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ジャニーズ性加害 !ドイツの賠償金1人4千万円より一桁少ない日本の水準

ジャニーズ性加害 !ドイツの賠償金1人4千万円より一桁少ない日本の水準

こんにちは、karasuです。

ジャニーズ事務所は、9月13日に「被害補償及び再発防止策」を発表しました。

それに先立つ7日の記者会では、新社長に就任した東山紀之さんが「法の枠を超えての補償」について述べていました。

ドイツでは6月に1人の性被害者への30万ユーロ(約4700万円)の賠償金の支払いが認められる判決が出ました。

先日報道された記事によりますと、日本の賠償額の水準は一人当たり約300万円程度と、一桁違うことになります。

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ジャニーズ性加害


引用元: youtube.com

ジャニーズの性加害問題については、こちらをどうぞ⇓

ジャニーズとカトリック教会の似すぎる性加害の深い闇!消えないトラウマ!

ジャニーズ事務所「被害者救済窓口」を設置


引用元: youtube.com

ジャニーズ事務所は、9月7日に謝罪会見を開き、新社長に就任した東山紀之さんが「法の枠を超えての補償」を考えていることを明らかにしました。

そして、9月13日には「被害補償及び再発防止策」を発表し

15日、公式サイト(johnny-associates.co.jp)上で、故ジャニー喜多川氏による性加害の被害者救済委員会による補償受付窓口がオープンしたことを発表しました。

そのフォームには、個人情報を入力した後、被害の内容等を記入しなければなりません。

被害の内容等 ※ 必須
※被害の内容、時期、場所、期間・回数等。
なお、被害内容については、次の番号により特定いただくことでも構いません(1.口腔性交  2. 肛門性交  3.性器への接触  4.キス  5.その他のわいせつ行為)。

引用元: johnny-associates.co.jp

これには、全国統一教会被害対策弁護団、副団長も務める弁護士の紀藤正樹弁護士も驚きを隠せず、デリカシーのなさすぎを指摘しています。

ジャニーズ事務所が今日設置した「被害者救済委員会 補償受付窓口」のデリカシーのなさに驚きました。
カウンセラーの専門資格者が同席できる形での電話/面談窓口を設置するくらいできないのですかね。
ネットの向うに誰がいるかもわからないのに、冷静に入力できる被害者がどれだけいるのでしょうか。
引用元: x.com

確かに、こんな事務的な書面に、被害を書き込まないといけないのは、被害者にとって、精神的にかなりきついのでは、と思ってしまいますよね。

ただ、ネットでは

メンタル患った経験からすると、確かにデリカシーに欠けるけど、電話/対面も相当の勇気がいる。
引用元: x.com

と言う声もあり、確かに、見ず知らずの他人に、被害の詳細を1から10まで話すのも、それもそれで勇気のいることですね。

karasu
むずかしいね

日本の賠償金額の水準


引用元: gentosha-go.com

「犯罪被害者支援弁護士フォーラム」の事務次長を務めている弁護士の上谷さくらさんによりますと

こうした性被害の民事裁判での賠償額は300万円程度が一定の水準となります。裁判ではなく、ジャニーズによる救済措置制度で、被害者に支払額を提示するのであれば、判例の水準より高く設定されるかもしれません
引用元: yahoo.co.jp

ということは

一人当たり300万円に、少し上乗せした額をジャニーズ事務所が支払う代わりに、被害者は今後法的手段には出ないことを約束させられるのでは?

ということでしょうか。

ところが、前述の紀藤正樹弁護士は、上谷さくらさんの出した「300万円程度」と言う額にも疑問を抱いているのでした。


引用元: legal-agent.jp

 300万円は裁判基準だと高額の部類に属しますが(セクハラ事件だと最高だと1000万円くらい)、交渉基準だと安いという感覚です。痴漢事件では500万円を超える例が多数あります
引用元: yahoo.co.jp

示談に持って行く場合は、賠償額1000万円に達する場合もあるということなのですね!

ドイツのカトリック教会の賠償支払いの実態

ドイツの聖職者による性加害の賠償金の支払いは、一筋縄ではいきませんでした。

2021年以降、ドイツではカトリック教会で性的虐待の被害を受けた人々は、被害を申請して、賠償金を受け取ることができる制度ができました。

何十年も前の被害は、裁判では時効になってしまうのですが、カトリック教会は、性被害者に、

いかなる証拠も提出する必要はない。

と、

被害の実態がもっともらしいものであれば、裁判では時効が成立するケースでも賠償金を支払う」

という姿勢を取りました。

まあ、これだけ見れば、「偉いじゃん」と思うかもしれませんが、今まで何十年も隠蔽を繰り返し性被害を拡大させてきたことを考えれば、そして、世論の大きさを考慮すれば、当然の判断でしょう。

ところが、問題となったのは、その金額でした。

賠償金は最高で5万ユーロ(約780万円)、最低で1000ユーロ(約15万7千円)。

平均的な賠償金額は、5000ユーロ(約78万円)という少額だったのです。

そして、上から目線のカトリック教会!

被害者たちは、支給された賠償金額に異議を唱えることができなかったのです。

その点について、被害者たちからカトリック教会に批判が殺到し、2023年3月1日に、やっと、被害者が賠償金額が少なすぎると感じた場合に、異議を唱えることができるようになったのです。

それまで、被害者が賠償額の少なさに文句を言えなかったなんて、ビックリですよね。

devy
どこまで被害者を
下に見てるんだろう?

ドイツの判決


引用元: deutschlandfunk.de

そして、2023年に裁判で負けたカトリック教会のケルン大司教区は、62歳の被害者男性に、30万ユーロ(約4700万円)の支払いを命じました。

男性は、1970年代に、今は亡き司祭から長年にわたり300回以上も、レイプやその他の性的虐待を受けていました。

彼の要求する賠償金額は、75万ユーロ(約1億1800万円)でした。

要求額よりは少なかったものの、今までの一人当たりの最高賠償額5万ユーロ(約780万円)と比べれば、約6倍です。

ですから、この判決は、何千件もの同様のケースにとって重要な判例です。

「性被害者にとってのマイルストーン」

となったのでした。

これから、他の多くの被害者が訴訟を起こすと見られています。

おわりに

ジャニーズ事務所からの性被害者への賠償金の支払いは、ドイツのカトリック教会みたいなことにならずに、性被害者の気持ちに寄り添った、スムーズなものになることを祈ってます。

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