こんにちは。
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(2021年)で夫婦役を演じたSixTONESの松村北斗さんと上白石萌音さんが、2024年2月公開予定の映画『夜明けのすべて』のダブル主演を務めることが正式に発表されました。
松村北斗さんは、パニック障害の男性の役で、上白石萌音さんはPMS(月経前症候群)に悩まされている女性の役を演じます。
松村北斗さんについて
引用元: lp.p.pia.jp
SixTONESのメンバー生年月日
1995年6月18日
出生地
静岡県島田市
身長 177 cm
職業
アイドル、歌手、俳優、タレント
活動期間 2009年より
事務所 ジャニーズ事務所
上白石萌音さんについて
引用元: lp.p.pia.jp
生年月日
1998年1月27日
出生地
鹿児島県鹿児島市
身長 152 cm
職業
女優、歌手
活動期間
2011年より
事務所 東宝芸能
映画「夜明けのすべて」のW主演に
引用元: sankei.com
瀬尾まいこさんの小説「夜明けのすべて」が映画化されることになり、公開は2024年2月に決定しました。
主演には、2021年にNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村北斗さんと上白石萌音さんが抜擢されました。
ですが、今回は、夫婦や恋人役ではありません。
松村さんは、山添孝俊役で、以前は仕事も恋も順調だったが、パニック障害を患ったことで人生が一変。電車や美容室など逃げ場がない場所に行けなくなってしまう
という難しい役です。
上白石さんも、月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗役を演じます。
上白石さん演じる藤沢美紗が、転職してきたばかりなのにやる気がなさそうに見える同僚の山添孝俊の行動にイライラし、あることがきっかけで、抑えられなくなり、ついに怒りを爆発してしまいます。
ですが、次第に、山添孝俊がパニック障害に悩んでいて、そのせいで、もう人生を諦めてしまっていることに気付き、同僚として良き理解者になってあげられるような気がしてくる、というストーリーです。
パニック障害とは
引用元: sankei.com
この映画の中で山添は、今までは、仕事も恋も順調だったのに、パニック障害を患うようになってから、電車や美容室など、狭い逃げ場のない場所に、行けなくなってしまいます。
さて、パニック障害は、医学的にどのように説明されているのでしょうか。
突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作(パニック発作)を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。
このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じます。
そのため、また発作が起きたらどうしようかと不安になり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。
とくに、電車やエレベーターの中など閉じられた空間では「逃げられない」と感じて、外出ができなくなってしまうことがあります。
引用元: mhlw.go.jp/
突然、自分ではコントロールできない、大きな不安に襲われるのですね。
他人にはわかりにくく
「また、あいつ、大げさにーっ!」
と思われやすい、外からはわかりにくい症状なので、周囲の人は、最新の注意を払って、親身になって、当事者の不安を少しずつでも理解しようと努力することが大事なのですね。
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PMSとは
PMS(月経前症候群)とは、Premenstual Syndrome の略で、生理3~10日位前に始まる、さまざまな精神的・身体的な不調のことです。
引用元: kobayashi.co.jp
PMSの方は、多分女性なら、何かしらの症状を感じる人がほとんどではないかと思います。
引用元: yahoo.co.jp
この映画の主人公の藤沢美紗の場合は、イライラがマックスに達して、爆発してしまうのですね。
この主人公のように、爆発しないとしても、生理の時は、普段気にならないことでも、イライラしがちですよね。
その他の心の不調としては、
- なんでもないことで泣いてしまう
- 日中眠くてしかたがない
- 夜ぐっすり寝た気がしない
- ボーっとする
- 集中できない
- が挙げられていますが、確かに思い当たるところがありますね。
- それに付け加えて、よく現れるのが、体の不調、つまり、腹痛や頭痛、腰痛などでしょう。
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まとめ
というわけで、この映画『夜明けのすべて』では、現代の若者が直面しやすい、心や体の病がテーマで、それらの問題を、主人公たちが、どうやって和らげて、前向きに生きていくことができるのかが、問われます。
様々な他人に言いにくい、体や心の悩みを一人で抱えがちな若い世代の人たちが、この映画を通して、自分一人で抱えていた悩みを他の人と分かち合い、一人じゃないんだということを実感できるようになればいいな、と思います。
来年の公開が楽しみですね。