち合わせていると言われていました。
では、なぜ大坂なおみさんは、ネクストセリーナになれなかったのでしょうか。
5つの理由をお伝えします。
ネクストセリーナになれなかった理由・その1【メンタル】
引用元: tagesschau.de
ところが、2021年6月に開催されたフレンチオープンで、一回戦勝利後の記者会見を拒否し世界中に波紋が広がりました。
結局大坂選手が大会側から罰金約165万円の支払いを命じられる事態となりました。
大坂なおみさんは記者会見拒否の理由として、メンタルヘルスで問題を抱えていて、絶えず自信喪失にさいなまれていたことを告白しました。
彼女にとっての記者会見は「倒れている人を蹴る」ようなものだと語っており、精神的な負担を大会前から訴えていました。
急速度で10代の時に世界の頂点に上り詰めた大坂なおみ選手ですが、だからこそ、メンタルでついていけなかった部分は大きいかと思います。
こちらもどうぞ⇓
ネクストセリーナになれなかった理由2 【テニスより大事なものに気がついた】
引用元: servustv.com
セリーナ・ウィリアムズ選手は、築き上げた名声に満足せず「頂点に立ち続けたい」という強い意志を持ち、それを何10年も実行に移し続けていました。
大坂なおみさんは普通に彼氏とデートしたり、旅行したり、子供を産んで家庭を築いたり、そういう世間から見たら「普通」の日常の尊さに気づくことができた人だと思います。
そして大坂さんにとっての幸せは、テニスの女王の座を守り続けネクストセリーナになることではなかったのです。
例えば、セリーナ・ウィリアムズ選手は、オーストラリアオープンの開幕2日前に妊娠していることが判明したにもかかわらず、試合に出続け優勝しました。
世間の母親からみれば、そのような流産の危険のあることをするのは、正気の沙汰ではありません。
でも彼女はやってのけたのです。
大坂なおみ選手は、セリーナ・ウィリアムズ選手をとても尊敬していますが、彼女は彼女にとって一番大事なものは何かを冷静に考えて、自分の意思で大会を棄権し、子供の出産と育児に専念することを選択しました。
清々しい決断だと思いますし、karasuから見ると、正しい決断だと思います。
ネクストセリーナになれなかった理由3 【コーチに恵まれなかった】
長年のコーチであったバイン氏からは、不安定なメンタル面もケアしてもらっていたそうですが、彼を解任してからというもの、真に信頼のできるコーチとは巡り会えず、結局父親にコーチをしてもらうことになってしまっていたのでした。
確かに父親は家族の一員ですから、心から信頼できます。ただ、トップアスリートは心身ともに親離れしなければ、100%自立して自分の手で栄光を掴み続けることは無理でしょう。
ネクストセリーナになれなかった理由4 【アイデンティティー】
大坂なおみさんはセリーナ・ウィリアムズ選手と違って、ただのアメリカ人ではありません。
彼女が22歳の時にこう書いています。
日本人? アメリカ人? ハイチ人? 黒人? アジア人? 言ってみれば、私はこれらすべてです。
私は日本の大阪で、ハイチ人の父と日本人の母の間に生まれました。私は娘であり、妹であり、誰かの友だちであり、誰かのガールフレンドなのです。
アジア人であり黒人であり、女性なのです。たまたまテニスが得意だったということを除けば、他の人と変わらぬ22歳です。私は自分自身をただ、「私=大坂なおみ」として受けとめています。
私は、この点に関しては、同じハーフの子供を持つ親として、とてもよく理解できますし、共感できます。
ハーフの子供たちは様々な民族的な紛争や対立にとても敏感ですし、自分のアイデンティティーをどう表現すればいいのか常に悩んでいます。
そういう意味で大坂なおみさんが、セリーナ・ウィリアムズ選手と決定的に相反する点は、彼女の多民族的なルーツからくる繊細さと思慮深さだと思います。
また、繊細だからこそ鬱に悩まされてきたのだと思います。
ネクストセリーナになれなかった理由5 【もう十分稼いでしまった】
大坂なおみさんは、2020年にセリーナ・ウィリアムズさんを抜いて「最も稼いだ女性アスリート」の座についてから、3年連続でその座に君臨しています。
2022年だけで5110万ドル(約67億7800万円)の収入を得たそうで、家族の生活のためにトップに立ち続ける必要が全くないということです。
こちらもどうぞ⇓
まとめ
周りは、いろいろ言ってくるかもしれませんが、20代半ばで、すでに一生分稼ぎ、親孝行もできたわけですから、あとは好きなことをして楽しく幸せな家庭を築いていってほしいですね!