こんにちは。
今最も注目されている若手ピアニストの1人、亀井聖矢さん。
亀井聖矢さんは、様々な国際コンクールに優勝していて、2023年に出光音楽賞を受賞された実力者。
木村拓哉さんと工藤静香さんの長女、フルート奏者でモデルのCocomiさんと昨年、同じ大学の卒業式でのツーショットをSNSに公開して、話題になりました。
二人は、Mステなどでも共演していますが、この二人のコラボが、どれだけの相乗効果を生み出しているかを、解説していきます。
亀井聖矢さんについて
引用元: twitter.com / Mステ撮影現場で
プロフィール
生年月日
2001年12月20日
出身地
愛知県
学歴
愛知県立明和高校音楽科
桐朋学園大学「飛び入学特待生」
桐朋学園大学「ソリスト・ディプロマ・コース」
2023年フランス留学計画中
ジャンル
クラシック
職業
ピアニスト
事務所
イープラスエージェント契約
主なコンクール歴
2019年
第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級
2019年
第88回日本音楽コンクール第1位
2022年
ロン=ティボー国際コンクールピアノ部門第1位
受賞歴
2023年
出光音楽賞受賞
文化庁長官表彰(国際芸術部門)
岐阜県芸術文化奨励賞
愛知県芸術文化選奨文化新人賞
Cocomiさんについて
引用元: twitter.com / 愛犬とツーショット
Cocomiさんについてはこちらをどうぞ⇓
卒業式での仲良しショット
亀井聖矢さんは、桐朋学園大学に、桐朋学園大学の歴史上初の、飛び級で「特待生」として入学しているので、音楽学部の卒業も正規で入学した学生より一歳年下です。
また、Cocomiさんは、Cocomiさんで、桐朋学園大学音楽学部の正規の学部で学んでいたわけではなく、附属コースである『カレッジ・ディプロマ・コース』に通っていました。
『カレッジ・ディプロマ・コース』は最短3年で終了できることから、Cocomiさんも、飛び級した亀井聖矢さんと同時期の2023年にそのコースを修了したのでした。
詳しいことは上の記事をどうぞ⇑
というわけで、二人とも、正規で入学した学部の学生よりも、一年早い、21歳での卒業式だったわけです。
意外な共通点があったのですね!
そして偶然にも、亀井聖矢さんとCocomiさんは、同じ21歳で、『ソリスト・ディプロマ・コース』に進まれました。
亀井聖矢さんの方は、2023年10月からドイツのカールスルーエ音楽大学に留学しています。
Mステで共演
引用元: instagram.com / 亀井さんの『Mステ』楽屋前で亀井聖矢さんとCocomiさんがツーショット!服装が似てる!
亀井聖矢さんとCocomiさんのお二人は、2022年の12月23日にテレビ朝日系『MUSIC STATION ウルトラSUPER LIVE2022』で初共演されています。
まず、「題名のない音楽会×ディズニーコラボ」では、前田公輝さんと内田真礼さんの歌う「ホール・ニュー・ワールド」に、亀井聖矢さんのピアノとCocomiさんのフルートがコラボしています。
ホール・ニュー・ワールド #Mステ #ウルトラSUPERLIVE
#前田公輝 さん #内田真礼 さん #亀井聖矢 さん #Cocomi さん、素敵なパフォーマンスありがとうございました✨#MステウルトラSUPERLIVE2022 pic.twitter.com/5EI7beU5Rw— 木村心美 (@Cocomi70553750) December 23, 2022
「題名のない音楽会×ディズニーコラボ」の次は、Cocomiさんの母親、工藤静香さんが中島みゆきの名曲「糸」を長女のCocomiさんや、亀井聖矢さんほか、「題名のない音楽会」でおなじみの若手トップ奏者たちと一緒に「一夜限りのスペシャルコラボ」で熱唱しました。
https://twitter.com/carey69761371/status/1606273877109182465?s=61&t=GaHuwvryKDwz7nan6aBTWg
二人のコラボがもたらす効果とは?
引用元: twitter.com
専門的な観点から言えば、2023年の出光賞受賞者である亀井聖矢さんと、Cocomiさんの演奏家としてのレベルには、もちろんかなりの差があります。
でも、Cocomiさんは、せめて、桐朋学園大学の『ソリスト・ディプロマ・コース』のレベルに達しています。
亀井聖矢さんのファンが、唖然となるのは上のコラボ動画で、歌の共演者の方々が、音を外しまくることだと思います。
とか
と悲しい気持ちになる人もいるとは思います。
ですが、このようなテレビ界での大物芸能人とのコラボがもたらす宣伝効果は絶大で、クラッシック畑の音楽家にとっては、決して軽視できません。
事務所が売り込みやすい
日本におけるクラッシックファンの減少は深刻です。
その深刻なクラッシック離れに、歯止めをかけようとしてくれているのが、「Cateen かてぃん」こと角野隼人(ピアニスト)さんや
角野隼人さんについてはこちらをどうぞ⇓
反田恭平さん(ピアニスト)などの、若い世代の音楽家の活動の多様化です。
反田恭平さんについてはこちらをどうぞ⇓
その新しい形の活動は、音楽家の積極的なYouTube配信や、
タクティカートオーケストラ、
オーケストラAFIA、
ジャパン・ナショナル・オーケストラ
などの若手の演奏家のための独自のオーケストラの設立や、
新しい音楽学校の設立計画などに代表されます。
クラッシックの音楽家は、もちろん自分の理想の音楽を奏でるために、昼夜、切磋琢磨します。
ですが、お客さんにメッセージを届けることができなければ、どんなに美しい音を奏でることができたとしても、意味があまりまくなってしまいます。
亀井聖矢さんの所属事務所も、その辺のことを考えて、Mステなどへのクラッシック音楽家の出演には積極的なわけです。
グローバル化
また、世界は着実にグローバル化しています。
もちろん、音楽の分野にもその影響は顕著に見られます。
ポップスとクラッシックの融合も、作曲の世界では主流になりかけていると言っても良いでしょう。
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欧米のビジネス成功の鍵はクラッシック音楽
反面、工藤静香さんやCocomiさんのような、日本では超有名なセレブと言われている芸能人にとっても、クラッシック音楽家とのコラボは、わりとありがたい話なのです。
というのも、日本でも、一部の「上流階級!?」ではそうですが、ヨーロッパでは、クラッシック音楽の知識は、文学や歴史の知識以上に「当たり前の教養」です。
ですから、どんなビジネスを展開するにしても、付け焼き刃のクラッシック音楽の知識では、クライアントとうまくコミュニケーションを取ったり、信頼を深め合ったりすることが難しくなります。
というわけで、工藤静香さんやCocomiさん一家は、日本では有名だし、お金持ちですが、「海外セレブ」との交流を視野に入れるとしたら、亀井聖矢さんのような、超一流の音楽家と共演し、交流を深めることで得る付加価値はかなり大きいでしょう。
まとめ
音楽家としては、世界のトップに立つ亀井聖矢さんと、日本の国内では超有名人のCocomiさんのコラボは、とにかくこれからも、多くの人々の注目を集めることでしょう。
コラボの相乗効果が絶大だからです。
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