こんにちは。
注目の若手女流落語家の桂二葉さんが、2023年に新探偵として出演することになった「探偵!ナイトスクープ」。
初収録前の会見でダウンタウンの松本人志さんのことを知らないという発言をして、
「天然キャラなのか」
「あざとい」
「嘘っぽい」
とかと、ネットをざわつかせています。
桂二葉プロフィール
引用元: tver.jp
桂二葉さんのプロフィールはこちらをどうぞ⇓
桂二葉ってどんな人?
引用元: sankei.com
桂二葉さんは、中学生の頃は、自分の殻に閉じこもる生活を送っていたのだそうです。
「勉強できひん。しゃべられへん。もう嫌で、嫌で。学校に行かなくなった時期もありました。もうどうしていいのか、自分でもわからへんかった」
と語っていて、しばらく、引きこもって現実逃避していて、20歳になるくらいまで、人と話すのは苦手だったのだそうです。
そんな引きこもり生活の時に、憧れを抱いたのが、テレビでアホなことをやってる人たちで、テレビで笑福亭鶴瓶さんを知って、夢中になり、追っかけをするようになったのだそうです。
落語界での桂二葉
引用元: sanspo.com
落語界での桂二葉さんは、はっきり言ってすごいです!
女流落語家初の「NHK新人落語大賞」の受賞を皮切りに、さまざまな賞を受賞しています。
落語というと、ずいぶん長い間「男の世界」とされてきましたよね。落語のネタにも、男性が語ることを前提としたものがほとんどです。
何千年という歴史を持つ落語ですが、女性も落語をやるようになったのは、ここ40年くらいのことだそうです。だから、現役の落語家千人のうち女性は、なんと、たった60人ほどだそうです。
桂二葉さんが師匠を見つけるのも至難の業でした。
桂米二さんの楽屋の扉の外に立って
「弟子にしてください」
と頼んでも、最初のうちは
「女性の弟子は一切受け入れる気はない」
と言われて二回も断られていました。
でも、最終的には桂米二さんは桂二葉さんを弟子に取り、育て上げたのでした。
入門してからも
「女に落語はできない!
とか
「“高座返し”だけしとけ!」
などという、罵声を浴びせられたこともあったそうです。
そんな男社会の落語の世界で、5人の審査員全員から満点を獲得して見事に「NHK新人落語大賞」に輝いた桂二葉さんは、やっぱり、とてつもない実力者なのです。
二葉さんが昔読んだ有名な噺家の本には、はっきりと
女性は観客を不快にさせる
と書いてあったのだそうです。
二葉さんも、最初の頃は、女性である自分が演じると
お客は笑おうとしない
ことを感じたそうです。
でも、NHKで受賞した時には、文化批評家の堀井憲一郎さんは、
「聴衆としては、ただ面白いものが観たいのです。噺家が男性か女性かは、必ずしも気になりません」
と語ったそうです。
桂二葉さんが、時代を変えた!
落語の世界を変えた!
と言っていい瞬間ですよね!36歳という若さにして、桂二葉さんは、もう、物凄いことを成し遂げているのです!
受賞した時の涙の理由を聞かれた二葉さんは
「『じじいども、見たか!』という気持ち。賞レースがすべてではないけど、認めてもらったっていう、それを一番に思いました」
辛い経験をたくさんしながらも、努力に努力を重ねて掴んだ栄光だったのですね!
バラエティーで腰がひくい
引用元: tver.jp
そんな、落語界では”知る人ぞ知る”桂二葉さんが、テレビの世界にも進出することになりました。
2023年1月からフジテレビの「ポカポカ」で水曜レギュラーを務めています。出演が決まった時
ほんま、私でええねやろか。不安がえげつないですが、がんばりますっ!何卒!
と気持ちを語っています。
その不安な気持ち、たどたどしさが、いまだに画面を通して、どうしてもこちらにも伝わってきます。
カメラを見ずに、ずっとモニターばっかり見てしゃべっていたり、カメラに写っているのに、つまらなそうな顔をして、何も言わなかったり。
引用元: tver.jp
例えば、5月10日放送のベッキー出演の会での出来事ですが、桂さんが、飲み物とシーソルド&ビネガーをみんなに運んでいる姿が、いかにもぎこちなくて、ハライチの澤部佑さんたちに
初日のバイトですか?
緊張感が!緊張感が!
引用元: tver.jp
新幹線の研修の売り子か?
まだ時給低いからね
などと、突っ込まれてます。そして桂二葉さんの返しは、
すいません。失礼致します。
引用元: tver.jp
引用元: tver.jp
また、同じくフジテレビの「探偵!ナイトスクープ」でも、ぎこちなさが前面に出ていて、
「テレビのロケが初めてなので、飛び抜けてド素人感が出ると思う」
「顔がずっとこわばったんじゃないかなあと思います」
「仕事で着物以外を着ることはなかったし、そもそも立って動くこと自体がなくて」
と、自分でも、ど緊張して、ちょっと空回りしていたことに気付いている二葉さん。
「松本人志を知らない」はキャラ?
桂二葉さんは、その「探偵!ナイトスクープ」初収録前の会見で、ちょっと不自然な発言をして、ネットをざわつかせています。
それがこちら⇓
(テレビを見ない家庭で育ったため)
松本局長のこともあんまり存じ上げなかった。
調べたら尼崎の人…、怖い人かと」
引用元: yahoo.co.jp
この発言には、ネット民はざわつきました。
「この人落語はなかなか上手いけど、キャラが全面に出過ぎてる感じがする。
松本人志を知らなかったっていうのも天然キャラっぽいけど、36才でそれは無理あるのでは。」
引用元: yahoo.co.jp
引用元: yahoo.co.jp
キャラで言ってるなら反感買うし、本当に知らないならこの番組には向いてない。」
引用元: yahoo.co.jp
引用元: yahoo.co.jp
「いやいやテレビ観ない家庭で育っても36才で松本を知らない。は無理があるってww」
引用元: yahoo.co.jp
などなど。
話題作りかなって思っちゃった!
当たり前のことですが、お笑いの世界、バラエティー番組の世界って、落語の世界と全然違うところでその人の力量が試されますよね。
安っぽい、嘘っぽいキャラだと、すぐ視聴者に見破られちゃうし、飽きられてしまう。
だから、桂二葉さんには、すごい落語家だという自信を持って、テレビでも「素」の桂二葉でいて欲しかったですが、バラエティーの二葉さんは、やたら腰が低くて、ど緊張。
かと思うと、ウケ狙いの嘘っぽい発言をしたり、男性のお尻を両手で押さえて匂いを嗅ぐちょっとやりすぎのロケをしたり、バラエティーの桂二葉さんは、本来の「すごくて、自信に満ちている桂二葉さん」じゃありません。
だから、二葉さんが大好きなファンからは、心配する声も。
「松ちゃんを知らない」んじゃなくて、松ちゃんの経歴とか人となりをよく知らないってことでしょ。
批判ばかりでかわいそう。二葉ちゃんが、壊れないか心配です
引用元: yahoo.co.jp
おわりに
桂二葉さんの落語会での堂々とした話しっぷりと、バラエティーでの、たどたどしさには、ギャップがありすぎます。
昔、引きこもっていた時期もあったということから、内面は、すごく繊細な人なんじゃないかとうかがわれます。
バラエティーで無理してキャラを作って笑いをとる必要、桂二葉さんには全然ないと思うけど、でも、本人がテレビに出たいのなら、他人がとやかくいうことでもないですね…