こんにちは。
「怪演女優」の異名を持つ女優の松本まりかさん。
一体、松本まりかさんの怪演が話題になったのはいつからでしょうか?
そして、怪演が話題になった作品には、何があるでしょうか。
ドラマ「家政夫のミタゾノ・第一話」(2023年、テレビ朝日)
TOKIOの松岡昌宏さん主演の連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」(2023年、テレビ朝日)の第6シリーズの第1話が放送され、松本まりかさんのインパクトのある怪演がまたまた話題になりました。
松本まりかさんといえば「怪演女優」として知られていますが、今回も、あざとかわいい主婦からの豹変ぶりが視聴者を驚かせていました。
松本まりかさんのプロフィールと、松本まりかさんの2023年の最新の怪演は、こちらをどうぞ⇓
ここからは古い順に松本まりかさんの怪演を紹介していきます。
ドラマ「六番目の小夜子」(NHK、2000年)
引用元: x.com
とある中学校に伝わる「サヨコ」という不思議な言い伝え。3年に1度、先代のサヨコから指名された生徒が、秘密裏にサヨコの約束を実行し、その成果が学園生活の明暗を左右するという伝説だ。サヨコ伝説に取り組む三人の少年少女を主人公に、彼らの友情と成長を描く、ミステリー仕立ての学園ドラマ。
引用元: nhk.jp
引用元: youtube.com
このドラマは、松本まりかさんのドラマデビュー作でした。まだ16歳の高校生!
この時、松本まりかさんは花宮雅子という生徒の役を演じました。
「サヨコ伝説」の話になると、豹変して、厳しい表情で威圧的になって、ヒステリックに叫ぶという、すでにプチ怪演が好評だったのだそうです。
デビュー作にして、特に豹変してテンションが高くなるような演技が上手くて、一目置かれていました。
でも、もちろん、この頃は、まだ若いし、あどけなくて可愛いし、女優の経験もなく、「怪演」として注目されるという感じではありませんでした。
ドラマ「ホリデイラブ」(テレビ朝日、2018年)
引用元: x.com
そんな松本まりかさんの「怪演」が、本格的に注目を集めたのは、2018年のドラマ「ホリデイラブ」でした。
松本まりかさんは井筒里奈という「あざと可愛い」キャラクターを演じて、一気に注目されました。
井筒里奈(松本まりか)は、夫がいるにもかかわらず、不倫相手を、その妻から奪い取ろうとする悪女を演じました。
その様子が、あまりにもあざとかわいく、一気に「怪演女優」として注目されることになりました。
ドラマ評論家の北川昌弘さんは、次のようにコメントしています。
「かわいらしさの中に狂気さを備えた演技はすばらしかったですね。透明感のある彼女だからこそ、狂った役でも同性からも嫌われない女性として演じきれたと思います」
引用元: toyokeizai.net
その松本まりかさんのあざと可愛い怪演がこちらです⇓
木曜ドラマ「緊急取締室」(テレビ朝日、2019年)
松本まりかさんは、連続殺人事件の被疑者である樫村荘介(今井悠貴)の姉、茜の役を演じました。
天海祐希さんら緊急事案対応取調班(通称・キントリ)が、秘密の絆を持つ姉弟を散り調べるのですが、2人の複雑な関係に取り調べは難航します。
そんなシーンで、天海祐希さんが感謝するほどの「怪演」を炸裂したのが、松本まりかさんでした。
天海祐希さんをはじめとして、田中哲司さん、 塚地武雅さん、でんでんさん、小日向文世さん、鈴木浩介さん、池田成志さんなど、年配の大物俳優さんたちばかりの現場で、爆発的な開演を披露した松本まりかさん。
なんと、その白熱の演技に天海祐希さんは感銘を受けて
「役を丁寧に作ってくださって、ありがとうございます」
と、松本さんに感謝したのだそうです!
https://twitter.com/9tSffh5yW6YgmCf/status/1123933054920265728?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1123933054920265728%7Ctwgr%5E19b321d11750f7688fffe74a765d1f2b539bdf09%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Ftwisoku.ldblog.jp%2Farchives%2F55245732.html
連続ドラマ「奪い愛、夏(AbemaTV、2019年)
引用元: realsound.jp
松本まりかさんは、連続ドラマ「奪い愛、夏」でも、悪女を演じて話題になっています。
このドラマでは、どちらかというと究極の怪演を演じたのは水野美紀さんでしたが、松本まりかさんも十分な悪女っぷりでした。
松本まりかさんと水野美紀さんが、小池徹平さんを奪い合うドロドロのストーリーなので、これはこれで普通じゃないです。
松本まりかさんは2019年には、このドラマの他に、「シャーロック」(フジテレビ)の第一話で、夫を亡くして、だんだんと豹変していく主婦の役や、
「死役所」では、この世を去った者たちが最初に訪れる「あの世の市役所=シ役所」職員、ニシ川の役を笑顔を封印して演じました。
前世では美容師だったニシ川というお化けの役でした。
連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」(カンテレ/フジ、2020年)
引用元: realsound.jp
松本まりかさんは『竜の道 二つの顔の復讐者』では、玉木宏と高橋一生が演じる双子の兄弟の復讐相手、霧島の娘、まゆみ役を演じました。
高飛車でねじ曲がった性根で他人を振り回すけど、時々弱さや、あざとかわいさも見せて、憎みきれない社長令嬢役です。
でも、まあ、普通に悪女役です。
共演した松本穂香さんは、インタビューに応じて
(松本)まりかさんが演じられていることもあって、まゆみさんの言葉から寂しさや孤独をすごく感じましたし、そこが美佐(松本穂香)として難しいところなんだろうなと思います。
引用元: fujitv-view.jp
さすがですね、松本まりかさんは、ドラマで悪女ではあるけれども1人の女性」としての、まゆみの寂しさや、孤独をうまく表現していたのですね!
連続ドラマ「妖怪シェアハウス」(テレビ朝日、2020年)
引用元: Asahi.co.jp
松本まりかさんが「妖怪シェアハウス」で演じたのは、四谷怪談のお岩さん、四谷伊和です。
男に騙されて生き倒れそうになった主人公、澪(小芝風花)を助けて自分の家に招き入れてくれた、やさしく弱々しい雰囲気の幽霊兼ナースの役です。
あの「恨めしやー」のお岩さんです。
引用元: news-postseven.com
第1話で、澪を裏切った彼氏を問い詰めたときに、
「澪の気持ちが重たかった」
と言われて、
「自分も重すぎたのか」、
と気付いて
「300年も逆恨みしてたってこと? 恥ずかしくって生きていけない」
と塞ぎ込んでしまう、可愛いところもある小岩さんです。
ドラマで、妖怪同士で交信する時に、人差し指と中指をこめかみに当てて白目をむくというコミカル演技がまたハマっていて、動きも臆することなく披露して「面白いお化け」感を出すことに成功してます。
「奪い愛、高校教師」(2021年)
引用元: asahi.co.jp
「奪い愛、高校教師」では、ドロドロの憎悪劇はレベルアップして、四角関係です。
観月ありささんと松本まりかさんが大谷亮平さんを取り合うだけでも面白いですが、そこに、 岡田奈々さんまで参戦するので、もうめちゃくちゃです。
大谷亮平さんが岡田奈々さんの高校教師役で、大谷亮平さんの婚約者の英語教師を松本まりかさんが演じました。
婚約者が、次第に、自分から離れていくので、
ウエディングドレス姿で
「このままじゃ奪われちゃうね、私」
と婚姻届を突きつけて
「どういうことかな?教えてティーチミー」
と英語教師っぽく狂ったように怒鳴った後に
「サンタさん、あなたは私のサンタクロースじゃなかったの?」
「あなたはサンタじゃなくてサタンなの?」
というシーンに、
「奪い愛シリーズの新作まりか出てて最高になってる」
「松本まりか、こういう役させたらハマるなー」
と、ネットは大盛り上がりでした。
こちらもどうぞ⇓
おわりに
松本まりかさんの、スイッチ入った時の演技、あまりのギャップが、いつも、面白すぎです。