こんにちは。
乃木坂46の池田瑛紗さんが、3月26日に自身の公式ブログで、今年4月から東京藝術大学へ進学することを発表しました。
池田瑛紗さんの才能は、「小峠英二のなんて美だ!」の番組で、十分に視聴者に伝わっていました。
どんなにすごいか、ここでお伝えします。
池田瑛紗さんについて
プロフィール
本名 池田瑛紗(イケダテレサ)
生年月日 2002年5月12日
出身地 東京都
身長 159cm
合格期 5期生
所属事務所 乃木坂46合同会社
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ピカソを言い当てる
池田瑛紗さんは、2022年10月25日から、樋口日奈さんに代わり、毎週火曜日深夜24にTOKYO MXで放送中の「小峠英二のなんて美だ!」にレギュラー出演しています。
その番組で、アフリカ現代アートがテーマの回で、池田瑛紗さんはアフリカ現代アートを
「パキッとした原色を使うイメージ」
と即答で表現しています。
また、アフリカの伝統的な作品は、万国博覧会では、植民地を知るための資料であり、一種の「見せ物」としての役割を帯びていたそうです。
お笑い芸人の早出明弘が、
「当時のヨーロッパではアートとして扱われなかったそうなのですが、ある人物の影響によって、アフリカンアートが、アートとして、ヨーロッパに知られるようになリマした。その人は誰でしょうか?」
と質問しましたが、池田瑛紗さんが、
「今の伝統的な仮面とかを見て、ちょっと似てるな、と思ったのが、ピカソ」
と即答しています。
それには早出明弘さんも、びっくりして
「まさか池田さんが一発で正解するとは。」
とコメントするほど。
文化や芸術を剥奪されてきた過去を乗り越えてきたからこそ、アフリカンアートには力強い存在感があるのだそうで、
アフリカから世界へネットワークを築いていく時に、ヨーロッパやアメリカ中心の構図を疑問視する声も最近は出ているのだとか。
西洋美術史を今後アフリカの視点から見つめ直すのが大事なのだそうですが、池田瑛紗さんは、また、
「国境の壁はとっくにないんだな、と思いました」
とコメントしています。
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東京藝大合格作品を言い当てる
また、「小峠英二のなんて美だ!」の違う回で、美大特集が放送された時がありましたが、昨年の東京芸大油画科の受験問題は、次のようでした。
「私」「社会」「自然」の中から言葉を一つ選び、「謎」と組み合わせ、そこから自由に発想して作品を制作しなさい。
「いったい何を描いたらいいの?」ってわけがわからないと思いますが、この難解な問題に対し「提出された解答」は次の作品でした。
東京藝術大学のデザイン科に3浪して入って、卒業されている中谷日出さんは、
「この右の絵は合格作品だけど、左の絵は不合格作品」
といい、小峠さんもそれにすぐに賛同します。
次に聞かれたのが、池田瑛紗さんでしたが、池田さんは
「右の絵の方が私は好きです。コントラストのある絵が好きなので。家に飾るとしたら、左の絵です」
と答えます。
早出明弘さんがすかさず、
「問題はですね、『合格?不合格?』です」
池田瑛紗「私ごときがそんな試験官気取るなんてできないですよ」
早出明弘「なるほど、どちらも素晴らしいということですか」
池田瑛紗「はい、素晴らしい。合格だと思います」
で、正解はどうだったかというと、両方とも合格でした。
こちらの絵は「自然」と「謎」というワードの組み合わせで、
こちらの絵は、「社会」と「謎」というワードの組み合わせで、真ん中の白い幾つかの丸が五輪で、右上にはトラクターのような戦車のようなものが描かれています。
とにかく、両方の絵が合格作品だと答えて、正解したのは、池田瑛紗さんだけだったのです。
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小峠さんとクロッキー合戦
また、その番組内で、小峠英二さんと池田瑛紗さんの、クロッキー対戦がありました。
クロッキーとは、5分とか10分という短い時間で、物の形を線で簡潔に表現する美術教育の基本なのだそうです。つまり、速写で、早く瞬間的に物のイメージを捉えて描く訓練なのだそうです。
クロッキーに対して、デッサンは、物の形や陰影を、背景を描いたりとか、立体感を出したりとかして時間をかけて表現することを言うのだそうです。
つまり、陸上に例えると、短距離と長距離の違いらしいです。
番組では、中谷日出さんがモデルになり、二人とも3分で書き上げなければなりません。
書き上がった二人の作品がこちらです。
左が池田瑛紗さんの、右が小峠英二さんのクロッキーです。
この違いわかりますか?
小学生と、プロの違いって感じです。
小峠英二さんのクロッキーを拡大すると
ゲストは、創立53年、現役合格者数11年連続ナンバーワンの美大予備校『新宿美術学院』の講師長、阿部高治さんでした。
この人は優しい方で、小峠さんの小学生みたいな絵を
(小峠のクロッキーは)線に迷いがなく、素直な感じがいい。かっこよく描こうと思ってない
と、評価してくれました。
でも、池田瑛紗さんのクロッキーには、皆さん驚きでした。
ちなみに『新宿美術学院』の講師長、阿部高治さんは、4浪して東京藝術大学の油絵科に入った人ですが、このクロッキーは3分しか時間がなかったのに、完成度が高く、高評価でした。
「これだけの才能があれば、今回は藝大に受かるかも」と皆さんが思ったでしょう。
このデッサンからも、高いデッサン力がうかがわれます。
まとめ
池田瑛紗さんは、これからも、東京藝大と芸能活動を両立していきたいとのこと、若いパワーで、ぜひ頑張ってほしいと思います。