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グランプリファイナル初3冠!日本人スケーターがなぜ心から喜べないのか?

こんにちは、karasuです。

今回は2022年12月8日から11日までイタリアトリノで開催された、フィギュアスケートグランプリファイナルで日本勢が3冠という史上初の快挙を成し遂げました。

そんな、すごい快挙を日本人の優勝者たちがなぜ心から喜べないかを紐解いていこうと思います。

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グランプリファイナルとは?

グランプリファイナルは、フィギュアスケート界では、オリンピック、世界選手権に並ぶビックタイトルです。

特に、グランプリファイナルでは、6つのグランプリシリーズの任意の2つの試合の上位に食い込み十分な点数を獲得していなければ、ファイナルへの出場権は得られません。

ファイナルは、グランプリシリーズの総合点の上位6位の選手までが出場することができます。

グランプリファイナルでは、過去に、羽生結弦さん、ネイサン・チェン選手、紀平梨花さんなど豪華なトップスケーター達が優勝を果たしています。

日本勢のグランプリファイナルにおける初3冠の快挙

2022年12月初旬にトリノで行われた名誉あるグランプリファイナルにおいて、日本勢は史上初の快挙を成し遂げました。

まず、12月10日にりくりゅうペアの初優勝が決まりました。

続き、同日男子シングルスでは宇野昌磨も初優勝、そして翌日の女子シングルスでは三原舞依が逆転初優勝を遂げたのです。

つまり日本勢はグランプリファイナルで初めて3冠を取りました。

りくりゅうペアと宇野昌磨さんと三原舞依さんはそれぞれが初優勝です。

りくりゅうペア

りくりゅうペア、グランプリファイナル優勝
引用元: https://newsdig.tbs.co.jp

りくりゅうペアは2019年8月から3年以上も日本のトップに君臨しているペアで、年々着実に実力をつけて今回のタイトルを掴み取ったと言っていいでしょう。

宇野昌磨

宇野昌磨、グランプリファイナル制覇
引用元: https://www.yomiuri.co.jp

宇野昌磨さんは、ジュニア時代から大活躍されていて、羽生結弦さんの弟分のような立ち位置だったのですが、オリンピックで銀メダルを獲得し、しばらくしてスイスのランビエールコーチの元に修行に行ってから、演技やジャンプに安定性が増してきました。

過去のグランプリファイナルでは銀メダルと銅メダルをそれぞれ2回ずつ獲得していますが、今回は念願の優勝を果たすことができました。

三原舞依

三原舞依 グランプリファイナル 初優勝
引用元: mainichi.jp

三原舞依さんは日本女子シングルの頂点に君臨するオリンピック同メダリスト、坂本花織さんの親友で、同じコーチのもとで一緒に切磋琢磨してきた仲です。

過去に難病を患ったものの、病気を克服して諦めずにがんばり続けてきた選手で、他の選手にはない訴えかける演技力と華麗さ、繊細さが彼女の持ち味です。

今回の優勝はまさにシンデレラストーリーと言っていいのではないでしょうか。

なぜ心から喜べないの?

みなさんもご存知の通り、ロシアは、ウクライナ侵攻やドーピング疑惑から世界のスポーツ界から締め出しを喰らっています。2022年3月に国際スケート連盟(ISU)もロシア勢に無期限出場禁止を勧告しました。

確かにロシア勢出場可能であったならば、日本勢がここまでの快挙を達成することは難しかったでしょう。そういう意味では、優勝できた選手たちにとってはある意味「棚からぼたもち」または「鬼の居ぬ間に」的な要素は無きにしああらずだったかもしれません。

ただ、スケートファンでなければ知り得ない事実かもしれませんが、世界のトップフィギュアスケーター達は、横のつながりが強く、選手同士はとても仲良しなのです。

もちろん大会中は自己にのみ集中しライバルと火花を散らし合いますが、フィギュアスケーターは大会以外に、アイスショーなどで共に和やかに楽しく滑ったりおしゃべりしたりする機会が多いのです。

それは、もちろん国境を超えた友情につながりました。

樋口新葉とエフゲニア・メドベージェワ

樋口新葉と仲良しのメドべージェワ
引用元: instagram.com

例えば、女子シングル北京オリンピック5位の樋口新葉さんとロシアフィギュアスケート界のかつての女王、エフゲニア・メドベージェワ選手は、もう何年も前から大の仲良しです。ロシアによるウクライナ侵攻が勃発した時、エフゲニア・メドベージェワさんは、インスタグラムで、反戦の意味を含む黒い画面で

「悪い夢のように、一刻も早く全てが終わることを願っています」

というメッセージを投稿していました。

樋口新葉と仲良しのメドべージェワ、ツーショット
引用元: instagram

ロシアで有名人がこのようなコメントを出すことは、身の危険にもつながるため、当時は世界中から、メドベージェワさんを心配する声が上がっていました。案の定、それ以来そのような投稿は途切れました。

羽生結弦とエフゲニー・プルシェンコ


引用元: mochi.news

また、ロシアフィギュアスケート界の「皇帝」エフゲニー・プルシェンコさんは、羽生結弦さんにとって尊敬してやまないスケーターで、エフゲニー・プルシェンコさんも羽生結弦さんの素晴らしさを讃えていて、二人は、少なくとも、ウクライナ進行前は深い絆で結ばれていたはずでした。

グランプリファイナル初3冠!日本人スケーターがなぜ心から喜べないのか?
引用元: instagram

ところが、ウクライナ侵攻が勃発して以来、プルシェンコさんは、プーチンのウクライナ侵攻を擁護する発言を繰り返しています。

「もし、自分のところに召集令状が来たら、逃げも隠れもしない」

と、戦地に赴く覚悟を持っていることも明かしていて、羽生結弦さんとしては、非常に理解し難い政治的姿勢を見せています。

日本人スケーターの複雑な心境

選手たちはお互いを尊重しあい、励まし合いながら、共に高め合っているのです。ですから、ロシア勢が出場禁止と聞いて、日本の選手達は、出場できないロシアの選手の無念な気持ちを察し、複雑な心境なのです。

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おわりに

karasuの友人のロシア人の若い女の子も、実はエフゲニア・メドベージェワさんのように、戦争勃発の直後に、SNSでロシア語で戦争反対の意見を書き込んでいましたが、母親に

「ドイツに住んでいるからと言って、安全なわけではない。そこら中にスパイがいるから」

と言われ、それ以来、怖くなって口をつぐんでいると言ってました。

ロシアのウクライナ侵攻は、大切な人の命が奪われるだけでなく、スポーツ、芸術など全ての分野に歪みを生じさせています。早く戦争が終わり人々に平和な暮らしが戻ってくることを祈るのみです。

 

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