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ロス近郊銃乱射で犠牲者10人!犯人はアジア系の72歳の男性!

ロス近郊銃乱射事件

こんにちは。

ロサンゼルスの東に位置するモントレーパーク市のダンスホールに、21日夜、突然男が現れ銃を乱射し、少なくとも10人が射殺されたというショッキングなニュースが入ってきました。

モントレーパーク市の人口の5,8%は日本人ということで、もしや犠牲者の中に邦人が含まれているのでは無いかと懸念されていました。

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銃撃事件が起こったモントレーパーク市

米国カリフォルニア州ロサンゼルスの東にあるモントレーパークには、1970年代ごろから、高学歴や富裕層のアジア系アメリカ人が、住み始めたそうです。

1980年代には、地元の中国語新聞『アジアン・ウィーク』で、モントレーパーク「リトル・タイペイ」または「チャイニーズ・ビバリーヒルズ」と表現されるようになったのだそうです。


モントレーパーク市 引用元: wikipedia

人口約6万人のうち約67%をアジア系住民が占めていますが、実はそのうちの5,8%は日本人です。

次第にロサンゼルスのチャイナタウンから多くの店が移転し、モントレーパークで開業するようになり、1970年代から80年代にかけて、多くの裕福な中国人が台湾経由で、モントレーパークに移住し始め、80年代後半までには、中国大陸やベトナムからの移民の移住も始まったそうです。

1990年の国勢調査では、モントレーパークはアメリカの大陸部では初のアジア系住民が多数を占める市となったのでした。

ロス近郊のアジア人街で銃乱射、ヘイトクライムか?

ロス近郊銃乱射
引用元: huffpost.com

21日夜、現地時間22時に、ダンススタジオで男が銃を乱射し、10 人が死亡しました。 半自動小銃を手にしていたという目撃証言もあります。

ロサンゼルス保安官のアンドリュー・メイヤー氏によりますと、警察は近くのアルハンブラ市での別の事件との関連も捜査しているそうです。

「これがヘイトクライムであるかどうかを判断するために、あらゆる方向から調査します。この質問に答えるのはまだ時期尚早です。」とメイヤー氏は述べています。

警官官が現場に到着したとき、彼らは多数のレストラン客が叫び声を上げているのを見たそうです。

春節のお祭り

ロス近郊銃乱射事件
引用元: everagescareer.com

2023年の春節(旧正月)は1月22日。事件が発生した1月21日はつまり大晦日で、ダンスホールは中国の旧正月を祝う人々でにぎわっていました。

春節は中国では7連休になり、離れて暮らす家族が集まったり、縁起物を飾ったりして、街は賑やかな雰囲気に包まれます。

アメリカ合衆国のカレンダーでは、さすがに7連休にはなりませんが、それでも中華圏においては最も重要な祝祭日といえ、西暦の正月よりも盛大に祝われます。

事件発生後は、日曜日まで続くはずだったアジア人コミュニティでの旧正月を祝う会はキャンセルされました。

この中国の春節(旧正月)を祝う会は当初、2日間に及ぶ予定で、何万人もの人々が集まっていたのだそうです。

旧正月のイベントは、この地域で最大のイベントの 1 つでした。

卯年は十二支の四番目であり、とりわけ調和と長寿を保証すると言われているだけあって、お祝いムードも高まっていた矢先の恐ろしい事件の発生に、人々はショックを隠せません。

目撃者の証言

ロス近郊銃乱射事件
引用元: tagesschau.de

犯行現場の近くでレストランを経営している Seung Won Choiさんは、ロサンゼルス・タイムズ紙に、こう語りました。

… 夜突然、3人の男性が彼のレストランに逃げ込み、ドアに鍵をかけるように頼みました。
彼らは「男がサブマシンガンで撃ちまくっていた。犯人は十分な弾薬を持っていて次々に撃っていた」と言いました。

また、近くに住むウォン・ウェイさんは新聞記者こう証言しています。

最初の銃声が鳴ったとき、ガールフレンドがその、ダンスクラブのトイレにいたんだ。彼女が出てきたとき、彼女は犯人と横たわる3人の人を目撃しました。その後、彼女は僕のアパートに逃げました。
他の友人は、犯人が無差別に人々を撃ったようだと言っていました。

犯人は誰で日本人の犠牲者はいるのか

今のところ、日本人の犠牲者が出たという情報は入ってきていません。

一部メディアではヘイトクライムの可能性も示唆されていましたが、警察からの情報によりますと、犯人はアジア系の男性らしいです。

警察の発表では容疑者のフー・カン・トラン(72才)は事件の翌日、逃走中に警察車両に囲まれ、白いワゴン車の中で拳銃自殺を図ったものと見られています。

容疑者はかつてダンススタジオの常連だったことがあり、そこで元妻に再会したこともあったと、彼を知る3人がCNNに語tたそうです。

ですが、容疑者が最近になって事件現場となったダンスホールをどのくらいの頻度で訪れていたかは不明だそうです。

結局、72才の犯人は翌日、車の中で自殺しました。

絶えない銃乱射事件

米国は長い間、銃撃事件に苦しんできました。 米国ではこの規模の事件は、残念ながら普通のことと言っていいでしょう。

ガン・バイオレンス・アーカイブは、米国で起こった4人以上の犠牲者が出た銃撃事件を、今年に入ってからすでに、33件も記録しています。

銃は米国では残念ながら容易に入手できます。

ロス近郊銃乱射事件
引用元: augusburger-allgemeine.de

モントレー パークでの銃乱射事件は、昨年7月にシカゴ郊外で行われた独立記念日のパレード中の事件や、11月のコロラド州スプリングスのゲイ、レズビアン、トランス コミュニティに人気のナイトクラブでの事件を思い起こさせます。

シカゴ郊外の事件では7人が、スプリングスの事件では5人が射殺されました。

昨年5月に、18 歳の少年がテキサスの小学校で乱射し、19 人の子供と 2 人の教師が死亡した事件をうけて、バイデン大統領は銃規制の強化に関する法律に署名し、可決されましたが、バイデン政権が目指した殺傷力の高い銃の販売禁止などの抜本的な措置は含まれず、効果への限界は指摘されていました。

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おわりに

今回は、離婚したあとだんだん孤立化し、孤独感に苛まれた老人が、幸せそうにしている元妻を憎んでの、私情のもつれからの犯行だったようです。

そのような私情のもつれで、自暴自棄になった人間が、銃を支持しているだけで、簡単に10人もの罪のない人たちを道連れにすることができるのは、やっぱり恐ろしいことです。

銃を規制することによって、かなり多くの不幸な事件を防ぐことができるのに、と思ってしまいます。

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