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W杯日本に逆転負けしたドイツのメディアの反応や酷評まとめ【現地レポート】

WC 2022 japan vs.Germany

こんにちは、karasuです。

サッカーのワールドカップカタール大会、23日の1次リーグの初戦で日本はドイツに2対1で逆転勝ちしました。

強豪と言われてきたドイツに見事に逆転勝ちした日本ですが、ドイツチームは実際のところ本当に強豪なのでしょうか。

そしてドイツメディアの反応はどのようなものだったのでしょうか。その辺を少し調べてみました。

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ドイツチームは実際のところ本当に強豪なのでしょうか

確かにドイツは世界11位で西ドイツ時代も含めて過去4回の優勝を誇っています。
そして日本は現在世界ランク24位です。

世界ランクや、過去の成績から見ると、ドイツの方が明らかに強豪のように見えます。

日本対ドイツの試合データ
得点
ドイツ:前半33分 イルカイ・ギュンドアン
本:後半30分 堂安律 38分 浅野拓磨

シュート数
日本:11
ドイツ:26

ボール支配率
日本:24%
ドイツ:65%

引用元: https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221123/k10013901291000.html

上記の日本対ドイツの試合データからもわかるように全般的にはドイツが優勢だったことがうかがわれます。

ドイツ各紙の反応はどうだったのでしょうか

引用元: ビルト紙

„Debakel-Start für Deutschland. Die Nationalmannschaft blamiert sich zum Auftakt der WM mit einem 1:2 gegen Außenseiter Japan. Und das nach eigener Führung! Das Debakel erinnert stark an das bittere Turnier 2018 in Russland, wo Deutschland 0:1 gegen Mexiko verlor und danach erstmals überhaupt in der Gruppenphase ausschied. Geht das jetzt etwa schon wieder los?!“

ビルト紙は

「大失態のスタート。代表チームは恥ずかしいことに先取点を入れたにもかかわらず弱小チームの日本に1:2で負けた」

「この大失態は2018年ロシアで0:1でメキシコに敗れ、史上初の予選大敗となった苦々しい大会を思い起こさせる。またその二の舞を踏むのか?」

と痛烈に批判しています。

引用元: アウグスブルガー・アルゲマイネ紙

„Die Blamage ist perfekt:”

アウグスブルガー・アルゲマイネ紙も

「完璧な不名誉」

という見出しで辛辣に批判

引用元: 南ドイツ新聞

„Es ist vorbei – Japan gewinnt, DFB am Boden. Flicks Team kommt gegen die Japaner zu Chancen für ein ganzes Leben, doch nur Gündogan trifft. 

南ドイツ新聞は

「終わった – 日本の勝ち。(ドイツ)代表チームは地に落ちた。フリックのチームは一生分くらいのチャンスがあったのに、Gündoganしか決められなかった。」

と相当な失望が伝わってきます。

引用元: スポーツ1

“WM-Schock! Japan düpiert Deutschland. Deutschland hat den WM-Auftakt vergeigt. Japan schockt das DFB-Team mit einem späten Comeback.”

スポーツ1.deでは

「ワールドカップ- ショック!日本がドイツを欺いた。ドイツはワールドカップのスタートを台無しにした。日本代表チームの後半のカムバックはドイツチームにショックを与えた

と綴っています。

といった具合に、ドイツのメディアには厳しすぎるとも取れる見解があふれかえっています。

でも、ドイツのスポーツ選手は日本のスポーツ選手のように

模範生的な礼儀正しい受け答えをすることが美徳

と、教育されないので、自分たちも、かなり自由に自分の意見を発言することに慣れているので、

そりゃあ、どっちかが勝てば、どっちかが負けるでしょ。

と言ったりして、自分たちに向けられた批判は自分たちで跳ね返すのが常です。

ドイツ人はとにかくディベート好きですから!

日本人のアスリートだったら皆さんの期待と応援に応えられずに、申し訳ないです

とコメントしそうなシーンでも、ドイツ人は絶対にそんなこと思わないし、言いません。

あ、でもそれは、スポーツに限らず、日常生活でも、

「やたらに謝っちゃダメ!謝ったら自分の非を認めたことになって、もし裁判沙汰になったら不利になる!」

と言われながら育つからでしょう。さすが、訴訟王国ですねー!

ドイツ市民の反応はどうだったのでしょうか

ドイツではワールドカップスタートとともに、スーパーにさまざまなグッズが販売されます。

ポテチ、ガム、ましてやトイレットペーパーにすらサッカーボールやドイツ国旗がプリントされ、自家用車のサイドミラーにドイツ国旗の3色をあしらったカバーをつける人や、車窓にドイツ国旗を取り付ける人も多く、住宅のバルコニーに国旗を設置する人も多くなります。

もし試合中にドイツがゴールを決めたものなら、必ずロケット花火を打ち上げる熱狂的なサッカーファンがちらほらいるので、サッカーにそこまで興味のない私でもいやがおうにも「あ、ドイツがゴールを決めたんだな」とわかります。

ところが

その様な状況は4年前までの話で今年はどう考えても街は静かでした。

4年前の史上初の予選敗退のショックがまだ尾を引いているのでしょうか?

違います。

ドイツではカタールの人権問題が大きく取り沙汰され、若い世代のワールドカップへのボイコットの気運が高まっていたのです。

というわけで、今回は、どちらかというと騒いでいたのはkarasuの親族のグループチャットでした。

甥の一人が大学生でサッカー選手でもあるため親族はみな観戦していたらしくチャットは大盛り上がり。

時差の関係で試合が行われていたのは、ドイツでは午後の3時、4時とみんなが仕事をしている時間帯。

家族のグループチャットから日本の勝利を察したkarasuでしたが、ドイツ人の前で突然喜びの声を上げるのはさすがにひんしゅくと思い、ポーカーフェイスで仕事を進めていました。

試合を仕事中にこっそりみていたサッカーファンの同僚たちは
「本当に悔しい。ドイツが圧勝するはずだったのに」

とか、

「日本はたまたま今日だけ運が良かったんだよ」

と、とにかく負け惜しみのコメントをしていました。

devy
とにかく悔しいのね!?

ワールドカップなら仕事中でも

「どうしても気になるなら観ていいよ」

という雰囲気になるのもサッカー大国ドイツのお国柄なのでしょう。

大抵の場合は上司も観たいから部下にも観戦を許す、という構図です。

あとがき

確かにドイツチームは日本に負けました。

そして、結果的に、また、予選で退敗しました。

でも、一応何度も世界一になってるのだから、ドイツのメディアもそこまでボロクソに言わなくてもいいとkarasuは思いました

選手たちは試合前にグラウンド上で手で口をふさいで集合写真を撮り
「われわれは差別反対のメッセージを送りたいと思った」
と説明しています。

日本チームは決してその様なことはしませんが、人権問題に見て見ぬ振りをしないドイツチームの姿勢は評価すべきことと感じます。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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