こんにちは。
俳優の倉沢杏菜さんは、2022年にデビューしたばかりですが、野間口徹さん主演のNHK夜ドラ「VRおじさんの恋」(2024年4月から5月)に出演!
野間口徹さん演じる中年のおじさん「直樹」VRアバター「ナオキ」を演じました。
その倉沢杏菜さんの演技が
「野間口徹が憑依したようだ」
と話題になり、高評価を得ました。
その倉沢杏菜さんは、デビューしたばかりでありながら、どうして中年おじさんが憑依したような演技ができたのでしょうか?
その裏には、実は並々ならない観察力と、人一倍の努力があったのでした。
詳しく見ていきます。
倉沢杏菜さんについて
倉沢杏菜さんのプロフィールと家族構成はこちらをどうぞ⇩
倉沢杏菜さんの学歴はこちらをどうぞ⇩
倉沢杏菜さんのデビュー作
倉沢杏菜さんは、演技未経験でありながら、2022年に
「レプロ30周年主役オーディション」
に合格して、同年にデビューしました。
5000人の中から選ばれたのはすごいですね!
今まで出演した作品は多くはありません。
まず、デビュー作となったのは、⇩これです。
藤木直人&當真あみ
引用元: ntv.co.jp
當真あみさんについてはこちらをどうぞ⇩
私の卒業プロジェクト vol.4 映画『18歳、つむぎます』で映画初出演
そして、倉沢杏菜さんは同じ2023年に、「私の卒業プロジェクト vol.4 映画『18歳、つむぎます』」で、映画初出演を果たしました。
引用元: eiga.com
この映画には、まずオーディションがあって、オーディションでワークショップを受けながら、参加者たちが切磋琢磨して、役を勝ち取っていくという、プロジェクトでした。
そして、オーディションやワークショップを乗り越えた28人のメンバーが、2週間、ロケ地でホテル生活をしながら撮影に挑んだのだそうです。
引用元: x.com
この映画で、倉沢杏菜さんは、サバサバしていて天然キャラの田中敬子役を演じました。
ですが、この映画でも、まだ主役のメンバーには入れませんでした。
連続ドラマ「先生さようなら」(2024年、日本テレビ系)
で、連続ドラマへの初レギュラー出演を果たしています。
渡辺翔太さんが主演で教師で美術部顧問役を演じるこの学園ドラマ。
倉沢杏菜さんは、その美術部の部員、斉藤全子役でした。
でも、この時も、やはり脇役だったので、注目されていません。
NHKの夜ドラマ『VRおじさんの初恋』ナオキ役
倉沢杏菜さんの転機となったのは、なんと言っても
NHKの夜ドラマ『VRおじさんの初恋』でのナオキ役でしょう。
夜ドラマ『VRおじさんの初恋』(2024年、NHK)ナオキ役(2024年4月1日から5月23日)
このドラマでは、主演の野間口徹さんが、中年の独身男性「直樹」を演じたのですが、
直樹のVRアバター「ナオキ」
を演じたのが、倉沢杏菜さんでした。
倉沢杏菜さんは、この「ナオキ」役をオーディションで勝ち取っています。
倉沢杏菜さんがオーディション会場に入った時に、監督とプロデューサーは、すでに
「あの子、気になるな」
と、倉沢杏菜さんに注目していたのだそうです。
和風的な美人で、すごく人を惹きつけるオーラがありますよね!
一度見たら忘れない顔というか!
でも、もちろん、倉沢杏菜さんは、オーディションの前に、万全な準備をしていました。
原作をしっかり読んで、オーディション台本もしっかり内容を頭に入れて、オーディションでは、キャラクターの気持ちを大事にした演技に心がけたそうです。
そして最終的に監督とプロデューサーの満場一致で選ばれ増田。
オーディションで抜擢された時の監督の言葉は
「細かな目線の動きや、繊細なお芝居が素敵」
引用元: nbpress.online
だったのだそうです。
倉沢杏菜さん、このドラマの監督とプロデューサーに、とうとう
倉沢杏菜さんの持っている魅力と才能
を発掘されたという感じですね!
ナオキ役で中年男性に成り切った憑依型演技が高評価
「中年のおじさん直樹のVRアバター」ナオキを演じた倉沢杏菜さん。
ナオキは外見は制服姿の女の子ですが、中身は恋愛経験のない、孤独な中年男性。
倉沢杏菜さんにとって、どうやって、中年男性っぽさを出すか
というのは、この役を演じる時の大きな課題になりました。
でも、蓋を開けると、倉沢杏菜さんの演技は、高評価を得ていました。
演技をみている内に惹き込まれ、気が付くとその一挙手一投足を注目してしまってる。
現実では役柄より年上の大学生とのことで、道理でよく研究されてる。今度はどんなドラマに出るんだろうか。
すっかりファンになってしまったのでまたそのドラマも注目してみたい。
直樹の選びそうなアバターにぴったりとはまってました。
難しい役だったと思いますが、私をはじめ、多くの人に夢と希望を届けて頂きました。
野間口さんに憑依したのが大きな財産になるといいですね。
ナオキと直樹の違和感の無さ もちろん、ホナミもアオイも あまりにもせつなげで、寂しげで、希望を持たない直樹のままなので、地の彼女て?どんな子なの?そのものなの?と不思議な感覚です。
野間口さん、弥十郎さんはもとより ナオキとホナミの丁寧な演技が無かったら、ここまでの仕上がりにならなかったと思います
倉沢さん、このドラマが初見でした。
野間口さんの狼狽えたり思考停止してる空気感をナオキとして表現する演技が良かった。
今後も楽しみな俳優さんです
ナオキとして話す倉沢さんの落ち着いた柔らかな声は、とても印象的で惹き込まれました。
倉沢さんの次回出演作も楽しみにしています。
中年おじさんに憑依するために役に立った事
倉沢杏菜さんは、どうやって、中年おじさんに憑依したような演技ができたのでしょうか?
最初は、
VRを体験したことがないし、
アルバイトなどの経験も無いし
直樹のようなおじさんとの関係も無かった
ため、はっきり言って戸惑っていたそうです。
で、その戸惑いを、一つ一つ、丁寧にクリアしていったのが、倉沢杏菜さんのすごいところだと思います。
VRを体験
倉沢杏菜さんは、まず、撮影が始まる前にVRを体験してみたそうです。
ゴーグルを付けた瞬間から360度どこでも見回せる空間がすごく不思議で、なんで今まで知らなかったんだろうって思うぐらい面白いな!って感じたそうです。(引用元: nbpress.online)
野間口徹さんとの本読み
倉沢杏菜さんは、撮影の前に、野間口徹さんと本読み(=撮影前の台本読み合わせ)をする時間を設けてもらいました。
そのときに、なんと、野間口徹さんがVR・ナオキのセリフを読んでくれたそうです。
おかげで、ナオキのセリフを見ると、自然と野間口さんの声で聞こえてくるという状況が出来たそうで、その「野間口効果」は、大きかったですね!
野間口徹さんとの読み合わせで「直樹」の息遣いを学ぶこともできて、「ナオキ」に直接反映することができたそうです。
街で片っ端からおじさんを観察
引用元: steenz.jp
また、倉沢杏菜さんは、ドラマ『VRおじさんの初恋』の主人公が〈ロスジェネ世代〉のおじさんという設定であるため、
「街に出たら片っ端からおじさんを観察しました」
と語っていて、
両親にも、いろいろ質問して、始終観察する日々を送っていたそうです。
というのも、最初のうちは、〈ロスジェネ世代〉という言葉の意味すら知らなかったからです。
両親に話を聞いたり、街中でその年代の方がいたら、「移動中はどんな行動をしているのか?」と、佇まいや行動などを観察してみたりしました。
引用元: thetv.jp
と、とにかく、「おじさん」を観察し続けたそうです。
そういう努力が、最後には実ったのですね!
もちろん、もともと演技の才能はあったのでしょう。
バレエも英語も得意で、茶道、花道、着付けの心得もある倉沢杏菜さん。
でも、真面目に向き合って、じっくり長い間、納得いくまで観察しなければ、ここまで
「中年おじさんが憑依してる」
と言われる、哀愁とおじさん感の漂う演技はできなかったでしょう。
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おわりに
倉沢杏菜さんが、スクールカースト1軍の生徒、松下リナ役で出演する、連続ドラマ「ビリオン×スクール」(2024年、フジテレビ系)は、楽しい学園ものドラマです。
「VRおじさんの初恋」とはガラッと違った演技で、ネクストブレイク女優として、また一歩前進ですね。
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