こんにちは。
「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さん主演の金9ドラマ「ビリオン×スクール」（2024年、フジテレビ系）で生徒役を演じる松田元太さん。
松田元太さんは、「Travis Japan」のメンバーで、バリバリのアイドルですが、2023年ごろから
「九九が言えない」おバカ・天然キャラ
が定着していて、ファンの間では「九九ニキ」と呼ばれるようになりました。
そして、ドラマ「ビリオン×スクール」でも紺野直斗という九九が言えない成績最下層の生徒を演じます。
ところで、松田元太さんは、なんで「九九が言えない」のでしょうか？
それとも、「九九が言えない」おバカのふりをしているのはビジネスで、実は、地頭はいいのでしょうか。
その辺を調査してみました。
松田元太さんについて
男性アイドルグループ「Travis Japan」のメンバー、松田元太さんは、優れた歌唱力とキレッキレのダンスで、ファンが急増中です。
演技力の評価も高く、連続ドラマ『東京タワー』（2024年、テレビ朝日系）での演技において
第28回日刊スポーツ・ドラマグランプリ 春ドラマ 助演男優賞
を受賞しました。
ドラマ「ビリオン×スクール」では、ガラッと変わっておバカキャラの生徒を演じます。
松田元太さんは、「Hey!Say!JUMPのコンサート」で山田涼介さんに憧れて、ジャニーズ入りを決めました。
そんな、尊敬してやまない山田涼介さんと、今回ドラマ「ビリオン×スクール」で、初共演を果たしました。
プロフィール
生年月日 1999年4月19日
出身地 埼玉県
学歴 聖学院中学校（中２の２学期に公立の中学校に転校）、東京都飛鳥未来高校通信制課程
身長 169.8 cm
職業 俳優・アイドル
活動期間 2011年2月10日
事務所 ジャニーズ事務所 → SMILE-UP.（2011年 – 2024年）
STARTO ENTERTAINMENT（2024年 – ）
松田元太はなぜ「九九ニキ」と呼ばれるようになったか
「Travis Japan」のファンの間では、松田元太さんが九九を言えないことは、かなり前から知られていたようです。
例えば、こちらは、2021年2月にYouTubeに投稿された、音声です。
松田元太さんが、同じく「Travis Japan」のメンバーである中村海人さんと、九九に挑戦した時の様子です。
七の段の九九をお互いに順番に言い合うというこの企画！
松田元太さんは、
「え、習ってないよ。俺。マジで習ってないよ。」
とか意味不明なことを言って、始める前からちょっとビビってました。
案の定、ほとんど覚えてなくて、でも、中村海人さんから
「１から始める方は元太でいいんじゃないの？」
と言われて、
松田「簡単な方？オッケー。もう、バンバン言ってくか。いくよ。せーの！」
と言って、始めます。
松田「いちがなながなな」
これには、中村海人さん失笑。
みなさんご存知の通り７の段の始まりは正しくは
「しちいちがしち」
ですよね。松田さん、ほんとに九九を全部忘れちゃってますね！
九九をここまで忘れることのできる人がいるってことは、けっこう衝撃でした。
詳しくはこちらをどうぞ⇩
それ以来、九九の言えない兄貴という意味で「アニキ」の「ニキ」だけ取って
松田元太さんには「九九ニキ」
というニックネームがついたのだそうです。
詳しくはこちらをどうぞ⇩
松田元太「酒のつまみ」で「九九ニキ」ぶりを披露
ですが、松田元太さんは「九九が言えない」
という事実が、ファン以外の人にも、広く知れ渡ったのは、
『人志松本の酒のツマミになる話』（フジテレビ系）
への出演がきっかけでした。
まあ、お酒が入って、頭がちょっとぼーっとなっていたようですが、松田元太さんは、かなりのポンコツぶりをさらけ出してしまいました。
この番組で松田元太さんの「九九ニキ」ぶりは、全国に知れ渡りました。
2023年6月9日放送の「人志松本の酒のツマミになる話」・九九（六、八、九の段）
2023年6月9日放送の「人志松本の酒のツマミになる話」に出演した松田元太さん。
お酒を飲むと記憶が飛ぶ性質なようで、この番組への初出演の時は、
（前回の時は）収録中、何をしゃべったのか記憶になくて。
オンエアを見たけど、思い出すこともなく、初めて見た感じだった
（引用元: mezamashi.media）
松本「やりきったみたいな顔するな！」
ノブ「9ナシです！」
大悟「完走したみたいな顔するな！」
松本「マジか！」
と、突っ込まれ、一同大爆笑！
松本さんに「8の段は？」と聞かれて、松田元太さん、続いて八の段にも挑戦！
「8 x1=8、 8×2=14、 8×3=27、 8×4=25、 8×5=35、 8×6=42、 8×7=59、 8×8=62」
また大爆笑が起こります！
ノブ「8で終わる！」
松本「だから、やりきったみたいに言うな！」
と突っ込まれて、最後は九の段を言って終わることに。
「9×1=9、 9×2=12 、9×3=14 、 9×4=15、 9×4=16、9×5=42、 9×6=47、 9×7=72、 9×8=73！」
またまた、一同が、大爆笑でした。
ノブ：「9を言え！九九やねん！！」
大悟：「おまえ、42.1kmでやめるんやな」
梅沢「九九でこんなにウケるやつ、そう芸能人でいなかったよ。」
松本「いないですよね！躊躇がないから！」
大悟「男前やからおもろいんかな。」
ノブ「男前やからめっちゃいいねん。え、グループ名は？
松田「（巻き舌で）Travis Japan！」
詳しくはこちらをどうぞ⇩
2023年10月27日放送の「人志松本の酒のツマミになる話」・九九（七の段）
その第2回目の出演から約７ヶ月後の2023年10月27日放送の
「人志松本の酒のツマミになる話」
に、3回目の出演を果たした松田元太さん。
その時は、今まで披露していなかった、七の段を言ってみてと言われます。
松田さんの答えは次のとおりでした。
「7×1=1、7×2=14、7×3=27、7×4=25、7×6=27、7×5=35、7×6=27、7×7=なんじゅう8、7×8=83」
2024年3月14日放送の「酒のツマミになる話」
松田元太さんは、2024年3月14日に放送された「酒のツマミになる話」にまた出演。
松本人志さんが番組から去って名前が変わり、MCは千鳥の大吾さん。
ゲストとして、松田元太さんの他にもアインシュタインの河井ゆずるさん、国山ハセンさん、小籔千豊さん、トリンドル玲奈さんが出演していました。
そして、松田元太さんは、またもや九九を披露することに！
今回言ったのは、まだ番組で披露していない、自信があるという
五の段
でした。
「5×1=5、5×2=10、5×3=15、5×4=20、5×5=28、5×6=28、5×7=28、5×9=35」
松田元太さんには珍しく、本当に、４まではなんとかなってましたが、五からはまたポンコツでした。
期待を裏切らないポンコツぶりで、ゲストのトリンドル玲奈さんも絶句でした。
九九が言えないおバカキャラが定着
ドラマ「東京タワー」
左からMEGUMI、松田元太
引用元: thetv.jp
演技力が高く評価されて
連続ドラマ「東京タワー」で
第28回日刊スポーツ・ドラマグランプリ 春ドラマ 助演男優賞
を受賞した松田元太さん。
ドラマ「東京タワー」で、20歳も年上の人妻、浅野詩史（板谷由夏）の年齢を話すシーンがあって、そこでもなんと
「30、いや42、3？ いや、7×5=50……」
と、セリフに九九が入っていました。
もちろん間違えてますが！
そこが微笑ましいですね。
ドラマ「ビリオン×スクール」
さて、ドラマ「ビリオン×スクール」では、九九が言えないおバカキャラの生徒、紺野直斗役を演じる松田元太さん！
松田元太さんは、もともと九九が言えないので、はっきり言って、素で演じられますね。
そして第一話でさっそく、紺野直斗（松田元太）がめちゃくちゃな九九を言うシーンがありました。
水沢林太郎さん演じる西谷翔のところに来て
紺野「お前も賭けねえ？」
と、「新しい担任が、１ヶ月以内に辞めるかどうか」の賭けを持ちかけます。
そして、松田元太さんの「九九ニキ」ぶりが炸裂しました！
「一口かけると８、二口で16、８x3=25、８x5=85、８x7=68、８x8=82、８x9=93」
と、またまた、めっちゃくちゃな九九でした！
松田元太さんが「九九ニキ」だと知っているファンは、ドラマでも普段通りの松田さんを見ることができて、きっと、大喜びだったでしょう。
水沢林太郎さんについてはこちらをどうぞ⇩
松田元太はなぜ九九が言えない？
松田元太の地頭は良い！
引用元: tver.jp
まず、松田元太さんの学歴を見てみますと、
聖学院中学校
という私立の中学校に入学しています。
芸能活動が忙しくなって、中学2年生の時に、公立の中学校に転校しています。
でも、受験をして、都内の私立中学校に入ったわけですから、いくらなんでも、九九はその時点では、言えたはずです。
だから、絶対におバカではないでしょう！
ドラマのセリフだってちゃんと覚えちゃうのだから、地頭は良いはずです。
それに松田元太さんは、「Travis Japan」の他のメンバーと共に、2022年3月から無期限でロサンゼルスに留学しています。
そのため、松田元太さんは、は英語が話せて、中国語も簡単な会話ならこなせます。
本当に、おバカなら、外国語の不有徳は難しいし、俳優業でセリフを覚えるのも難しいでしょう。
というわけで、松田元太さんの地頭は絶対に良いです！
松田元太は天然
ただ、松田元太さんは、天然であることは確かです。
ドラマ「東京タワー」で松田元太さんの不倫相手役を演じたMEGUMIさんは7月3日放送の「上田と女が吠える夜」（テレビ朝日系）で、松田元太さんのことを
「お芝居は天才的にうまいんですけど、（撮影の）合間の時間は、本当に何言っているかほとんど分からなくて」
引用元: yahoo.co.jp
と、暴露していて、他にも
松田さんが、撮影の合間に、近くに住んでいる祖母の家に行くと言ったとき、MEGUMIさんがどのくらいかかるのかを聞くと、車で行くのに
「歩いて１時間」
と言ったのだそうです。MCの上田さんが、
「それなら、車で２０分くらいとか言わない？」
と聞くと
「何となく、徒歩で脳みそが言いましたね」
と、ふしぎ〜な返しをして、笑いが起こりました。
松田元太は天才肌！得意で好きなこと以外はポンコツ
まとめると、
松田元太さんは、地頭は良いけど、天然で、天才肌だから、九九が言えない
と言うことになります。
松田元太さんは、
歌
踊り
演技
の全てに秀でています。
私は、ドイツ在住の音楽家ですが、まわりに、音楽の才能に人一倍秀でているのに、他の一般常識に欠けてる人って、けっこうたくさんいます。
私は天才ではないですが、それでも、私の中で音楽の占める割合が多すぎて、音楽以外のことに興味がないので、一般常識に欠けてて、よく周りの人に、
「こんなことも知らないの？」
と言われます。
それに付け加えて、音楽家に限らず、天才と言われる人の中には、アスペルガー症候群とか、ADHDである人も少なくないですよね。
一つの分野に抜きん出ている天才と言われる人たちの多くは、専門以外の他の分野のことを覚える気もなければ、覚える能力にも欠けているのかもしれません。
松田さんの場合は
歌
ダンス
演技
以外の、自分の興味のない分野のことは、覚える気もないし、記憶に留めておく気もないのでしょう。
おバカはビジネスになってるけどわざとじゃない
松田元太さんのおバカは、みんなを楽しませてくれると言う点では、ビジネスになっています。
ですが、本人はわざとおバカのふりをしているわけではではないでしょう。
もちろん、本人が、本気になって覚えれば、九九が完璧に言えるようになるでしょうが、
「九九が言えない」
と言うことがビジネスになっている今は、
わざわざ苦苦に時間を割いて覚える必要はない
と思っているのでしょう。
日本では、九九ができないと
「社会に不適合な人」
みたいなレッテルを貼られて、珍しがられますが、欧米には九九ができない人は、たくさんいます。
というか、暗算できない人、たくさんいます。
もう、さすがに慣れましたが、昔ヨーロッパに来たばかりの頃は、よく青空市場とかで、店員さんが暗算できなくて、幼稚園児並みに超ゆっくり計算していて、カルチャーショックでした。
だから、ドイツ生活の長い私も、正直、だんだん九九は怪し苦なってきています。
ノーベル賞受賞者がたくさんいるドイツ。
でも、義務教育に、九九はありません。
みんな、小学校3年生だったかで、一応、掛け算を勉強します。
でも、「九九を暗唱する」みたいなことはやりません。
みんな、ゆっくり覚えて、ゆっくり頭の中で考えて、答えを導き出します。
ドイツでは、暗算も日本みたいに早くやらなくていいし、難しい計算になると、授業や、テストで計算機を使って良いのです。
だから日本での常識「九九が言えない＝おバカ」は、全く当てはまりません。
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おわりに
というわけで、松田元太さんは、九九が言えなくても、歌やダンス、演技の才能に溢れている、天才肌だということがわかりました。
そして、九九が言えなくても、日本以外の国では、なんの問題にもならないし、話題にもならないと言うことも、面白いなと思います。
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